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お布施ブログ

神社昌弘のお布施ブログです。

実体験から得た「生きる知恵」を、皆様の日常に役立てていただきたいという願いを込めて書いています。


最新のコラムは、こちらにも書いています。
2025/06/28

「引き寄せがすべて」

「願えば叶う」

そんな言葉があふれているこの時代。


僕も、それを完全に否定するつもりはありません。




でも――


それだけじゃ、人生は回らない。


引き寄せには「前提」があります。


それは、“本気で動いてる人のもとにやってくる”ということ。


僕はこれまで、

クローン病(指定難病)で、

8回の手術、

4年の絶食、

そして、

3万件以上のカウンセリングをしてきました。


祈ったこともあります。

願ったこともあります。


でも、それだけじゃ、救われなかったんです。


だから僕は思うんです。


✨「運」や「引き寄せ」はある。


でもそれは、“覚悟して動いてる人”に味方するものだって。




神社で願いごとをするとき、


「どうか◯◯になりますように」


とお願いするのは自然なこと。


でも、その後に何もしなければ、神様も動きようがない。


きっと神様はこう言っているんじゃないかと思うんです。


「ちゃんと動くなら、背中押すよ。
でも、何もしないまま、ただラクに叶えたいっていうのなら――
それは“甘え”だよね。」

もちろん、誰もがいつも全力でいられるわけじゃない。


時には、運に頼ってもいい。

誰かにすがってもいい。


でも、


自分の人生を“自分で迎えに行く”気持ちだけは、手放さないでほしい。


僕はこれからも、地味で不器用でも、ひとつずつ“動いていくこと”を選びます。


そして、


その動きがエネルギーになって、“引き寄せ”が自然に起こるような、そんな人生を愛したい。


願う力も、動く力も。

両方あって、はじめて人生は動き出す。


あなたにも、あなたのペースで、“動ける希望”が宿りますように🍃




2025/06/27

朝起きただけで、なんだか疲れてる。

誰とも会ってないのに、どっと疲れている。

もしかしたら、それ「心の力み」が原因かもしれません。




こんばんは、神社昌弘です。


「今日は何もしてないのに、疲れ果ててる…」


そんな日、ありませんか?


僕は、あります。


かつて、クローン病の絶食療養中、病院のベッドで動けなかった日でも――


なぜか、心だけがクタクタに疲れていた。


実はそれ、「心の過緊張」が原因のことが多いんです。


たとえば、こんな人は要注意かもしれません。


・人にどう思われているか、常に気になる

・SNSを開くだけで、なんだか疲れる

・無意識に、身体に力が入っている

・寝る前まで頭の中が忙しい

・ぼーっとしてるのに、リラックスできない


これらはすべて、心が「戦闘モード」に入っているサインです。


言うならば、「心がつねに爪先立ち」してる状態。


そんな日々を続けていれば、そりゃあ疲れます。


たとえ何もしていなくても、エネルギーはどんどん消耗していきます。


僕はこれを「心の過緊張」と呼んでいます。



この“見えない緊張”は、


誰かに気を遣いすぎていたり、

先のことを考えすぎていたり、

「ちゃんとしなきゃ」と思いすぎていたり、

過去の失敗を引きずっていたり――


そんな「意識のクセ」から生まれます。


では、どうすれば「心の過緊張」はほぐれるのか。


実は、特別なことをしなくても大丈夫なんです。


大切なのは、“緊張していた”ことに、気づいてあげること。


たとえば――


・深呼吸を3回だけ、意識してする

・肩をグルグルまわして、力みを抜く

・「私は、いま大丈夫」と声に出してみる

・静かな音楽を流して、目を閉じる

・手を当てて、「おつかれさま」と言ってあげる


そんな小さなことで、心の筋肉はふっとゆるみます。


「何もしてないのに疲れる」――


それは、怠けているわけでも、弱っているわけでもない。


ちゃんとがんばってきた証拠なんです。


今夜は、自分にやさしく。

ちょっと力を抜いて、深呼吸していきましょう。


あなたの心が、少しでも軽くなりますように。




2025/06/26

スピリチュアルが「怪しい」と思われてしまうこの時代に、

僕はなぜ、安心の言葉を発信し続けるのか?


