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小5で出会ったブッダの教えを、47歳の僕は今も大切にしている

2025/04/15

こんにちは。

神社昌弘です。

 

僕は、小学5年生のとき“自家中毒”という体調不良で、

学校に通えない日が続いていた。


理由もわからず、心も身体も苦しくて。


そんなある日、

父が手渡してくれたのが

手塚治虫の『ブッダ』全巻だった。

 

仏教とか宗教とか、そんな言葉の意味は当時よくわかっていなかった。

 

でもブッダの生き方は、「どう生きるか」ではなく「どう在るか」を教えてくれた。

 

その時、心に刻まれた言葉がある。


 

「苦しみの中にいても、心が乱れなければ、それは苦ではない。

 

今思えば、この一言が、

20歳でクローン病を発症し、

4年間絶食し、8度の手術を経てもなお、希望を失わずにいられた理由だったのかもしれない。

 

僕は今、カウンセラーとして人の悩みや苦しみに向き合っている。


「どうすれば前向きになれるか?」

「幸せになるには?」


そんな問いの先に、ブッダの教えは静かにたたずんでいる。

小5のときに出会ったブッダの姿勢。


「争わず、誠実に、静かに、今を生きる」


その教えが、47歳の今も、僕の背骨になっている。

 

神社昌弘(かんじゃまさひろ:本名)