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お布施ブログ

神社昌弘のお布施ブログです。

実体験から得た「生きる知恵」を、皆様の日常に役立てていただきたいという願いを込めて書いています。


最新のコラムは、こちらにも書いています。
2019/09/26
リアルじゃなきゃ伝わらない!  

こんにちは。

カウンセラーの神社です。

 

今日は、僕のメンターのお話です。

僕には、尊敬する師匠が何人かいるのですが、その一人が増岡弘(ますおかひろし)さん。

先月、高齢のために『サザエさん』マスオ役(約40年間出演)『それいけ!アンパンマン』ジャムおじさん役(約30年間出演)を卒業された声優さんです。

 

出逢いは12年前!

イギリス・ロンドンで“おにぎり”をいただいたことがキッカケでした。

 

ある朝、ロンドンにあるゲストハウスのキッチンへ降りてゆくと、一人のおじさんが、鍋でご飯を炊いていました。

わざわざイギリスまで来て、なんでご飯なの?しかも、お鍋で炊くって、いつの時代の人!?わけがわからない!!どう見ても怪しすぎると思って、この人だけは避けようと思いました。そして、一旦部屋に戻ることにしました。

 

しばらくして、もう一度キッチンへ降りて行くと、まだおじさんはいました。

どうやら、炊きあがったご飯で料理をしているようです。

 

アッ!ヤバイ!

目が合ってしまった…(;^ω^)…

 

京都人お得意のニコやかな挨拶で「おはようございます」と言って、サっと冷蔵庫から僕のTESCO袋(レジ袋にはバナナとヨーグルト、オレンジジュースが入っていました)を取り出し、立ち去ろうとした瞬間…

 

『お腹がすいているでしょう。どうぞ召し上がれ』

 

なんと!自分のために作られていた“おにぎり”を、初対面の僕に差し出してくれたのです!

白いお皿には、大きなふたつの“おにぎり”のっていました。

 

「えっ?ご自身のために作られたのではありませんか?」

『いいんですよ〜、また作りますから〜』

「いやいや、それはいただけません」

『日本食が懐かしいでしょう?どうぞ召し上がってください』

「いや〜、それは有難いですけど…」

『さぁ、どうぞ遠慮なく』

「それでは、僕がひとついただきますので、あとひとつを一緒に食べてください」

 

そう言って、たった15分ほどの朝食時間を、ご一緒させていただきました。

話し始めると、とっても素敵なおじさまで、それまで勝手な先入観で「怪しい人」と決めつけていたことを反省しました。

 

…そのおじさまが、増岡弘さんだと知ったのは、あとになってからのことでした…

 

増岡さんが、マスオさんの声で挨拶をして、ジャムおじさんの声で話してくださった時、僕は腰を抜かしました。

 

「なんで、あんな普通のゲストハウスに泊まっていたのですか?」

『私は、普通がいいんです』

「なんで、わざわざ日本食を作っていたのですか?」

『日本食が好きなんです』

「そんなの見てわかりますよ」

『ワハハッ〜、私は、人との交流が好きなんですよね〜』

「実は僕、最初、増岡さんのことを怪しいと思って避けていたんです。ごめんなさい」

『知っていましたよ。みんなから避けられていましたから…当然ですよね?でも、あなただけが一緒に“おにぎり”を食べてくれました』

 

この時、日本国民から愛される声優さんは、普段の行動から変わっていて(笑)とっても素晴らしいのだと思い知りました。

人類皆兄弟のごとく、誰に対しても優しく、謙虚で穏やか、一つひとつの出逢いを大切にする姿勢と、その時々に自分ができることを、心を込めて目の前の人に捧げる行動、それは、まるでアンパンマンのようでした。

 

僕が帰国してから、増岡さんは、自身が校長を務める声優学校へ僕を招待してくださったり、お食事に誘ってくださったりして、それから何年も、毎月、僕の元に「手紙」を届けてくれました。

 

増岡さんが今年、声優を卒業されることになって、もう一度増岡さんの声を聞きたくなって、増岡さんからただいた何十通もの手紙を読み返すことにした時、そこには沢山の有難いメッセージが書かれてありましたが、中でもこの文章が心に響きました。

 