心をそっとほどく“本当の理由”を、お話しします。




僕は、これまで、

「スピリチュアルって、怪しいものだと思ってました」

そんな声を聞くたびに、胸がチクリと痛んできました。


そして、

「“浄化しないと不幸になる”って言われたけど…」

「結局、また不安が増えただけだった」

そんな経験を聞くたびに、すごく悲しくなってきました。


みんな、癒されたい、安心したい──


そんな気持ちでスピリチュアルに触れたのに──


むしろ“怖くなってしまった”という人が、

僕のもとを訪れてくださることが、よくあります。




本来、スピリチュアルとは

「あなたはそのままで大丈夫」

と伝えるもの。


僕にとって、それは祈りであり、

安心であり、人生そのものです。


けれど現実は──

不安を煽る言葉の方が、広まりやすい。


誠実に伝えた言葉ほど、

届かず、埋もれてしまうこともある。


でも、僕は決めています。


安心を届ける側に立ち続けることを。


なぜなら、かつての僕自身を救ってくれたのは、

派手な言葉じゃなく、

「静かな安心」

だったから。


だから、まずはあなたに伝えたい。


・他人の不安に巻き込まれなくていい

・今の自分を責めなくていい

・「よく頑張ってきたね」と、自分に言ってあげてほしい


もし今、スピリチュアルに疲れてしまっているなら──

いったん離れても、大丈夫です。


不安じゃなくて、安心の場所が、ここにある。


それだけでも、どうか覚えておいてください。


あなたの心に、僕の言葉がそっと寄り添いますように。




2025/06/23

がんばってきたあなたへ。

「なんとかしなきゃ」と一人で抱えていませんか?


今日は、かつての僕の実体験を通して、“立ち止まる勇気”についてお話しします。




かつての僕は、

問題が目の前に現れたとき、

なんとかして独りで乗り越えようと、必死でした。


本を読んで、

新たなチャレンジをして、

自分と同じようにがんばっている人の伝記を読んで、

「これは必要なことなんだ」

と、自分に言い聞かせて…。


そうやって、たくさんのことを乗り越えてきました。


そして、確かに力もついたと思います。


でも今、ふり返って思うのです。


「もっと楽に、もっと楽しい方法でやれたかもしれない」と。




無理やり気合を入れてがんばるのは、

風邪をひいているのに走り続けるようなもの。


本当は、まず休むべきだったんです。


もちろん、すぐに対処しなきゃいけない場面もある。


「休んでる場合じゃない!」という時もある。


でも――


「なんとかしなきゃ」と思ってる時ほど、

実は、独りじゃなんとかできないことが多い。


だからこそ、いったん立ち止まる。

一呼吸おいて、整える。


そしてこう言ってあげてください。


「ここまで、よくがんばってきたね」って。


自分を認める。

少しだけ、休む。


「なんとかなる」と信じる。

まわりを信頼して、“一緒に”がんばる。


これが、今の僕がたどりついた

“しんどさを超えるための、新しい選択”です。




がんばることは、すばらしいことです。

でも、がんばりすぎないことも、また智慧です。


今、疲れている誰かの心に、

この言葉がそっと届きますように。


2025/06/19

「当たってる!すごい!」

そう思ったのに、心が軽くならない。

それは、“占いの本当の役割”を見失っているサインかもしれません。



「当たっていたのに、なぜか虚しかった」

「未来を言い当ててもらった」

「過去の出来事までズバリ当てられた」


──それ自体は確かに凄いことです。


心のどこかがスーッとしたり、驚きで鳥肌が立ったりする。

“占いの醍醐味”だと感じる方も多いでしょう。


でも、よく見てください。


その後、あなたの心はどうなっていましたか?


「だから、私はどうしたらいいの?」

「希望はあるの?」

「この先、自分は幸せになれるの?」


──そんな“肝心な問い”には、答えてもらえなかった。


気づけば、当たったことに満足しただけで、

一歩も前に進めていない。


それは、占いの“本質”を見失ってしまっている状態なのです。



占いの本当の役割とは?

僕はこれまで、スピリチュアルと心理学、人生経験を通して、

のべ3万人以上の方々の悩みや不安に寄り添ってきました。


そのなかで、はっきりとわかったことがあります。


それは──


占いの真の目的は、未来を当てることではない。

占いとは、一種の統計学だから、ある程度当たるの当然!

