僕が小学生だった頃、魚取りに行くのが好きで、学校から帰ってくると、すぐに愛犬リトルを連れて、魚取りに出かけた。
僕の親は、僕が「ひとり」でいても、なんにも言わなかったけれど、
「みんなと仲良くしなさい!」
学校の先生や世間からは、そう教わってきた気がする。
だから、クソ真面目だった僕は、本当はひとりでいたいのに、
「みんなと仲良くしなきゃいけない」
「誰かと一緒にいなきゃいけない」
「学校では友達を作らなきゃいけない」
そう思い込んで、みんなに笑顔で接して、気が合わない人にも声をかけ、嫌いな人も好きになる努力をして、どんな人にも親切をしてきた。
でも、本心は、
「なんで、嫌いな子と仲良くしなきゃいけないの?」
「なんで、意地悪な子にまで親切にしなきゃいけないの?」
って思っていた。
それでも、僕は、みんなから褒められたかったから「良い子」でいようと努力をした。
そうして、他人に「良い子」でいればいるほど、自分には「悪い子」になっていって、そんな自分が大嫌いになった。
大人になってわかることだが、「みんな仲良く」なんて、大間違い!
僕は、大嫌い!
結局、大人が勝手に決めた綺麗事で、そもそも、自分の愛を受け取らない人に優しくする必要はない!
「感謝しない人とは、絶対に付き合ってはいけない!」
僕は、そう教えて欲しかった。
何よりも大事なことは、自分で自身を大事にすること!
そして、それができたら、他人を大事にすることが大事!
やっぱり、自分を大事にできない人が、他人を大事にできるわけがない!
だから、もし、今、
「みんなと仲良くしなきゃいけない」
そう思い込んでいる人がいたら、それに惑わされてはいけないよ。
何よりもまず、自分自身を大事にしていこう!
あなたがあなた自身に親切できると、それと似た波動の相手が現れて、親切な人が次々に現れてくるからね。
大丈夫だよ!
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代表著書
「あなたにしか起こせない奇跡」
「クローン病が教えてくれたこと」
「スピリチュアルが教えてくれたこと」
「ひとりぽっちからの卒業」
これまで、僕はカウンセラーとして、30,000件の人間関係を見てきたが、イライラの原因の大半が、これだ!!!
「わかっている」と思うからイライラする。
「わかってもらっている」と思うから腹が立つ。
つまり、相手に、勝手に期待するから、勝手に裏切られた気持ちになっている。
だから、もし、イライラを一瞬で解決したいなら、
「期待を手放す!」
それだけ。
そもそも、どんなに親しい相手でも、相手のことをわかっているなんておこがましいし、わかってもらっているなんて、勝手な勘違い。
イライラしたり、腹が立つのは、自分のことを「わかってほしい」サインだと気づいて、まずは、自分が自分のことをわかろう! そして、ちゃんと「対話」して、お互いを知っていこう!
お互いをわかろうとする姿勢こそが「愛」だからね。
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「ひとりぽっちからの卒業」
かつて、祖母に会う度に、
「結婚は、まだか?」
と聞かれて、
「できないんじゃなくて、しないの!したくないの!」
と言い返した。
それでも、何度も何度も、しつこく聞いてくるので、
「このままじゃいけないの?」
とイラついて、祖母に反抗した。
祖母が亡くなるまで、その質問が止むことはなかった。
『結婚=幸せ』
そう信じ込んでいた祖母には、僕の気持ちなんてわかる訳がなく、いま思うと、
「なんであんなにムキになったんだろう?」
「もう少し適当に返事をして、優しくしてあげればよかった」
とも思う。
でも、当時の僕は、祖母に対して、
「なんで、僕の気持をわかってくれないの?」
「そのおせっかいが、僕を傷つけているんだよ!」
と思っていたから、やっぱり、優しくなれなかった。
大切な人に「わかってほしい」という期待は、次第に怒りへと変わってゆく。
そして、憎しみにさえ変わってしまう。
これは、本当に悲しいことで、非常に残念なことだ。
僕は、祖母に自分の気持ちを伝えたし、祖母の期待に応えようと、無理やり婚活パーティーにも出席して、「神社(かんじゃ:本名)」の姓を守ろうと努力もした。
でも、僕が原因で子どもができないことが判明して以来、「もう結婚はしない」と決めていた。
それでも、結婚のことを言われてきたから、もうウンザリだった。
祖母が、僕のことを想って、僕の幸せを考えてくれていたことは、十分によくわかっていた。
でも、結婚の話題を出される度に、ますます「嫌い」になった。
大好きな祖母を嫌いになることは、すごく辛いことだったが、自分を守るためには、「ちゃんと嫌いになる必要がある」と思った。
なぜなら、僕が、ちゃんと嫌いにならなければ、祖母に「いつかわかってくれる」と勝手な期待をして、そして裏切られて、結果、嫌な気持ちになってしまうから。
もし、今、家族に嫌なことを言われたり、嫌な態度を取られている人がいたら、家族を嫌いになっても良いいよ。
まずは、ちゃんと嫌いになって、自分を守ろう!