『神社さん、私はあなたがこれから多くの本を出版されるより、あなたが直接会って、その時の気持ちを、その人に伝える方が、どれ程か価値があるように思います。本で、一般的に良い事を言われても心に届かないのです!カタログで見ても、それを買う気にはならない!美味しそうに見えても、お腹は満たされない!その時、その時、出会った人を大切にして、その数を増やし、積み重ねていって、知る人ぞ知る神社さんが、私は好きです』

 

これを読んで、相手の『心』に届けるためには、リアルタイムで自分の口から出てくる「言霊(ことだま)」で、直接相手に伝えることが大事なのだと再確認しました。

やっぱり、リアルじゃないと伝わらないものがあるのですね(^^♪

 

いまから、また一人ひとりの出逢いを大切にしながら、出逢った“あなた”と、心と心の交流、優しい対話ができたらいいなって思います。 

これから、各地に出向きますので、よかったら、僕と心の対話をしに来てくださいね。

 

◆名古屋の方はこちらへどうぞ

9月28日(土)13:30-15:30

「心の授業」

 

◆東京の方はこちらへどうぞ

10月12日(土)13:30-16:00

「心の授業」

 

◆大阪の方はこちらへどうぞ

10月19日(土)13:30-15:30

カウンセリング体験セミナー

 

◆京都の方はこちらへどうぞ

10月22日(火)13:30-15:30

お金と心のセミナー

 

◆人生を好転させたい方はこちらへどうぞお越しください。

 

≪大坂≫11月2日(土)〜

MRC養成講座11期(初級)

 

≪東京≫11月30日(土)〜

MRC養成講座12期(初級)

 

あなたと出会えることを楽しみにしています。

 


2019/09/24
思い込みは「失敗」の母  

こんにちは。

カウンセラーの神社です。

 

この時期になると、テーブルでイチジクを見かけることが増えます。

母の大好物だから仕方ありません。

そのイチジクを見る度に、思い出すことがあります。

それは、思い込みは「失敗」の母だということ。

 

かつて、僕はイチジクが大嫌いでした! 

理由は、あのカタチ、あの色、あの香り、あの雰囲気か嫌で、勝手に無理だと思い込んでいたからです。

 

でも、母はいつも

「ねぇ、美味しいから一口食べてごらん」

と言いました。

何度も懲りずに言うので、余計に反発したくなって、

「僕は、絶対に要らない」

と言い張っていました。

 

そんなある日のこと、尊敬する先輩から、

「食べてないのに決めつけるのはよくない。一度食べてごらん」

そう言われて、それなら食べてみようと思いました。現金な奴ですよね(汗)

 

でも、すぐには食べませんでした。

なぜなら、ここですぐに食べると「なんか負けた気がする」から。

もし、美味しかったら「悔しい思いをする」から。

 

だから食べませんでした。

 

この時、自分が、こんなにも低レベルな奴だったんだなって気づいて、恥ずかしくなりました。

でも、それを認めたくなくて…

でも、そんな自分を変えたくて…

近所で一番高級な果物屋さんに行って、イチジクを買って、母と一緒に食べてみることにしました。

 

母はとっても驚いていましたが、とっても嬉しそうでした。

「んっ…(@_@;)…」

食べた感想は、可もなく不可もなく、予想通りのお味でした(笑)

 

僕は、なんでこんなに意地を張っていたんだろう?

バカみたいって思いました。

 

結局、僕は自分の「正しさ」を信じたくて、それにしがみついて、いつしか意地を張るようになり、そこから抜け出せなくなっていたんですね。

一番恥ずかしくてバカだったのは、何も知ろうとせずに、勝手な思い込みで決めつけていることでした。

 

それ以来、

①素直に聴く

②まずはやってみる

③決めるのはそれから

それをモットーにしています。

 

そうすると、びっくりするくらい、人生が面白くなっています。

これは僕の実体験から得た気づきのシェアですが…

 

もし、いま、負けを認めたくなかったら、すでに負けていることに気づいてくださいね。

なぜなら、勝ち負けを気にしている時点で、すでに負けているから(笑)

 

もし、いま、悔しい思いをしたくなかったら、すぐに事実を確かめてくださいね。

強がりを手放すと繋がりが生まれて、自分にも他人にも優しくなりますよ。

 