だから、それよりも大事なことは、“心が、前に進めるように整うこと”こそ本質!


ということです。


未来の一場面をピンポイントで当てることは、

たしかにプロとして重要な要素のひとつかもしれません。


でも、それ以上に大切なのは、

「当たっているかどうか」ではなく、

「心が、希望を持って未来に進める状態かどうか」です。



“自分で進める心”を取り戻すこと

良い占い師とは、

何かを断定して「こうしなさい」と決めつける人ではありません。


未来の可能性を一緒に眺めながら、

あなた自身の内側にある“願い”や“強さ”を見つけ出してくれる人です。


怖さに向き合いながらも、

少しずつでも前に進める勇気をくれる人。


「あなたには、ちゃんと未来があるよ」


──そう言ってもらえるだけで、人は歩き出せるものです。


そして、真に心が救われるときというのは、

「当たっていたから」ではなく、

「私は、もう大丈夫かもしれない」

と自分の中から安堵が湧いてきた瞬間なのです。



もし今、あなたが不安の中にいるなら

今、あなたが未来に迷い、

何かにすがりたくなって占いにたどり着いたのだとしたら、

僕はこう問いかけたい。


「その占いは、あなたを希望へと導いていますか?」


当たっていても、心が冷えてしまうなら、

それは本物ではないかもしれません。


当たっていなくても、

あなたの心が、ホッとゆるみ、

「やってみよう」と思えたのなら──

それは、きっと“本物の占い”です。



心は、やさしく整えられたときに前に進める

占いとは、

未来を決める道具ではありません。


あなたの心を整え、

その人らしい人生の道へと戻してくれる“羅針盤”


どんなに迷っても、

どれだけ泣いたとしても、

心が少しでもあたたかくなったとき、

人は必ず「もう一度、歩いてみよう」と思えます。


もし今、この記事が、

あなたの心をほんの少しでもあたためられたなら、

それが何よりの喜びです。



2025/06/13

「SNS見るたびに、自己嫌悪になる」

「本当の悩みって、誰にも話せない」

「誰かに聞いてほしいけど、重くなりたくない」


そんなふうに感じている方へ──


ちょっとだけ立ち止まってもらいたくて、

60秒のショート動画をつくり始めました。




🎥1分で心がほどける「一問一答」

2025年6月。

カウンセラー・神社昌弘と英語教師・柏崎圭祐が、

心の悩みに真剣に、でもやさしく向き合う“ショート動画シリーズ”を始めました。


内容はとてもシンプル!


本音の一問一答を、60秒以内にギュッと詰め込んでいます。


カウンセリング現場で実際によく聞くお悩みや、

誰にも言えない心の叫びに、ふたりが本音で向き合っています。



🧠なぜ「ショート動画」なのか?

「動画は長すぎて観られない」

「SNSをスクロールするうちに、心が削られていく」


そんな現代において、「短くて、でも深い」言葉が必要だと感じたからです。


一分間だけど、じんわり心に残る。

そんな“処方箋のようなひとこと”を目指しています。



📺現在、公開中の7本はこちら

元彼が運命だったと思って忘れられないあなたへ

https://youtube.com/shorts/eOsWjFQP07A?si=xDwW6Y_xjIySX8DJ


会社辞めたいけど、貯金もスキルも自信もない…そんな時は?

https://youtube.com/shorts/WCv2RmcpgmA?si=UnBQGgI5pvLlXkyf


UFOに乗った記憶があるのに、誰も信じてくれない

https://youtube.com/shorts/_mghVv7ug2A?si=CeeNUzVmmeBle7-y


【辛口注意】理想の相手に出会えない“本当の理由”

https://youtube.com/shorts/9IRSEGGqggk?si=NcVORQ8pSALSaTsE


【衝撃】人の目が気になる人へ|それ“自意識過剰”かも?

