新年度が始まり、
少し慣れてきたようで、
まだまだ緊張が続く日々、
朝起きた瞬間、いつもより少しだけ身体が重い。
家族のこと、職場のこと、自分のこと……
気づかぬうちに心も身体も、フル稼働していませんか?
「少しだけ、ゆるめていいんだよ」
この言葉を、今日はぜひ自分にかけてあげてください。
頑張っているとき、人は「気が張っている」状態が当たり前になります。
やることに追われて、無意識に自分を後回しにしてしまう。
でも、だからこそ——
“ゆるめること”が、実はものすごく大切なのです。
僕自身、病気や手術、絶食の経験を通じて学んだのは、
「人はゆるまったときに、本来の力が戻ってくる」
ということでした。
心がギュッと硬くなっているときには見えなかった景色も、
ふっと力を抜いて深呼吸をすると、やさしく見えてくる。
怒りや悲しみも、焦りや不安も、
自分をゆるめたときに、少しずつ溶けていくのです。
今日くらい、自分を甘やかしていい
誰かのために動き続けた一週間、
せめて今日くらい“自分のためのやすらぎ”を選んでください。
あったかい珈琲をいれて、
ふわっと香る湯気を見ながら、
ただぼんやりする時間を持つのもいいと思います。
何もしない時間というのは
何もしない時間ではなく
あなたの魂を整える大切な時間
ほんの少しでもいい。
自分をいたわる選択をしてみてくださいね。
それが、また一歩、
あなたらしい明日へとつながっていゆくから。
僕が小学生だった頃、魚取りに行くのが好きで、学校から帰ってくると、すぐに愛犬リトルを連れて、魚取りに出かけた。
僕の親は、僕が「ひとり」でいても、なんにも言わなかったけれど、
「みんなと仲良くしなさい!」
学校の先生や世間からは、そう教わってきた気がする。
だから、クソ真面目だった僕は、本当はひとりでいたいのに、
「みんなと仲良くしなきゃいけない」
「誰かと一緒にいなきゃいけない」
「学校では友達を作らなきゃいけない」
そう思い込んで、みんなに笑顔で接して、気が合わない人にも声をかけ、嫌いな人も好きになる努力をして、どんな人にも親切をしてきた。
でも、本心は、
「なんで、嫌いな子と仲良くしなきゃいけないの?」
「なんで、意地悪な子にまで親切にしなきゃいけないの?」
って思っていた。
それでも、僕は、みんなから褒められたかったから「良い子」でいようと努力をした。
そうして、他人に「良い子」でいればいるほど、自分には「悪い子」になっていって、そんな自分が大嫌いになった。
大人になってわかることだが、「みんな仲良く」なんて、大間違い!
僕は、大嫌い!
結局、大人が勝手に決めた綺麗事で、そもそも、自分の愛を受け取らない人に優しくする必要はない!
「感謝しない人とは、絶対に付き合ってはいけない!」
僕は、そう教えて欲しかった。
何よりも大事なことは、自分で自身を大事にすること!
そして、それができたら、他人を大事にすることが大事!
やっぱり、自分を大事にできない人が、他人を大事にできるわけがない!
だから、もし、今、
「みんなと仲良くしなきゃいけない」
そう思い込んでいる人がいたら、それに惑わされてはいけないよ。
何よりもまず、自分自身を大事にしていこう!
あなたがあなた自身に親切できると、それと似た波動の相手が現れて、親切な人が次々に現れてくるからね。
大丈夫だよ!
神社昌弘(かんじゃまさひろ:本名)
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代表著書
「あなたにしか起こせない奇跡」
「クローン病が教えてくれたこと」
「スピリチュアルが教えてくれたこと」
「ひとりぽっちからの卒業」
これまで、僕はカウンセラーとして、30,000件の人間関係を見てきたが、イライラの原因の大半が、これだ!!!
