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お布施ブログ

神社昌弘のお布施ブログです。

実体験から得た「生きる知恵」を、皆様の日常に役立てていただきたいという願いを込めて書いています。


最新のコラムは、こちらにも書いています。
2025/08/28

こんばんは、神社昌弘です。

夏も終わりに近づきましたが、まだまだ暑い日が続きますね。


夏は、テレビでは幽霊番組、街では肝試しやお化け屋敷が人気になります。

 

さらにお盆を過ぎた頃から、僕のところにも──

「不思議な体験をした」

「亡くなった方が夢に出てきた」

そんなご相談が増えました。

 

そこで今日は、少し「霊」についてお話したいと思います。

 

 

僕は「神社(かんじゃ)」という珍しい家系に生まれ、幼い頃から霊を見ることが当たり前の環境で育ちました。

 

でも、それは“特別な力”ではなく、むしろ負担の方が多かった。

 

正直に言えば──

霊が見えて得をしたことなんて一度もない。

 

20年前のスピリチュアルブームでは、霊能者が特別視されることもありました。

若かった僕も、正直チヤホヤされて調子に乗っていた時期もありました。


でも、今思えば未熟で、勘違いだったと思います。

 

 

霊とは「未練」や「後悔」「伝えたいこと」があるだけの存在。


だから、本来は怖がる必要なんてないんです。

 

なのに肝試しや心霊スポット巡りで「キャー!お化け!」なんて言われたら…

あなたが霊の立場なら、どう感じるでしょうか?

 

馬鹿にされたり、お化け呼ばわりされたら、怒って当然です。


僕はむしろ、そんな風に人を面白がる方が怖くて、悪質だとすら思います。

 

 

もし、

「霊に憑かれた?」

と感じた時は、心配はいりません。


多くの場合は「気のせい」です。

 

それよりも大切なのは、

  • 規則正しい生活
  • 栄養のある食事
  • 笑顔でポジティブに過ごすこと

つまり 元気でいることこそ最大の浄化法 なんです。

 

逆に「霊のせいだ」と思い込むことの方が問題。

波動が落ちれば落ちるほど、ネガティブなものを引き寄せやすくなりますから。

 

 

僕は相談を受ける時、勝手に「霊がついてますよ」なんて言いません。

必ず本人と霊、両方の同意を得てから関わります。

 

だから、もし「あなたの後ろに霊がいます」と怖がらせてくる人がいたら、要注意です。

 

本物の霊能者は──

✨ 人を怖がらせない

✨ 安心させる

✨ クライアントも霊も、両方が笑顔になれるように導く

これが基本です。

 

 

霊を“お化け”と捉えるのではなく、

「伝えたいことがある存在」

と理解してください。

 

大切なのは、こちらが 元気で笑顔で生きること。

それが霊に対する最大の供養であり、自分を守る力になります。

 

もし心配なことがあれば、YouTubeでも「浄霊」の方法を紹介していますので、そちらもぜひご覧ください。

 



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2025/08/15

2025年8月15日。

父が亡くなってから、ちょうど30年が経ちました。

そして今年は、僕が父と同じ47歳になった特別な年です。


17歳の夏。

家族で出かけた海で、目の前で父が亡くなりました。


前夜から、不思議な“予感”がありました。

——それでも変えられなかった運命。


長い間、後悔と罪悪感を抱え続けてきましたが、47歳になった今、ようやくその想いは「ありがとう」に変わっています。


あの頃の自分を許し、父への感謝が胸いっぱいに広がるまでに、30年かかりました。


このラジオでは、父の命日に思い返した出来事や、その時の心の揺れ、そして年月を経て気づいた「感謝の形」についてお話ししています。


大切な人を思い出す日が、少しでも温かい日に変わりますように——

そんな願いを込めて。


📻 放送はこちらからお聴きいただけます



2025/08/01

昨日、誕生日を迎えました。

父が亡くなった歳と同じ47歳。

カウンセラーとして独立して、ちょうど10年。


いろんな想いがめぐる、そんな節目の朝。


いつも通り玄関を開けたら、

そこにいたのは――


……カエルでした。




しかも、かなり大きい。

15センチはあったと思います。


ここは、都内のマンションの上層階。

なぜ?どうやって?


一瞬、現実なのか夢なのかわからないくらい、

不思議な光景でした。


でも、なぜか怖くなかった。


むしろ、その目と目が合った瞬間、

「何か言いたげだな」と感じたんです。


カエルは、古来より縁起物として知られています。


「無事にかえる」

「福がかえる」

「金運がかえる」

「縁がかえる」


さらに、

“生まれ変わり”“再生”“変化の象徴”

とも言われています。


誕生日の翌朝に、突然現れたこのカエル。


もしかしたら、ただの偶然じゃなくて、

人生の折り返し地点に立った僕への

何かのメッセージなのかもしれません。


「変わることを恐れるな」

「過去も未来も、まるごと引き受けて前へ進め」

「もう、守られているから大丈夫」


そんな声が、聞こえたような気がしました。


いま、あなたの目の前に現れたもの、

ふと心に引っかかった出来事にも、

実は深い意味があるのかもしれません。


「ただのカエル」と笑い飛ばすには、

あまりに静かで、あたたかい出会いでした。