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心の処方箋

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本気で人生を整えたい方は、どうぞ、相談室へ。

2025/05/10

こんにちは。

神社昌弘です。


先日のゴールデンウィーク、ある友人から、ふと届いたメッセージがありました。


「たすけて」


そのひと言に、迷わず動きました。


風邪をこじらせて、しばらく動けないとのこと。


ドラッグストアで、風邪薬、栄養ドリンク、ビタミンゼリー、冷えピタに食料品――

思いつく限りのものを詰め込んで、お見舞いに向かいました。



手渡しながらふと思い出したのは、

僕がクローン病で、長く寝たきりになっていた頃のことでした。


病人は、つらい。


でも、目の前の人がつらそうにしているのに、何もできない看病する側の方も、

同じくらい、いや、それ以上につらいのかもしれません。


あの頃、母はどんな想いで、僕のことを見守ってくれていたのだろう?


毎晩、点滴が止まっていないか、2時間おきに僕の部屋をのぞいていたと聞いたとき、言葉にならない気持ちが込み上げました。


病気の本人以上に、看病する人が“何もできない苦しみ”を抱えていること。


今になって、ようやく、少しだけわかるようになった気がします。


ただ「ありがとう」


それしか言えない。


でも、それだけは、ちゃんと伝えたいと思いました。


神社昌弘(かんじゃまさひろ:本名)

2025/05/09

カウンセリングをしていると、よく聞かれます。


「心配しすぎる性格を、どうにかしたい」

「もう少し、ラクに生きられるようになりたい」

「頑張りすぎて疲れてしまう自分を、変えたい」——と。


けれど、

「心配しないでください」

「頑張らなくていいんですよ」

そんな言葉は、案外、響きません。


それは、すでに本人が一番よくわかっているから。


それができないから、苦しんでいるのです。




人の性格や気質というのは、長い時間をかけて培われたもの。

それを変えるには、「気合い」や「一言」では動かないのが現実です。


でも、その中でも希望はある。


それは、


「変わりたいと思っている自分が、ここにいる」


という事実です。


変われないのではなく、

今はまだ、本気で変わる準備が整っていないだけなのかもしれません。


人は、ある意味、“死ぬような体験”をしないと、本気では変われない。


僕自身も、クローン病を通してそれを体験してきました。


だから、カウンセリングでは焦らずに、

相手の話をただ、誠実に聴きます。


アドバイスではなく、傾聴と尊重からはじめます。


小さな気づきが、

やがて大きな行動に変わるその瞬間まで、

信じて、付き合い続けるのが僕の仕事です。


それでも、特に“身内”に対しては、

なかなか変化を信じられない自分が顔を出します。


言っても伝わらない。

わかってもらえない。


何より、心がすり減る——


だからこそ、僕はあえてこう伝えたい。


「変わってもいいし、変わらなくてもいい。
でも、いま苦しいなら、“いまと同じこと”を繰り返さない方がいい。」

その一歩が、いつかあなた自身の未来を救ってくれるから。


今日もまた、そんな想いを胸に、

僕はひとりひとりと向き合っています。


神社昌弘(かんじゃまさひろ:本名)


2025/05/08

ゴールデンウィークに、映画『ベイマックス』を観ました。




…といっても、もともと僕は、

ディズニーも、アニメも、まったく興味がなかったタイプです。


きっかけは、友人からのプレゼント。


ディズニーランドのチケットをいただいて、

“人生で初めて、大人になってからのディズニー”へ。


そして、ふらっと乗ってみたアトラクション――


ベイマックスのライド。


最初は、「なんなのこの雪だるま?」くらいの感覚だったんですが(笑)、

なぜか、印象に残ったんです。


ゆるくて、真っ白で、

何を考えてるのかわからないけど、なんだか、気になる存在。


そして、帰ってから映画を観てみた。


正直、びっくりしました。


子ども向けかと思いきや、

大人こそ、心を揺さぶられるストーリー。


「ケアとは何か?」
「癒しとは何か?」

まさに、カウンセラーとしての自分にも深く刺さるテーマでした。


ベイマックスは、人の心を癒すロボット。


でも、彼がしていることは、

実は僕たちが日々やっていることにとても近い。


ただ黙ってそばにいること。

必要なときに声をかけること。

相手の痛みを“評価せず”に、認めること。


それは、何か特別な力ではなく、

「誰にでもできる、やさしさの形」

だと改めて感じました。


僕もまた、誰かの心のベイマックスになれるように。

今日も、声を聴きながら過ごしています。


…それにしても、ベイマックス。

なんであんなに、かわいいんでしょうね(笑)


