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「わかってほしい」は人類の共通語!?

2025/09/13

〜第122回ゆるトーク夜会より〜

昨夜は、第122回ゆるトーク夜会でした。


100回を超えてもなお、毎回みなさんが心を開いてくださるので、

気づけば「癒しの場」というよりも「心の温泉」みたいになっています♨️

 

今回のテーマは──

「わかってほしい自分の取扱説明書」

 

正直、誰だって「わかってほしい」んです。


「今日は疲れてるんだよ!」とか

「そこは褒めて!」とか

 

でも、ふと考えると──

僕たち、相手のことを「わかってる」つもりになってるだけかもしれません。

 

人間は、つい自分中心に世界を見がちです。


別に悪いことじゃないんです。


ただ、どうしても「自分フィルター」で見たいように見て、

聞きたいように聞いて、受け取りたいように受け取ってしまう。

 

つまり…


「わかってほしい!」

と叫んでいる自分も、結局“自分の見方”を押し通しているだけ、なんてことも。

 

だから、まず…

 

「わかってほしい」

なら、まずは自分で自分をわかること。


そこをサボって「相手に丸投げ!」は、残念ながら“わがまま”のラベルがペタッと貼られてしまいます。

 

それに…


相手に「わかってほしい」と願うなら、同じくらい「相手をわかろうとする」姿勢が必要。


これがあると、ただの「要求」から「対等で誠実な関わり」に変わります。

 

とはいえ、人のことなんて本当にはわかりません。

年齢も、性別も、生まれ育ちも違うんですから。

 

だから、「絶対にわからない」けど「わかりたい」という気持ちが大事なんです。


ここに人間の可愛さがあるんですよね。

 

この“わかりたい力”があると、不思議と関係は温かくなります。

(夫婦でも親子でも、なぜか猫でも…!🐾)




「わかってほしい」は人類共通の願い。


でも、もし叶えたいなら、同じくらい「わかろう」とすること。

 

わかり合えない前提のなかで、

「それでも、わかりたい」

と思う姿勢こそ、謙虚で素敵な在り方だと思います。

 

結局、相手の心の中までは“取扱説明書”を読んでもわからない。


でも、「わかりたい」気持ちがあるだけで、人と人の間には、じんわりあったかい空気が流れるんですよね。

 

次回のゆるトーク夜会でも、そんな「人間くささと可愛さ」を一緒に味わえたらと思っています。

 

またご案内しますので、どうぞお楽しみに!