こんばんは、神社昌弘です。
夏も終わりに近づきましたが、まだまだ暑い日が続きますね。
夏は、テレビでは幽霊番組、街では肝試しやお化け屋敷が人気になります。
さらにお盆を過ぎた頃から、僕のところにも──
「不思議な体験をした」
「亡くなった方が夢に出てきた」
そんなご相談が増えました。
そこで今日は、少し「霊」についてお話したいと思います。
僕は「神社(かんじゃ)」という珍しい家系に生まれ、幼い頃から霊を見ることが当たり前の環境で育ちました。
でも、それは“特別な力”ではなく、むしろ負担の方が多かった。
正直に言えば──
霊が見えて得をしたことなんて一度もない。
20年前のスピリチュアルブームでは、霊能者が特別視されることもありました。
若かった僕も、正直チヤホヤされて調子に乗っていた時期もありました。
でも、今思えば未熟で、勘違いだったと思います。
霊とは「未練」や「後悔」「伝えたいこと」があるだけの存在。
だから、本来は怖がる必要なんてないんです。
なのに肝試しや心霊スポット巡りで「キャー!お化け!」なんて言われたら…
あなたが霊の立場なら、どう感じるでしょうか?
馬鹿にされたり、お化け呼ばわりされたら、怒って当然です。
僕はむしろ、そんな風に人を面白がる方が怖くて、悪質だとすら思います。
もし、
「霊に憑かれた?」
と感じた時は、心配はいりません。
多くの場合は「気のせい」です。
それよりも大切なのは、
つまり 元気でいることこそ最大の浄化法 なんです。
逆に「霊のせいだ」と思い込むことの方が問題。
波動が落ちれば落ちるほど、ネガティブなものを引き寄せやすくなりますから。
僕は相談を受ける時、勝手に「霊がついてますよ」なんて言いません。
必ず本人と霊、両方の同意を得てから関わります。
だから、もし「あなたの後ろに霊がいます」と怖がらせてくる人がいたら、要注意です。
本物の霊能者は──
✨ 人を怖がらせない
✨ 安心させる
✨ クライアントも霊も、両方が笑顔になれるように導く
これが基本です。
霊を“お化け”と捉えるのではなく、
「伝えたいことがある存在」
と理解してください。
大切なのは、こちらが 元気で笑顔で生きること。
それが霊に対する最大の供養であり、自分を守る力になります。
もし心配なことがあれば、YouTubeでも「浄霊」の方法を紹介していますので、そちらもぜひご覧ください。
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2025年8月15日。
父が亡くなってから、ちょうど30年が経ちました。
そして今年は、僕が父と同じ47歳になった特別な年です。
17歳の夏。
家族で出かけた海で、目の前で父が亡くなりました。
前夜から、不思議な“予感”がありました。
——それでも変えられなかった運命。
長い間、後悔と罪悪感を抱え続けてきましたが、47歳になった今、ようやくその想いは「ありがとう」に変わっています。
あの頃の自分を許し、父への感謝が胸いっぱいに広がるまでに、30年かかりました。
このラジオでは、父の命日に思い返した出来事や、その時の心の揺れ、そして年月を経て気づいた「感謝の形」についてお話ししています。
大切な人を思い出す日が、少しでも温かい日に変わりますように——
そんな願いを込めて。
昨日、誕生日を迎えました。
父が亡くなった歳と同じ47歳。
カウンセラーとして独立して、ちょうど10年。
いろんな想いがめぐる、そんな節目の朝。
いつも通り玄関を開けたら、
そこにいたのは――
……カエルでした。
しかも、かなり大きい。
15センチはあったと思います。
ここは、都内のマンションの上層階。
なぜ?どうやって?
一瞬、現実なのか夢なのかわからないくらい、
不思議な光景でした。
でも、なぜか怖くなかった。
むしろ、その目と目が合った瞬間、
「何か言いたげだな」と感じたんです。
カエルは、古来より縁起物として知られています。
「無事にかえる」
「福がかえる」
「金運がかえる」
「縁がかえる」
さらに、
“生まれ変わり”“再生”“変化の象徴”
とも言われています。
誕生日の翌朝に、突然現れたこのカエル。
もしかしたら、ただの偶然じゃなくて、
人生の折り返し地点に立った僕への
何かのメッセージなのかもしれません。
「変わることを恐れるな」
「過去も未来も、まるごと引き受けて前へ進め」
「もう、守られているから大丈夫」
そんな声が、聞こえたような気がしました。
いま、あなたの目の前に現れたもの、
ふと心に引っかかった出来事にも、
実は深い意味があるのかもしれません。
「ただのカエル」と笑い飛ばすには、
あまりに静かで、あたたかい出会いでした。