神社昌弘(かんじゃまさひろ:本名)


2025/05/06

僕は時々、一人でカラオケに行きます。


理由は単純。

ただ、大きな声を出したいだけ。


ストレスを発散したくて。

そして、何より――ただ楽しみたいから。


でも、不思議なもので、

2回目、3回目と通ううちに、少しずつ“変化”が起きました。


最初は歌うことが純粋に楽しかったのに、

いつの間にか、画面に表示される“点数”が気になり出していたんです。


「え、89点か…。もう一回やり直そう」

「95点超える曲だけ、選ぼうかな」


そんなふうに、“楽しさ”よりも“正しさ”を求めて、

「うまく歌える曲」ばかりを選ぶようになっていた。 



これって、人生と似ているなと思いました。 


ほんとは歌いたい曲がある。

ほんとはやってみたいことがある。


でも、「失敗したくない」

「うまく見せたい」

「人からどう見られるか気になる」――


そんな理由で、

“うまくやれること”ばかりを無意識に選んでしまっていた。



大人になるって、

そういうことなんだろうか。


無難にこなすこと。

叱られないように動くこと。

目立たずに、安全に生きること。


でも、本当にそうだろうか?

それって、自分の人生を「点数」で測るようなものじゃないか?


もちろん、まわりの目も気になります。

うまくやりたい気持ちもあります。


でも、それよりも、

「心から楽しむ」という感覚だけは、忘れたくないと思いました。


“正しさ”に縛られて、

“楽しさ”を見失ってしまうくらいなら、

たとえうまくできなくても、

自分がワクワクする方を、選びたい。


今、あなたがやっていること。

ほんとうに心が動いていますか?


それは、「歌いたいから歌ってる」ことですか?


僕は今日も、点数は気にせず、

ちょっと懐かしい好きな曲を、

誰もいない部屋で思いっきり歌いました。


正解じゃなくて、

共鳴するものを選べる人生でありたいですね。


神社 昌弘



2025/05/05

こんにちは。神社昌弘です。


今日は少しだけ、私がなぜこの仕事をしているのか、その原点についてお話ししたいと思います。

 

私が20歳の時、突然「クローン病」という難病を発症しました。

大学生でした。


これから人生を切り拓いていこうという時に、

「一生治らない」と言われる病気に、いきなり立ち止まらされたのです。

 

その後、8度の手術と、4年間の絶食生活。

口から何も食べられず、点滴だけで命をつなぐ日々が続きました。


若さも夢も未来も、

すべてが遠く感じられ、

正直、「なんで自分だけが…」と何度も思いました。

 

でも、そんな苦しみの中で、

少しずつ見えてきたものがありました。

 

■ 「心の状態」が、身体や病気の向き合い方に大きく影響すること

■ 「誰かに話せる」ことで、自分を取り戻せる瞬間があること

■ そして、「痛みを知った人」だからこそ寄り添えることがある、ということ

 

これらの体験が、

今の私のカウンセリングの土台になっています。

 

2016年には、テレビ東京『生きるを伝える』という番組に出演し、

この経験についてお話しさせていただく機会をいただきました。



▶︎ 番組ページはこちら

📺 苦しみの先の幸せを見つめて/神社昌弘(テレビ東京)


全国放送で自分の病気の話をするのは、正直とても勇気が要りました。

でも、それ以上に、「この経験が誰かの力になれば」と願っていました。

 

今では、3万件を超えるカウンセリングを重ね、

少しでも“生きづらさ”を抱える方に寄り添いたいという思いで、

日々、画面越しや対面でお話を聴かせていただいています。



痛みや悲しみは、

それだけでは「意味のない苦しみ」に感じるかもしれません。


でも、そこから誰かに手を差し伸べられる力に変わったとき、

人生は少しずつ、希望の方向へと動き出す。

私は、それを身をもって体験してきました。

 

だから、もしあなたが今、

自分の道に迷っていたり、心に疲れを感じているなら、

どうか思い出してください。

 

「今いる場所が、終点ではない」

ということを。

 

そして、よかったら、

私と一緒に「心を整える時間」を持ってみませんか?


あなたの中にある光が、また輝き出すように。

そのお手伝いができたら、何よりうれしいです。

 

神社 昌弘
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