https://youtube.com/shorts/vNTVirDwPw4?si=7EBZo27f_98zh-WY


「死ぬのが怖い…」そんなあなたへ伝えたい話

https://youtube.com/shorts/s3MR3iQ_zTU?si=Vz5DLZ_ysKltYh6V


SNS見てると、自分がどんどん嫌になる

https://youtube.com/shorts/vCog-a3YztQ?si=GLPeD_nhxzuVgjut




🌙今後の展開|6月14日(土)から連続配信スタート

好評につき、6月14日(土)から12日間連続で「神社ショートナイト」をお届けします。


毎晩20時に、あなたの心に“灯”をともす言葉を配信します。


疲れているとき、ふと落ち込んだ夜に、

自分を責める前に、よかったら観てみてください。




🎥チャンネル登録はこちらから

神社式スピリット心理学

神社昌弘のやすらぎ処方箋チャンネル


👉 https://www.youtube.com/channel/UC6ong-ATFicr8n2zvmG0iRg



2025/06/13

どんなに時間が経っても、癒えない傷がある。

心も、体も、もう元気なはずなのに──。

毎年、この時期になると、あの夏がフラッシュバックする。



おはようございます、神社昌弘です。


今日は、ちょっと個人的な話を綴らせてください。


僕は指定難病の「クローン病」を20歳の時に発症し、

8度の手術と4年間の絶食を経験してきました。


そして毎年6月、更新手続きのために「大腸内視鏡検査」を受けます。


それが、今年で27回目になります。


慣れたはずなのに、慣れないんです。

正直、今でも、検査のたびに怖さがあります。


痛みというよりも、“記憶”が怖いんです。



あの冷たい検査台に寝かされた20歳の夏。


あのとき、初めて「クローン病」と診断されました。


あの部屋に足を踏み入れるだけで、心がざわつく。


どんなに心理学を学んでも、

どんなにスピリチュアルな癒しを実践していても、

“あの時の衝撃”は、完全には消えません。


でもね、だからこそ最近、思うんです。


「癒せないままでも、生きていける」って。
「そのままでも、ちゃんと頑張ってる」って。

もちろん、癒しは大事です。


でも、癒えていない自分を抱きしめることのほうが、ずっと大事な時もある。


心の傷が癒えても、体の傷は残ることがある。
体が回復しても、心が追いつかないこともある。

それが人間です。


だから僕は、

「もう癒えなくてもいい」と思えるくらいに、

今の自分を、認めてあげようと思っています。


今年も検査に行ってきます。


きっと何もないってわかってる。


でも、怖い。

だけど、行く。


そんな自分を、誇りに思っています。


同じように、何かを抱えているあなたへ。

無理に癒そうとしなくてもいい。


今ここで頑張っているあなたが、本当にすごい。



2025/06/11

おはようございます、神社昌弘です。

 

今日は「入梅」――

暦のうえでは、しっとりと潤う季節のはじまり。

 

そして、夜空には満月が浮かびます。

雨と光。


どちらも、心をやさしく包んでくれるエネルギーです。

 

そんな日に、メルマガをお届けしました。

 


今回のテーマは

「愚痴と本音のちがい」について。

 

✅ 愚痴=誰かのせいにする言葉

✅ 本音=自分の気持ちに向き合う時間


「なんで私ばっかり…」

「ほんまに、あの上司無理…」

 

そんな風に吐き出したくなるとき、ありますよね。

 

でも、その裏側にある、


「もう限界なんです」

「悔しかったんです」


という“本音”に気づけたとき――

人は、不思議と、涙が出るほど癒されていくんです。

 

僕のカウンセリングは、

「愚痴ではなく、本音を語る場所」

 

心の奥に押し込めていた「ほんとうの声」を

静かに聴いてもらえる時間を、そっと用意しています。

 

もしあなたが、

「こんなこと言ったら引かれるかも…」

と、遠慮してしまっていたなら。

 

一度だけでも、会いにきてください。

 

 

📩 メルマガでは、

毎週水曜の朝に、

こうした心のヒントや、イベント案内をお届けしています。

 

今回の号では、

・土曜の朝に心をゆるめるリアルイベント

・6月限定【運勢鑑定付き】カウンセリング

・おすすめYouTube「死ぬのが怖い…そんなあなたへ」

などもご案内しています。

 

▼メルマガ登録はこちら(無料・メールアドレスだけ)

https://kanja.info/webform_13.html

 

💬どこかで、誰かの心に、

「ちゃんと伝わりますように」と願いながら。

 

あなたの「本音」に、そっと寄り添えるように。

今日もここから、お待ちしています。




2025/06/10

✨真面目にやってるのに、評価されない。

✨派手な人ばかりが注目されて、なんだか虚しくなるとき。


それでも、折れずに生きてきた“あなた”へ、僕からのメッセージです。



おはようございます、神社昌弘です。


「なんで、あの人が評価されてるの?」

「どうして、自分ばかりが地味なままなんだろう」


そんなふうに思ってしまうとき、ありませんか?


