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「上手い」より「楽しい」が勝つ夜。

2026/02/17

先日、たまたま無料のピアノコンサートに足を運びました。

 

3時間。

リスト、ショパン、ブラームス、バッハ――

誰もが知る名曲が、次々と演奏される。

 

それはそれで、すごかった。

 

技術もある。

難曲も完璧に弾き切る。

 

 

でも。

 

正直に言うと、

一番心に残ったのは、ジブリの曲でした。

 

その演奏者だけが、

有名なクラシック作曲家ではなく、

ジブリを選んでいた。

 

ジャンルが違ったから印象に残った?

 

いや、違う。

 

楽しかったから。


そして何より――

僕たちを楽しませようとしてくれていたから。

 

どうしても、素人が弾くと「発表」になりやすい。

 

  • 上手く弾きたい
  • 間違えたくない
  • 難しい曲を披露したい

 

それは悪いことじゃない。

努力の結晶です。

 

でも、

それが「自慢」や「自己満足」に傾いた瞬間、

音楽は観客から離れていく。

 

うまいのに、残らない。

 

日本は特に、

音楽を“競うもの”にしがちです。

 

超絶技巧。

速さ。

難度。

 

もちろん技術は尊い。

 

でも、

音を楽しむ、と書いて「音楽」。

 

いつから、「勝つためのもの」になったのでしょう。

 

もったいなさすぎる。

 

ジブリを弾いた彼は、

右手に鍵盤ハーモニカ、

左手の伴奏をピアノ、

楽しくリズムを揺らしていました。

 

そこにあったのは、

技術の披露ではなく、

「一緒に楽しみましょう」という姿勢。

 

だから、心に残った!

 

無料で聴かせてもらって、

こんなことを思うのも失礼かもしれません。

 

でも同時に、

僕にとっては大切な学びでした。

 

僕も、気をつけよう。

カウンセリングも、講座も、発信も。

 

「すごい」と言われることを目指すのか。
「楽しかった」と言われることを目指すのか。

どちらが、人の心に残るか。

 

答えは、もうわかっています。

 

上手さより、思いやり。

技術より、楽しませようとする姿勢。

 

音楽も、

仕事も、

人間関係も。

 

すべて、同じだと思いました。

 

あなたは今、

“うまくやろう”としていませんか?

 

それとも、

“楽しませよう”としていますか?

 

どちらが、人の心に残るでしょう。