もし、いま、自分勝手なプライドを持ち続けていると思ったら、そんなものすぐに捨ててくださいね。

素直に他人の言うことを聴いて実践する方が、人から愛されて、確実に幸せになりますよ。

 

人生を楽しむには、どうやら、自分自身に拘らない方がいいのかもしれません。

自分勝手な「枠」から飛び出して、いろんな人に出会って、いろんな体験をしてこそ、そこで「本当の自分」を知って、「新たな自分」を生きて、人生が豊かになってゆくのだと思います。

 

この秋、もし、新たな自分と出会いたい方がいたら、どうぞこちへお越しくださいね。

 

◆名古屋の方はこちらへ

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「心の授業」

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MRC養成講座12期(初級) 


あなたの無限の可能性と出会えることを楽しみにしています。


2019/09/17
最高の教師は「答え」を教えない!?  

こんにちは。

カウンセラーの神社です。

 

今日は、僕がイギリスで教師をしていた時のお話。

恩師から大切なことを教わり、いまも大切にしているモットーがあるのでシェアさせてくださいね。

 

今から13年前、イギリスで働き始めて一カ月が過ぎた頃、僕はスランプに陥っていました。

生徒たちから嫌われ、無視されて、面白くないと言われて、教壇に立つと頭が真っ白になって、もうどうしていいかわかりませんでした。

 

そんな時、校長室に呼ばれて、こんなことを言われました。

 

「リラックス!完璧じゃなくていいのよ」

「『答え』を教えようとするからつらいのよ。あなたは、あなたの知識とやり方を見せるだけでいいの」

 

てっきり叱られると思っていたので、驚きました。

さらに、日本ではありえないような言葉が返ってきて、目がテンになりました。

 

「えっ?教師が完璧じゃなくていい?」

「『答え』を教えなくていいって、どういうことですか?」

 

混乱しながら聞き返すと、

 

「この学校では、生徒たちが『自分で答えを見つける』教育をしているの」

「だから、あなたが『答え』を教える必要はないのよ。あなたは、あなたの知識とやり方を見せるだけでいいの」

 

そして、こんなことも言っていました。

 

「普通の教師は、答えを教える。でも、良い教師は、背中を見せるのよ。そして、最高の教師は、生徒の心に『火』をつけるもの」

「あなたは私が採用した教師だから大丈夫!私が責任をとるから、もっとリラックスして、自由にやりなさい」

 

ガチガチだった心が溶かされて、ハッと目が覚め、ここで「在り方を一新しよう」と覚悟をしました。

そして、僕は一変しました。

 

相手のためを思うと、つい知識や情報を一方的に教えたくなりますが、教えるという行為の裏には、相手をコントロールしたり、自分のやり方を押し付けたり、いろんな意味で、相手を制限をする要素が潜んでいます。

だからこそ、僕は、教える立場の時は、自ら学んだ知識ややり方を見せるだけにして、逆に、学ぶ立場の時は、そのまま受け取るのではなく、他人の知識ややり方を参考にして、そこから自分なりに『答え』を導き出すことにしています。

 

もし、いま、あなたに『答え』を教えようとする人がいたら、すぐ、そこから離れた方がいいです!

 

なぜなら、真面目できっちりした人ほど、鵜呑みにして、自分を見失い、混乱してしまうからです。

所詮、まわりから与えられる情報や知識は、単なるひとつの見方や考え方であり、まして『他人の答えは、他人の答え』です。それが正しいとは限りません。

 

あなたの『答え』は、あなたの中にしかなくて、最高の教師は、あなたが導き出した『答え』を応援してくれる人!

あなたがあなたらしく生きることに対して、背中を押してくれる人です。

どうか、それを覚えておいてください。

 

僕は、運よく、そのことを恩師から教えてもらい、イギリスの素晴らしい同僚たちと働きながら、それを体感させていただきました。

そのおかげで、いま、人生がより豊かに、より自由になっています。

  

あなたも、あなたを自由に解放してくれる先生に出会えます様に!