「わかっている」と思うからイライラする。
「わかってもらっている」と思うから腹が立つ。
つまり、相手に、勝手に期待するから、勝手に裏切られた気持ちになっている。
だから、もし、イライラを一瞬で解決したいなら、
「期待を手放す!」
それだけ。
そもそも、どんなに親しい相手でも、相手のことをわかっているなんておこがましいし、わかってもらっているなんて、勝手な勘違い。
イライラしたり、腹が立つのは、自分のことを「わかってほしい」サインだと気づいて、まずは、自分が自分のことをわかろう! そして、ちゃんと「対話」して、お互いを知っていこう!
お互いをわかろうとする姿勢こそが「愛」だからね。
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「あなたにしか起こせない奇跡」
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「ひとりぽっちからの卒業」
かつて、祖母に会う度に、
「結婚は、まだか?」
と聞かれて、
「できないんじゃなくて、しないの!したくないの!」
と言い返した。
それでも、何度も何度も、しつこく聞いてくるので、
「このままじゃいけないの?」
とイラついて、祖母に反抗した。
祖母が亡くなるまで、その質問が止むことはなかった。
『結婚=幸せ』
そう信じ込んでいた祖母には、僕の気持ちなんてわかる訳がなく、いま思うと、
「なんであんなにムキになったんだろう?」
「もう少し適当に返事をして、優しくしてあげればよかった」
とも思う。
でも、当時の僕は、祖母に対して、
「なんで、僕の気持をわかってくれないの?」
「そのおせっかいが、僕を傷つけているんだよ!」
と思っていたから、やっぱり、優しくなれなかった。
大切な人に「わかってほしい」という期待は、次第に怒りへと変わってゆく。
そして、憎しみにさえ変わってしまう。
これは、本当に悲しいことで、非常に残念なことだ。
僕は、祖母に自分の気持ちを伝えたし、祖母の期待に応えようと、無理やり婚活パーティーにも出席して、「神社(かんじゃ:本名)」の姓を守ろうと努力もした。
でも、僕が原因で子どもができないことが判明して以来、「もう結婚はしない」と決めていた。
それでも、結婚のことを言われてきたから、もうウンザリだった。
祖母が、僕のことを想って、僕の幸せを考えてくれていたことは、十分によくわかっていた。
でも、結婚の話題を出される度に、ますます「嫌い」になった。
大好きな祖母を嫌いになることは、すごく辛いことだったが、自分を守るためには、「ちゃんと嫌いになる必要がある」と思った。
なぜなら、僕が、ちゃんと嫌いにならなければ、祖母に「いつかわかってくれる」と勝手な期待をして、そして裏切られて、結果、嫌な気持ちになってしまうから。
もし、今、家族に嫌なことを言われたり、嫌な態度を取られている人がいたら、家族を嫌いになっても良いいよ。
まずは、ちゃんと嫌いになって、自分を守ろう!
そして、適度な距離を置いて、いちいち真に受けず、適当に「ハイハイ」と言って、その場を流せばいい。
あれこれ言いたい人に「いちいち言うな!」と言っても、それは無駄な話だから、自分が離れるしかない。
そもそも、相手にわかってもらおうとか、相手を変えようと思っても無理な話で、自分を変えるしかない。
人はそれぞれ、自分なりの基準をもって、身勝手に相手に期待して生きている。
だから、好きでも嫌いでも、お互いを尊重し合うだけでいい。
愛というのは、そこにいることだけでも「愛」なのだから、たとえ、相手の期待に応えられなくても、あなたは、あなたのままでいい!
僕は、これまで46年間、いろんな体験を通して、わかったことがある。
それは、愛というのは「好きや嫌いの範疇(はんちゅう)をはるかに超えている」ということ。
愛とは、言葉にできなくて、深くて、大切で、とっても不思議なもの。
そして、愛は、いつでも、どこにでもある。
祖母が亡くなって、もうすぐ一年になるが、祖母は、大嫌いだったけれど、やっぱり、大好きだった。
ごめんなさい。
ありがとう。
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