そして、適度な距離を置いて、いちいち真に受けず、適当に「ハイハイ」と言って、その場を流せばいい。
あれこれ言いたい人に「いちいち言うな!」と言っても、それは無駄な話だから、自分が離れるしかない。
そもそも、相手にわかってもらおうとか、相手を変えようと思っても無理な話で、自分を変えるしかない。
人はそれぞれ、自分なりの基準をもって、身勝手に相手に期待して生きている。
だから、好きでも嫌いでも、お互いを尊重し合うだけでいい。
愛というのは、そこにいることだけでも「愛」なのだから、たとえ、相手の期待に応えられなくても、あなたは、あなたのままでいい!
僕は、これまで46年間、いろんな体験を通して、わかったことがある。
それは、愛というのは「好きや嫌いの範疇(はんちゅう)をはるかに超えている」ということ。
愛とは、言葉にできなくて、深くて、大切で、とっても不思議なもの。
そして、愛は、いつでも、どこにでもある。
祖母が亡くなって、もうすぐ一年になるが、祖母は、大嫌いだったけれど、やっぱり、大好きだった。
ごめんなさい。
ありがとう。
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「ひとりぽっちからの卒業」
僕が20代の頃、四つ葉のクローバーを見つけられなくて、見つけられない自分が駄目な人間に思えて、それから探すことを諦めた。
本当は見つけたいのに、見つけられない自分がカッコ悪くて、恥ずかしかったから、それを隠すように「三つ葉の美しさも素晴らしい」と言い聞かせた。
もちろん、三つ葉の美しさに気づける心も素晴らしいし、それはそれで悪くはない。
でも、僕の心は、いつも「四つ葉」を見つけたがっていた。
ホントは夢に挑戦して、色々やってみたいこともあったのに、変なプライドのせいで「できない自分」「失敗する自分」を見たくなくて、無難にやり過ごすことを覚えた。
そして、30代では、一番「安定そうな職」を選んだ。
大学職員になって、それから公務員になって、とにかく、無難な仕事を選んで、「これでいいんだ」「これがいいんだ」と言い聞かせた。
しかし、30歳も半ばを過ぎた頃。
「このままでいいのか?」
「明日、死んでも後悔しないか?」
そんな気持ちがわきおこってきた。
僕は、17歳で父を亡くしているから、余計に「後悔」について考えた。
決して、後悔しない生き方が正解ではないし、それが良いとも限らない。
でも、その時、自分の本心を誤魔化す方が、よっぽどカッコ悪くて、恥ずかしいことだと思い知ったし、やっぱり、後悔したくないって思った。
だから、僕は「エイヤ!」と個人経営に飛び込んだ。
これまでの「安定」を手放すには、かなりの勇気が要ったが、母が、
「やってみて、ダメなら、またやり直せばいい」
「あなたには、戻る場所があるんだから心配しなくていい」
そう気楽に言ってくれたから、前進できた。
あれから10年。
「ダメになったら、またやり直せばいい!」
そんな気持ちの余裕があったからこそ、気負わずに、ここまで来れたんだと思う。
もし僕が、先々のことを考えすぎて、経営に対して深刻になっていたら、絶対に「鬱」になっていたと思うし、10年も持たなかったと思う。
とはいえ、いつも頭の片隅に、不安や心配もある。
けれど、そこに意識を向けても何も解決しないし、仲間や税理士さんに相談して、とにかく、目の前のお客様を大事に、一日一日を丁寧に大切にしてきた。
統計的には、自営業の半数が、約2年で廃業し、10年残るのは、たった1割だと言われているから、この中で、僕が残れているのは、本当にラッキーだと思っている。
これも全部、優しい人たちに支えられて、素晴らしいお客様に恵まれてきたからだと思うし、みんなには、心から感謝をしている。
かつては、四つ葉を見つけたら幸せになれると思っていたけど、決して、そうではなかった。
四つ葉を見つける過程で、ありのままの自分を認めて、許して、応援してゆくことが一番大事だとわかったし、そこで、自分と周りを信じながら、一日一日を大切にしてゆくことが「本当の幸せ」に繋がることを学んだ。
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