祈っています。

 

 

◆僕がイギリスで体得した「カウンセリング技術」や「癒し」「教授法」を体験してみたい方は、こちらへお越しくださいね。

 

≪京都≫9月20日(金)13:30〜

神社昌弘のカウンセリングを体験していただけます。

MRC体験セミナー

 

≪名古屋≫9月28日(土)13:30〜

癒し本質を体感していただけます。

心の授業

 

◆神社昌弘のカウンセリング技術を体得したい方は、11月から養成講座(初級)がスタートしますよ。

 

≪大阪・11期≫11月2日(土)〜

全四回・養成講座(新大阪)

 

≪東京・12期≫11月30日(土)〜

全四回・養成講座(池袋)



2019/09/10
うさんくさい?あなたのオーラは○○色!  

こんにちは。

カウンセラーの神社です。

 

今日は、ちょっと、うさんくさいけど、気づきの多い「オーラ」のお話です。

 

もう10年以上も前のこと。

僕がイギリスから帰国した直後に、何人もの人たちから「オーラ鑑定をしてほしい」と依頼を受けて、それぞれのオーラの色や形状、そこから読み取れるメッセージを伝えていました。

 

みんなが喜んでくれて、僕もハッピーになれたから、それはそれでよかったのですが…

 

ある日、イギリス滞在中に「オーラ鑑定をしてほしい」なんて言われたことがなかったことを思い出して、ふと立ち止まることがありました。

「なんでイギリス人は、自分のオーラが気にならないんだ?」

そんな疑問が沸いてきた時、僕はサイキックサイエンスを専攻していた仲間(イギリス人)に尋ねてみました。

 

「自分のオーラって、気にならないの?」

すると、彼らは、

「自分が自分をどう見るかが大切だから、オーラなんて関係ないよ」

「そもそも自分らしくいる時にオーラは出ているものだから、気にする必要なんてないよね」

それを聞いて、衝撃を受けました。

 

確かに、そうですよね…

たとえオーラが何色であろうと「私は私」だから、いちいち他人に聞く必要もないし、確認しなくてもいいんですよね…

 

とはいうものの…

日本人の国民性なのか、僕は、やっぱり他人の視線が気になるし、オーラの色にも興味があるから、彼らに「神社昌弘のオーラ」を聞いてみたんです。

 

すると、驚いたことに「青」や「紫」、「赤」や「オレンジ」、「緑」や「黄」…好き放題に言ってきたんです!!

「えっ!?それ違うよ〜」

と言い返すと、不機嫌になって、

「私たちは、自分が思ったことを言っただけよ。それなのに『違う』ってどういうこと?」

と言い返されました。

 

そこでハッと目が覚めたんです。

 

僕は、「自分のイメージが『他人から見た自分と同じである』ことを確認したかった」だけでした。

さらに、「自分が抱いている『理想の自分』でいたい」と強く願っていたのです。

だから、相手から予想外の答えが返ってくると「違う」と感じて、自分の欲しくない答えが返ってくると「嫌だ」って思っていたのです!

 

なんというわがまま(笑)でしょう。

それこそ自己中の何者でもないですよね。

オーマイガーッ!

 

お恥ずかしいに…

実は僕、「銀色」って言ってほしかったんです。

その理由は、銀色がクールに見えたから。なんか特別っぽくて、カッコよさそうだったから。

でもね、誰一人「銀色」って言ってくれませんでした(汗)

オーマイガーッ!

 

結局のところ、それまでの僕が、他人の意見を尊重し過ぎて、常に誰かに「それでいいよ」「それで間違ってないよ」と言ってほしかったから、いちいち確認をしたかったんだなって思います。当時は、自分に自信がなかったから仕方がなかったんでしょうね。 

 

そんな経験を経て、いまは、自分でオーラを決めるようにしています。

一色ではなく、その時々によって変わります。

ちなみに、いまここにいる僕のオーラは「黄色」!

なぜなら、幼い“おちゃめ”な自分がいるから。

 

もし他人が「君のオーラは青色だよ」と言ったら、それもあるのでしょう。

他人から見ればそうなのだから、それでいいのです。

 

でも、これだけは覚えておいた方がいい!

それは、他人の意見は、あなたの正解ではない!ということ。

 

他人は、あなたの一部を見て、好き勝手にものを言うものです。

だから、他人の情報を鵜呑みにするのではなく、ただ有難く受け取って、あくまで参考にしておくことが大事!