誰かを妬んでるわけじゃない。


でも、ずっと真面目に、コツコツ努力してきた自分が、

見えないままになっている気がして、ふと苦しくなる。


■遅刻しない

■手を抜かない

■地味だけど、いつも全力でやってる

■でも、華やかな人にばかりスポットが当たる


そんな“影の努力”をしてきた人に、僕は何人も出会ってきました。


そして、僕自身もそうでした。


僕は、多分、誰よりも“下積み型”だと思います。


・毎日のようにブログを更新

・ブログもメルマガも20年

・自営でも寝坊や遅刻、一切なし

・忘れ物をしたことがない

・いつも15分前行動

・手土産を欠かさない

・恩を受けた人には、必ず手紙で報告

・部屋はいつもぴかぴかに

・誕生日には必ずメッセージ


書ききれないくらい、「ちゃんと」を積み重ねてきました。


でも正直、それが“目に見える評価”になることって、少ないんですよね。


今の時代、目立つことが正解みたいに見えることもあります。


SNSでは「映える発信」が勝ちで、真面目な人ほど疲れてしまう。



でも、僕はこう思っています。


“積み重ね”は、裏切らない。


評価されなくても、見えなくても、

あなたの人生をちゃんと支えてくれる。


華やかさに一歩遅れることがあっても、

真面目さは「深く届く力」を持っています。


人の信頼って、じわじわと育っていくもの。


あなたの真面目さは、必ず“誰かの安心”になっています。


もし、報われないな…と感じたら、

まずは、自分をねぎらってください。


「今日もちゃんとやった自分、えらいぞ」


って、誰より先に自分が言ってあげてください。


誰かの拍手がなくても、

あなたの“ちゃんと”は、世界を支えてる。


それを僕は、ちゃんと伝えたくて、こうして書いています。



2025/06/09

「優しいのに、損ばかりしてしまう」

「気を遣いすぎて、いつも自分が疲れる」


そんな方へ、“優しさ”と“強さ”の意外な関係について、心をこめて書きました。




「優しさ」と「強さ」は、

同じように見えて、まったく別のものだと、


僕は思うんです。


優しいから、強いとは限らない。
けれど――
本当に強い人は、たいてい優しい。


たとえば、かつての僕は――


✔ 周りの空気を読みすぎてしまう

✔ 期待に応えなきゃと、自分を犠牲にしてしまう

✔ 「大丈夫」と言いながら、本当は泣きたい


そんな“優しさ”で、いつも自分をすり減らしていました。

病気も重なり、心も体も限界ギリギリ。


でも、ある時ふと気づいたんです。


「僕、誰のために、ここまで我慢してるんだろう」って。


優しいのに、苦しんでいる人。

優しいのに、いつも後回しにされる人。

優しいのに、自分を見失っている人。


そういう人たちには、共通点があります。




それはーー


「自分を守る強さ」が足りていないこと。


僕が「本当に強い」と思うのは、こんな人です。


✔ 傷つけることを恐れず、本音を伝えられる

✔ 優しさと毅然さの“境界線”を引ける

✔ 嫌われることを恐れすぎない


つまり、

優しさを“選べる余裕”がある人。


優しさに、“軸”がある人。


だからこそ今、伝えたいんです。


🌿「優しくある前に、“自分に強く”あってほしい」と。


それは誰かに勝つための強さじゃない。

自分を壊さないための、内側からの強さです。


その強さが育つとき、

あなたの優しさは、もっと深く、もっと本物になる。


💬たとえば、僕のカウンセリングに来てくださったある女性。


いつも笑顔で、みんなの相談役。

でも、実は誰にも言えない苦しみを抱えていた。


