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どれだけ尽くしても嫌われるときは嫌われる。それでも、あなたの価値は1ミリも下がらない

2025/12/18

どれだけ気を遣っても、

どれだけ我慢して尽くしても、

嫌われるときは、嫌われます。

 

だからもし今、誰かとの関係で心がズキッとしたなら、

それはあなたの価値が低いからではありません。

 

むしろ――

無理をしてきた証拠かもしれません。

 


 

カウンセリングをしていると、

一生懸命がんばって生きている女性ほど、

こんな言葉をポツリとこぼされます。

 

「こんなに気を遣っているのに、どうして分かってもらえないんだろう」

「ここまで我慢しているのに、なぜ嫌われるんだろう」

 

先日いらした40代の女性も、まさにそうでした。

 

職場では空気を読み、

家庭では相手を優先し、

友人関係でも「嫌われないように」と自分の本音を飲み込む。

 

周囲から見れば「いい人」。

でも、本人の心の中は、いつもクタクタでした。

 

ある日、ふとした一言をきっかけに、

その女性は職場の人から距離を置かれてしまいました。

 

「私、何か悪いことしましたか?」


そう聞く彼女の目には、ショックと混乱が滲んでいました。

 

でも、ここで大切なことがあります。

 

どんなに相手に合わせても、

どんなに自己犠牲をして尽くしても、

嫌われるときは、嫌われます‼️

 

これは冷たい話ではありません。


むしろ、とても現実的で、救いのある話です。

 

なぜなら、

それはあなたの価値とは一切関係がないから。

 

無理に合わせている時点で、

本当はもう、どこかで分かっているはずなんです。

 

・合わせないと嫌われる気がする

・本音を出したら壊れる関係かもしれない

・自分が我慢すれば丸く収まる

 

でも、人間関係は一方通行では成り立ちません。

 

どれだけこちらが好意を持っても、

相手が「しんどい」「無理」と感じたら、それまで。


それは逆も同じです。

 

だから、無理に好かれようとしなくていい。


機嫌を取ることが悪いわけじゃないけれど、

それよりも、もっと大事なことがあります。

 

それは――

自分で自分の機嫌を取ること。

 

これを後回しにすると、

人は必ず、自分を嫌いになります。

 

「どうせ私なんて」

「私が悪いんだ」


そうやって自信を失っていく。

 


 

カウンセリングをしていると、

本当に「いい人すぎる人」が多い。

 

自己犠牲が癖になっている人ほど、

限界が来たとき、こう言います。

 

「こんなにやってあげたのに!」

 

もし自己犠牲をするなら、

“自分がやりたくてやっている”と自覚しておくこと。

 

それがないと、

いつか必ず、心が爆発します。

 

だから今日、覚えておいてほしい。

 

あなたが何よりも先にやるべきことは、

自分で自分の機嫌を取ること。

疲れたら休む

嫌なものは嫌だと感じていい

無理な関係から、少し距離を取っていい

それは、わがままではありません。


自分を大切にするという、

とても大人で、健全な選択です。

 

頑張りすぎている女性の皆様へ。


あなたは、もう十分やっています。

どうか今日くらい、

誰よりも先に、あなた自身を労ってあげてくださいね。