一番大切なのは「自分がどうありたいか?」「自分が自分をどう見るか?」です。

 

あなたの人生は、あなたらしく歩んだらいいし、あなたが自由に決めたらいいのです。

あなたが決めなきゃ楽しめません!

 

でも、もし自分で決められないなら、独りで悩まないでください。

独りで抱え込まずに、僕と仲間と一緒に、考えましょうね。

 

◆関東の人はこちらへどうぞ

https://www.reservestock.jp/events/368658

 

◆関西の人はこちらへどうぞ

https://kanja.info/webform_14.html?rspdt=2019-09-20&rsptm=13-30&rspdt2=2019-09-20&rsptm2=15-30&rscdid=109&code_val_3=nvh3omia4km4tutbboba24ethi

 

自分で自分の人生を決められたら、人生は好転します!

あなたが、あなたらしい人生を歩めます様に、お手伝いさせてくだいね(^^♪


2019/09/07
苦悩は○○とのギャップから生まれる!?  

こんにちは。

カウンセラーの神社です。

 

一年半くらい前のこと。

40歳を目前にして、急に抜け毛が気になり始めて、頭頂部のハゲが目立つようになって「いよいよ坊主にしないといけないか!?」と密かに覚悟を決めていた時、一番僕を悩ませていたのは「ハゲてどうしよう?」ではなく「みんなにどう説明しようか?」ということでした。

 

誰も聞いていないのに…

わざわざ説明しなくていいのに…

必死に言い訳を考えていたんですよね。

「この度、出家することにしました!」

「気合を入れるために坊主にしました!」

なんてね。

 

素直に「ハゲてきたから、坊主にしました〜」って言えばいいだけのことを、ほんまアホみたいなことを、クソ真面目に真剣に考えていました。

まぁ、男にとって「も」髪は命だし、最も気になることの一つです。だから、仕方なかったのかなぁとも思えるのですが、当時は真剣そのもの。そこまでして、自分のプライドや見栄を守りたかったのでしょうね。

 

そんなある日のこと。

電車で横に座られた50代くらいのおじさんが、微妙にハゲていて、なんとも幸せそうに読書をしていました。

その一方で、ドア付近に立っている、あきらかにカツラと思われる60代のおじさんが、まわりの視線を気にして、終始髪をいじっている姿が痛々しく見えました。

 

そこでハッと気づいたんです!

 

・隠せば隠すほどおかしな言動になること

・隠しても実はバレているということ

・隠すと余計に周りが気を遣うこと

 

そして、僕が気にしていたのは、実は自分勝手に作り上げていた理想の自分とのギャップだったんだ、ということも。

 

こんなに苦しかったのは、他人の目はもちろん、それよりも、なによりも、理想の自分でいられない現実を受け入れたくなくて、その事実を必死に隠そうとしたり、誤魔化そうとしたり、言い訳を必死に考えていることでした。

 

当時、僕が主催しているセミナーでは、毎回「ありのままのあなたが最高です」と言っていましたが、ありのままを受け入れられていない自分が、ここにあることに愕然としました。そして、顔から火がでるくらい恥ずかしくなりました。

 

裸の王様だった自分を思い知らされた時に、このままでは「絶対イヤ」「これはアカン」と思って、その場の勢いでFacebokに「実は僕、ハゲてきて悩んでるんです…」って投稿しました。

 

もちろん、笑われる覚悟で投稿したのですが…

やっぱり、笑われました(笑)

 

でもね、その笑いは、決して僕を馬鹿にするものではなく、むしろ共感して、僕の心をほどいてくれる「笑い」だったんです!