その方が、ある日こう言ってくれたんです。


「神社さんに出会って、“強くなる優しさ”を知りました」


あの一言は、今でも僕の宝物です。


🌱

やさしいあなたが、

“自分の味方になる強さ”を持ったとき――


その優しさは、誰かの救いになります。


どうか、優しさを、自分にも。



2025/06/07

「なんでそこまでやるの?」

誰にも見られていないのに、ひとり静かに掃除をしていた――

あの時間が、僕にとって「心のメンテナンス」でした。



こんにちは、神社昌弘です。


「誰も見てないのに、なんでそこまでやるの?」


昔、そんなふうに言われたことがあります。


たしかに――

夜の職場にひとり残って、

雑巾で床を拭いたり、生徒の机や同僚のデスクを丁寧に磨いたり。


見せびらかすわけでも、評価されるわけでもない。


でも、あの時間だけは、

「自分の心」と静かに向き合える時間だったんです。


僕が20代のころ、イギリスの学校で教えていた時の話です。


授業が終わり、

生徒たちがいなくなった教室で、

ひとり黙々と掃除をしていました。


ホワイトボードを磨きながら、

生徒一人ひとりを思い出し、机を拭く。


ロッカーの落書きを消し、忘れ物をそっと整える。


なにも考えず、ただ動いているだけの時間。

でも、終わるころには、不思議と心がスッと軽くなっていた。


人の心って、

誰かに見られていない時こそ、

本当の意味で整うものなのかもしれません。


・雑念を一緒に拭き取るように

・モヤモヤを流すように

・「今日」という一日を、そっと締めくくるように


掃除は、ただの行動じゃなくて、

“心のメンテナンス”そのものだったんですね。




もちろん、今はあの頃のような掃除はしていません。

でも、あのとき得た「整える感覚」は、今の僕を支えています。


カウンセリングも、発信も、日常も――

すべての土台に、あの“静かな時間”が生きています。


だから、もし今、心がちょっとザワザワしているなら――

スマホを置いて、ちょっとだけ「拭く」ことをしてみてください。


それだけで、心の風景が変わることがあります。


誰にも見られていない行いって、

報われないように思えるかもしれません。


でも、ちゃんと「あなたの中」に積み重なって、

人生の静かな土台になっていきます。


褒められなくてもいい。

誰にも言わなくていい。

“自分のために”整えることが、何より大事なんです。


最後までお読みくださり、ありがとうございました🍃


もし、今少しだけ心が重たいな…という方がいたら、

「自分のためだけに整える時間」、どうぞ大切にしてみてくださいね。




2025/06/06

「真面目だね」「しっかりしてるね」

そんなふうに言われてきたけれど、

本当はずっと、心の中で疲れていた。



おはようございます、神社昌弘です。


今日は、がんばり屋さんのあなたに、

そっと伝えたい話を書きました。



「ちゃんとしてるね」って、ほめ言葉だけど…

心のどこかで、


「ちゃんとしなきゃ、嫌われる」

「迷惑をかけたら、ダメな人だと思われる」

「誰かが困ってたら、僕が動かなきゃいけない」


そんなふうに思っていたかもしれません。


僕は、人一倍気を配り、人の感情に敏感で、空気を読み、先回りして動いてきました。


それは立派な「才能」だけど、ときに自分を置き去りにする“クセ”にもなっていた気がします。



本当は、ちょっと休みたい。だけど…

・頼まれたら断れない

・誰かが困っていると、手を差し伸べてしまう

・何かあると「僕が悪いのかも」と思ってしまう


そんな自分に、もうひとりの自分がツッコミを入れる。


