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病気が教えてくれたのは、「前向きにならなくていい」ということでした

2026/01/09

病気や不調を前にして、


前向きになれない自分を、

どこかで責めていませんか。


「意味を見つけられない私は、ダメなんだ」と。


病気になると、


周囲から、あるいは自分自身から、


こんな言葉を向けられることがあります。


「きっと意味があるよ」


「この経験は成長のためだよ」


「前向きに考えよう」


それらは、悪意のない言葉です。


励ましたい気持ちから出たものだとも思います。


でも、正直に言いますね。



あのときの僕には、


そのどれもが、少し重たかった。




僕は20歳でクローン病を発症しました。



手術を繰り返し、


長い絶食の時間も経験しました。


その中で、


前向きになれた日ばかりではありません。



意味づけなんて、

できない日もたくさんありました。


むしろ、


「ちゃんと受け止められない自分」


「学びに変えられない自分」

を
責めてしまう時間のほうが長かった。


でも、

あとになって、


ひとつだけ、はっきり分かったことがあります。


病気は、


人を立派にするための教材ではない、

ということです。


強くなれなくてもいい。


前向きになれなくてもいい。


意味を見つけられなくてもいい。

弱いまま、生きていい。


それだけで、十分でした。




病気は、
魂を成長させるために与えられるもの、


ではありません。


でも、


「弱さを抱えたままでも、生きていていい」


そう許してくれる存在には、なり得ます。


少なくとも、


僕にとってクローン病は、
そういう存在でした。


もし今、あなたが

・病気や不調を前に、前向きになれない


・意味づけできない自分を責めている


・「学びにしなきゃ」と思うほど苦しくなっている


そうだとしたら、


伝えたいことがあります。


あなたは、何も間違っていません。


無理に立派にならなくていい。


ちゃんと受け止められなくてもいい。


今日を、生きた。

それだけで、
もう十分です。


この言葉が、


必要な人のところにだけ、


そっと届けばいいと思っています。