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難病を卒業しました!

2025/09/15

過去を手放し、挑戦する人生へ

赤いヘルプマークを、僕はずっと持ち歩いていました。


「何かあったときのために」


そう思ってポケットに入れていたけれど、結局、一度も使うことはありませんでした。




僕は今年、「指定難病の申請」を卒業しました。


20歳でクローン病に認定されてから17年。

毎月の血液検査、毎年の大腸内視鏡検査。


そのたびに「もし再発していたら…」と不安になり、

結果を見てはホッとする。


心理学を学び、人に伝えてきたはずの僕が、自分のことになると情けないくらい不安になっていた。


それを延々と繰り返してきました。


「万一のために」

「未然にふせぐために」


そう言いながら申請を更新し続けてきたけれど、

実はその思考こそが僕を病気に縛りつけていた。


毎年毎年、不安に支配され続けていたのです。


そして今年、勇気を出して「もう更新はしない」と決めました。


すると、ちょうどそのタイミングで、

長年お世話になっていた病院も、先生のご高齢で閉院に。


僕は5枚にも及ぶ手紙で感謝を伝え、

17年間続けてきた「難病の鎖」から、自分を解き放ちました。


ヘルプマークを手放すことは、

ただのモノを手放す以上に、

過去の痛みや不安を手放すことでもありました。


あの8度の手術の痛さも、

4年間の絶食も、

僕の体に、心に、

深く刻まれている。


消えることはありません。


けれど、それを抱えたままでも──

人は前に進める。


だから今年、僕は新しい挑戦を始めます。

それが、クラウドファンディング。


病気のために生きるのではなく、

僕は、これから「自分の人生を生きる」挑戦を選びました。


世の中、病気や不安や過去の痛みに、

縛られている人は少なくありません。


「もし、またあの痛みが来たら…」

「もし、失敗したら…」


そう思うと、なかなか前に進めないものです。


でも、過去を恐れて動けない人生よりも、

勇気を出して一歩踏み出す人生のほうが、

ずっと自由で、ずっと生きやすい。


僕が難病を卒業できたように、

あなたもきっと「不安を卒業」できる。


それは、今この瞬間から始まります。


🌱 過去に縛られない生き方を。

🌱 不安を抱えたままでも進める勇気を。

🌱 そして「自分の人生を生きる」という選択を。


同じように悩みや不安を抱える誰かの光になれるように、

僕はこれからも挑戦を続けます。


https://ifcf.jp/project/21


僕の挑戦を支えていただける方はこちらから。

応援・ご支援・情報のシェアを、どうかよろしくお願いいたします。