「もっと楽に生きたいのに、なんで僕は“いい人”をやめられないの?」


答えは、シンプルです。


“いい人でいないと、不安だから”。


ちゃんとしていれば、

誰にも責められないし、

誰も自分を見捨てないと思ってしまう。


でも、

もう十分やってきたんじゃないかな。




ちゃんとしてる人が、一番疲れてる理由

「ちゃんとしなきゃ」

「迷惑かけちゃダメ」

「人に気を使わないと」


この“ちゃんと病”、放っておくと心が擦り切れていきます。


なぜなら、「ちゃんとしてる自分」にしか価値を見出せなくなるから。


●疲れてるのに、がんばってしまう

●悲しいのに、「大丈夫」と言ってしまう

●本当はやりたくないのに、笑顔で引き受けてしまう


これは、僕自身の話でもあります。


・寝坊も遅刻も、一切なし

・忘れ物をした記憶がない

・どこへ行くにも、15分前には必ず到着

・初対面でも手土産を忘れず持参

・誕生日には必ずメッセージを送る

・恩を受けた人には、感謝の手紙を書いて近況報告

・部屋はいつもぴかぴか――


こんなふうに、書ききれないくらい「ちゃんとして」生きてきました。


でも、心のどこかが、ずっと張りつめていた気がする。


「ちゃんとしていれば、誰かに迷惑をかけない」

「ちゃんとしていれば、見捨てられない」

「ちゃんとしていれば、認めてもらえる」

そんなふうに、自分の存在価値を“努力”や“気配り”で証明し続けてきたのかもしれません。



これからは、“ちゃんとしない”練習を

「もう、ちゃんとしなくていいんだよ」

「ちょっとダメな自分も、好きでいていいんだよ」


最初は戸惑うかもしれません。


でも、小さな“ゆるめポイント”から始めてみてください。


・洗い物を後回しにする

・LINEの返信をすぐに返さない

・寝坊する日をつくる

・泣きたいときに、泣く


それだけで、自分が戻ってくる感覚があるはずです。



あなたは、もう十分「ちゃんと」してきた

だからこそ、これからの人生は――


「ちゃんと生きる」じゃなくて、「自分を生きる」時間にしませんか?


あなたが“ちゃんとしない自分”をも、愛せますように。



2025/06/04
「これって、やってもいいんでしょうか?」
「私の選択、間違ってませんか?」
「なんで自分はこれをしたいんだろう?」

カウンセリングで、こんな言葉をよく耳にします。


真面目で、きっちり、正解を求める人は、理由がわからないと動けない。

意味が見いだせないと不安で決断できない。


そんな「正解主義」に縛られて、身動きが取れなくなっている方が、本当に多いのです。


でもね――

人間の選択って、そんなに理屈通りじゃないんです。



なぜ「意味がないと不安」になるのか?

僕たちは子どもの頃から、

「どうしてそれを選んだの?」

「理由を説明してごらん」

そう聞かれ続けてきました。


学校では、直感よりも「論理的な説明」を求められます。


好き嫌いで答えたら「わがまま」だと言われるし、

気分で動くと「落ち着きがない」と指摘される。


だから、いつの間にか僕たちは、


「これは正しいのか?」

「誰かに認められるか?」

「理由を説明できるか?」


そんな基準で自分の気持ちすら評価するクセがついてしまったのです。




「直感はダメ」なんて、誰が決めた?

人生を振り返ると、「理由はないけど、なんか気になる」という直感の方が、むしろ道をひらいてくれた経験ってありませんか?


  • あの時、なぜか行ってみた場所が、人生を変える出会いを生んだ
  • なぜか気になった本が、今の自分を作るきっかけになった
  • 理屈じゃ説明できないけど、やってみたら心が満たされた