「笑われた」ではなく「一緒に笑い飛ばしてくれた」そんな「笑い」でした。

それが素直に嬉しくて、そこで肩の力が抜けて「あぁ、人生って、これでいいんやなぁ」って思えました。

 

コメント欄には、いっぱいの頭皮ケアの方法やハゲ予防策、最新技術や秘蔵アイテムなどの情報をいただき、こっそり連絡してくれる大学教授や医師までいて、中には、頭皮に優しいシャワーヘッドやシャンプーを送ってくれる人もいました。 

本当にありがたかったです。

 

この一連の出来事で気づいたのは、

・強がりを手放せば、繋がりが生まれるということ

・欠点は欠かせない点で、それによって愛されるということ

そして、

・苦悩は自分勝手に作り上げた理想の自分と戦っているから

 というものでした。

 

おかげさまで、その時に教えてもらった方法で髪が元気になり、今では、まわりから「えっ!?カツラ」と思われるほど増えています。

あの時教わった一つ一つを実践して、地道に自分に合うものを厳選していくと、髪は驚くほど元気になりました。

これ、ほんと奇跡ですよ!実際に出会った時に、僕の髪をひっぱって確かめてみてください(笑)

 

ちなみに、僕が髪を元気にするためにしたことは以下の通り。

 

・ハゲてもいい!自分は自分だと開き直る(笑)

・ハゲかけている髪を悪者にしない。責めない

・専門家のアドバイスを聞く

・髪を生やした経験者から生きた助言をいただく

・シャワーヘッドを変える

・シャンプーを買い替える

・シャンプーを使うのは二日に一度。使わない時は湯シャン

・洗い方は頭皮を中心に、とにかく優しく丁寧に!

・すすぎがポイント!これまでの3倍の時間をかける

・頭皮マッサージは頭頂部よりも側頭部。首すじも!

・ドライヤーは冷風に変える

・友人に教えてもらった育毛剤とサプリを使う

・髪は生き返ると信じ切る

・髪にありがとうと感謝する、など。

 

僕は髪の専門家ではなく、上記内容も個人差があるので、これ以上は詳しく書けませんが、隠したいものを手放した時に苦悩から解放されることを伝えたくて、今日は、こんなお話を書いてみました。

 

もし、独りで苦悩を抱えている人がいたら、こちらへお越しくださいね。

ありのままの自分を受け入れる方法、そして自分を好きになる秘訣を教えますよ。

 

☆9月14日(土)13:30-16:00@東京

https://www.reservestock.jp/events/368658

 

そして、個人的に悩みがあるけど、カウンセリングには抵抗がある人は、こちらがお勧め。

自分の聞きたいことだけ、ちょっと聞きに来てくださいね。

 

☆9月20日(金)13:30-15:30@京都

https://kanja.info/webform_14.html?rspdt=2019-09-20&rsptm=13-30&rspdt2=2019-09-20&rsptm2=15-30&rscdid=109&code_val_3=nvh3omia4km4tutbboba24ethi

 

どなたでも参加できますので、お気軽にお越しください。

今日も読んでくれて、ありがとうございます。


2019/09/03
お金に困らないハッピー生活を送る10のポイント  

こんにちは。

神社(かんじゃ)です。

今日も読んでくださいまして、ありがとうございます。

 

2015年、僕は人の役に立ちたい一心で、カウンセラーとして独立しました。

それは「ただ恩返しがしたい」という動機からでした。

 

それまで、たくさんの人にお世話になって、命を助けてもらってきたから(そのおかげで難病を克服できたから)、今度は僕が、お世話になった人たちへ、いっぱいいっぱい恩返しをしたいと思ったのです。

 

最初は、喜んでもらうことが嬉しくて、楽しくて、そこに生きがいと喜びを感じていました。

自分を必要としてくれる人がいることが、こんなにも幸せなんだと感じられて、ただ必死でやっていました。

安い料金でカウンセリングをするものだから、お客様は来て下さるけれど、お金は減る一方で、常にお金の心配があるものの、それをひた隠すように「これでいいんだ」「僕は恩返しでやっているんだから」と自分に言い聞かせていました。

 

でも、独りで事業をやっていくのは、そんなきれいごとだけではやってられません。

そんなに甘くないのです!

