2025年8月15日。
父が亡くなってから、ちょうど30年が経ちました。
そして今年は、僕が父と同じ47歳になった特別な年です。
17歳の夏。
家族で出かけた海で、目の前で父が亡くなりました。
前夜から、不思議な“予感”がありました。
——それでも変えられなかった運命。
長い間、後悔と罪悪感を抱え続けてきましたが、47歳になった今、ようやくその想いは「ありがとう」に変わっています。
あの頃の自分を許し、父への感謝が胸いっぱいに広がるまでに、30年かかりました。
このラジオでは、父の命日に思い返した出来事や、その時の心の揺れ、そして年月を経て気づいた「感謝の形」についてお話ししています。
大切な人を思い出す日が、少しでも温かい日に変わりますように——
そんな願いを込めて。