つまり、本当に自分に合った選択って、意味や理由のない“なんとなく”の中にこそあるのかもしれません。



意味や理由を手放すと、人生が軽くなる

ここで、心が軽くなる7つのヒントをシェアします。


1. 「気分」で動いていい

朝起きて、「今日は外を歩きたいな」と感じたら、それが正解。

「今日は静かに過ごしたいな」と思ったら、それが必要な時間。


2. 「好き」に理由はいらない

何かを好きになるのに、根拠なんていらない。

「なんか好き」で十分。それがあなたの感性です。


3. 「やりたい」は立派な動機

「何のためにやるの?」と聞かれても、「やりたいから」でいいんです。

それ以上の理由は、あとからついてきます。


4. 「意味がわからない」からこそ、面白い

意味がないことにこそ、人は癒され、笑い、創造性を取り戻します。

旅、音楽、アート――みんな、意味なんて超えてますよね。


5. 正解より「快」を選ぶ

「正しさ」よりも、「心地よさ」を基準にしてみてください。

迷ったら、自分の体と心に「どっちがラク?」と聞いてみましょう。


6. 「確認しない勇気」を持つ

誰かに「それでいいよ」と言われなくても、あなたが「いい」と思ったら、それで十分です。


7. 「間違ってもOK」と思える柔らかさ

人生は、間違えるから面白い。修正できるから成長できる。

だからこそ、気楽に選んで、試して、やり直していきましょう。




自分の「好き」「気分」「直感」を信じる力

人生に、いちいち意味や理由なんて、いらない。

本当はそんなふうに、もっと自由に生きてよかったんです。


「自分の気分で決めていい」

「直感で選んでいい」

「意味がなくても、楽しんでいい」


そう思えるだけで、心はふっと軽くなり、呼吸がしやすくなるはず。



最後に:あなたの感性は、誰にも否定できない

「なんでこれが好きなんだろう?」

「意味がないのに、やりたくなる」


そんなふうに迷った時は、こうつぶやいてみてください。


「理由なんて、いらない。私は、私を信じる。」

あなたの選択に、いつも正解がある必要はありません。

心の声に素直になること、それが何よりも“あなたらしさ”なんです。




2025/06/03

「苦労してこそ報われる」

それが、僕の人生哲学でした――かつては。

でも今は、堂々とこう言いたい。


「楽して、なにが悪い?」




こんにちは、神社昌弘です。


今日は、自分に向けて言いたい言葉があります。


「楽して、なにが悪い?」


昔の僕は、これが言えませんでした。


というか、「楽する=甘え」と思ってました。


・苦労こそが人生の肥やし

・がんばった分だけ、人間としての深みが出る

・だから、あえて難しい道を選ぶ

・人に頼るより、まずは自分で全部やる


そんな思考で20代〜30代を突っ走ってきました。


でも、ある時、ある経営者の方から言われたんです。


「そのスタイルだと、成長は止まるよ」
「限界を超えて、身体壊すよ」

内心、「いやいや、僕は大丈夫ですから」って思ってました。


だって、がんばることは美徳だと信じていたから。


でも気づいたんです。


人類の進化って、“楽になること”の積み重ねじゃないかって。


火を使えるようになったのも、車を発明したのも、AIだってそう。


みんな、


“少しでも快適に”

“少しでもラクに”


生きるための進化。


僕たち個人の人生だって同じじゃないか、と。


もちろん、楽することが全てじゃない。


でも、“楽しく”“楽に”生きることで、

自分もまわりもハッピーになれるなら、それでよくない?


最近では、


・誰かの知恵を借りる

・プロに任せる

・頼れるものには頼る


そんなふうに「自分を甘やかす勇気」を持つようにしています。


正しいことより、楽しいことを。

難しいことより、ラクな道を。


その方が、ちゃんと続くし、ちゃんと笑える。


頑張り屋のあなたへ。


今日だけでも、自分にこう言ってあげてください。


「楽して、いいんだよ」って。



人生は、がんばるためだけじゃなく、楽しむためにある。


今日も読んでくださって、ありがとうございます。


あなたが、もっとラクに、軽やかに生きられますように。


2025/06/02

運動、大嫌いです。できれば一生やりたくない。

でも今、週1でパーソナルトレーニングに通っています。

しかも、自宅のすぐ横にジムがあるのに…電車で40分かけて。




こんにちは、神社昌弘です。


僕は基本、文系でインドア派。


運動神経ゼロ。


体育の授業なんて、苦痛以外の何ものでもありませんでした。


それでも今、週1でトレーニングを続けています。


なぜか?


――理由は、腰痛と肩こりが限界だったから。


デスクワーク歴が長くなると、体がバキバキになります。


最初は鍼灸、整体、マッサージに頼っていたけど、気づいたんです。


これって、根本的には治らない。


痛みが出てから「なんとかする」のは、対処療法。


でも、どうせなら「出ないようにしたい」。


その想いで始めたのが、トレーニングでした。


最初は、自宅の近所のジムに通ったり、本を読んで自己流で頑張った。


でもね、1ヶ月ももちませんでした。


理由はシンプル。


運動、嫌いだから(笑)


嫌いなことを、独りで続けるって無理があるんですよね。


だから思いきって、少し遠いけど、理学療法士資格をもつトレーナーさんにお願いすることにしました。


ちゃんと評価してくれて、無理なく継続できるメニューを組んでくれる。


「やる気ゼロな日」も、プロの声かけで動ける。


そしてなにより――


続いてる。


それだけで、自分に拍手したくなります。


おかげさまで、あんなに悩んでいた腰痛は、いまやゼロ。


姿勢も良くなったと、人から言われることも増えました。


もし、あなたにも「続かない運動」「消えない痛み」があるなら、


思いきってプロに頼ってみてください。


嫌いなものこそ、プロの手を借りることで、人生が楽になるかもしれません。



「自分に合ったサポート」との出会いが、人生を変えることって、あります。


今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございます。


あなたの体が、もっと軽く、もっと楽になりますように。