 

二年後にはお金の底が見えてきて、身体もしんどくなってきて「もう、これではやっていけない」ところまで陥ってしまいました。

それでもまだ、清く正しく貧しくいようとする自分がいて、そんな自分に酔いしれるところもあり、ひたすら「なんとかしてやる」という負けん気だけで、やり続けていました。

 

そうして2017年、もう無理だと思いました。

手っ取り早くお金を稼ぐために、僕は昼間にカウンセリングをして、夜間にバーで働くことを決心しました。

 

夜の世界で働くことには、物凄い抵抗がありましたが、有難いことに、一見さんお断りの高級バーに雇われることになって、それまで勝手にイメージしていた自分を深く反省しました。

 

約一年間、バーテンダーとして働かせていただき、世界中から京都へやってこられる超VIPなゲストや大企業の社長さん達と出会い、接客させていただき、最初は戸惑いと緊張ばかりしていましたが、慣れてゆくと、その余裕から、普段絶対に出会えない人たちと出会えることが喜びになり、会話させていただけることが幸せになっていきました。

 

この頃、よくお客様から「なぜ、ここで働いているの?」と聞かれました。

最初は「好きでやっているんです」「憧れだったんです」と意地と見栄を張っていましたが、だんだんそんな自分が恥ずかしくなって「実は失敗したんです。だからここで働いているんです」と言えるようになっていきました。そうすると、素晴らしいお客様たちは、いろんなアドバイスをくださいました。そして、自分がやるべきことや、次に進むべき方向や方法を教えてくださいました。

 

こうして、そこで出会った人たちから、これまでの僕の「在り方」や「考え方」「やり方」が間違っていたことを教えてもらい、その間違いを素直に認められるようになると、意識は一変しました。

 

 

もう一度、個人事業主として一から出直す覚悟をして、この方から経営を教わり(メルマガおススメ)、定期的にサポートをしていただくようになると、なんと、一年後には独立前の生活基準を超え、収入が3倍にも4倍にも跳ね上がるようになっていきました。しかも、それは自分もお客さまもハッピーな形で!!

 

この一連を流れを通して学んだことは、

 

1:起業について良く知りよく勉強をしておこくこと

2:お金(数字)に慣れて強くなっておくこと

3:違和感を感じたらすぐに立ち止まること

4:うまくいかないのは「在り方」「考え方」「やり方」が間違っているという事実

5:自分の間違いをありのまま認めて、受け入れること

6:ひとりでなんとかしようとしないこと

7:一般社会で結果を出している経営の専門家に教えてもらうこと

8:教わったことを即そのまま実践すること

9:結果を焦らないこと(うまくいき始めた時いったん落ちることがある)

10:ただひたすら地道にコツコツを積み重ねること

 

いま、書いていて気づきますが、これは個人事業だけではないですよね。

どんなことにも当てはまりますよね。

 

残念ながら、僕はまだ億万長者には程遠いし、お金の専門家でもないし、経営のプロでもないから、実際にお金を増やしたり、よりよい事業へ展開するアドバイスなんてできません。

 

でも、まったくのド素人が、人の役に立ちたい「ただ恩返しがしたい」だけで独立して、起業して、失敗をして、そこから多くを教わり、学んで、実践してきた知恵はシェアできます。

僕が一般人だからこそ、普通の人たちが困っている立場で、いま悩んでいることや、お金の不安や心配、その苦しみとつらさを共感できるし「何が間違っているのか?」「どこを直せばいいのか?」を伝えることはできます。

 

スイスのベストセラー作家であり、実業家のロルフ・ドベリ氏によると、世帯年収が約1,200万円をこえると、追加収入が幸福度に与える影響はゼロになるようです。

つまり、億万長者にならなくても、たとえ年収が2,000万、3,000万にならなくても、現実的に1,200万を目指して頑張れば、誰でも幸せになれるのです。

 

そこで、僕は実体験から、 

・お金の失敗を避ける方法

・お金を使う時にやってはいけないこと

・幸せなお金もちになるために抑えておきたいポイント

これだけを伝えたくて、お客様の要望がある時だけ、お話させていただいています。

 

僕がいま、清く正しく貧しくの精神から一変して、お金に困らないハッピー生活を送れるまでになった秘訣を、こちら※でお伝えさせていただいていますので、もし興味のある方は、チェックしてみてくださいね。

 

※10/22(火曜)13:30-15:30「お金と心のセミナー
(グループ:120分6,000円+税)

 

もし予定が合わない方がいらっしゃいましたら、対面カウンセリング枠(90分30,000円+税)を使って、個人授業も可能なので、こちらからお申込みくださいね。

 

カウンセリングスケジュール

 

御縁のある皆様に、僕の実体験がお役に立てばいいなと思います。
最後まで読んでくれて、ありがとうございます。