「引き寄せがすべて」
「願えば叶う」
そんな言葉があふれているこの時代。
僕も、それを完全に否定するつもりはありません。

でも――
それだけじゃ、人生は回らない。
引き寄せには「前提」があります。
それは、“本気で動いてる人のもとにやってくる”ということ。
僕はこれまで、
クローン病(指定難病)で、
8回の手術、
4年の絶食、
そして、
3万件以上のカウンセリングをしてきました。
祈ったこともあります。
願ったこともあります。
でも、それだけじゃ、救われなかったんです。
だから僕は思うんです。
✨「運」や「引き寄せ」はある。
でもそれは、“覚悟して動いてる人”に味方するものだって。

神社で願いごとをするとき、
「どうか◯◯になりますように」
とお願いするのは自然なこと。
でも、その後に何もしなければ、神様も動きようがない。
きっと神様はこう言っているんじゃないかと思うんです。
「ちゃんと動くなら、背中押すよ。
でも、何もしないまま、ただラクに叶えたいっていうのなら――
それは“甘え”だよね。」
もちろん、誰もがいつも全力でいられるわけじゃない。
時には、運に頼ってもいい。
誰かにすがってもいい。
でも、
自分の人生を“自分で迎えに行く”気持ちだけは、手放さないでほしい。
僕はこれからも、地味で不器用でも、ひとつずつ“動いていくこと”を選びます。
そして、
その動きがエネルギーになって、“引き寄せ”が自然に起こるような、そんな人生を愛したい。
願う力も、動く力も。
両方あって、はじめて人生は動き出す。
あなたにも、あなたのペースで、“動ける希望”が宿りますように🍃

朝起きただけで、なんだか疲れてる。
誰とも会ってないのに、どっと疲れている。
もしかしたら、それ「心の力み」が原因かもしれません。

こんばんは、神社昌弘です。
「今日は何もしてないのに、疲れ果ててる…」
そんな日、ありませんか?
僕は、あります。
かつて、クローン病の絶食療養中、病院のベッドで動けなかった日でも――
なぜか、心だけがクタクタに疲れていた。
実はそれ、「心の過緊張」が原因のことが多いんです。
たとえば、こんな人は要注意かもしれません。
・人にどう思われているか、常に気になる
・SNSを開くだけで、なんだか疲れる
・無意識に、身体に力が入っている
・寝る前まで頭の中が忙しい
・ぼーっとしてるのに、リラックスできない
これらはすべて、心が「戦闘モード」に入っているサインです。
言うならば、「心がつねに爪先立ち」してる状態。
そんな日々を続けていれば、そりゃあ疲れます。
たとえ何もしていなくても、エネルギーはどんどん消耗していきます。
僕はこれを「心の過緊張」と呼んでいます。

この“見えない緊張”は、
誰かに気を遣いすぎていたり、
先のことを考えすぎていたり、
「ちゃんとしなきゃ」と思いすぎていたり、
過去の失敗を引きずっていたり――
そんな「意識のクセ」から生まれます。
では、どうすれば「心の過緊張」はほぐれるのか。
実は、特別なことをしなくても大丈夫なんです。
大切なのは、“緊張していた”ことに、気づいてあげること。
たとえば――
・深呼吸を3回だけ、意識してする
・肩をグルグルまわして、力みを抜く
・「私は、いま大丈夫」と声に出してみる
・静かな音楽を流して、目を閉じる
・手を当てて、「おつかれさま」と言ってあげる
そんな小さなことで、心の筋肉はふっとゆるみます。
「何もしてないのに疲れる」――
それは、怠けているわけでも、弱っているわけでもない。
ちゃんとがんばってきた証拠なんです。
今夜は、自分にやさしく。
ちょっと力を抜いて、深呼吸していきましょう。
あなたの心が、少しでも軽くなりますように。

スピリチュアルが「怪しい」と思われてしまうこの時代に、
僕はなぜ、安心の言葉を発信し続けるのか?
心をそっとほどく“本当の理由”を、お話しします。

僕は、これまで、
「スピリチュアルって、怪しいものだと思ってました」
そんな声を聞くたびに、胸がチクリと痛んできました。
そして、
「“浄化しないと不幸になる”って言われたけど…」
「結局、また不安が増えただけだった」
そんな経験を聞くたびに、すごく悲しくなってきました。
みんな、癒されたい、安心したい──
そんな気持ちでスピリチュアルに触れたのに──
むしろ“怖くなってしまった”という人が、
僕のもとを訪れてくださることが、よくあります。

本来、スピリチュアルとは
「あなたはそのままで大丈夫」
と伝えるもの。
僕にとって、それは祈りであり、
安心であり、人生そのものです。
けれど現実は──
不安を煽る言葉の方が、広まりやすい。
誠実に伝えた言葉ほど、
届かず、埋もれてしまうこともある。
でも、僕は決めています。
安心を届ける側に立ち続けることを。
なぜなら、かつての僕自身を救ってくれたのは、
派手な言葉じゃなく、
「静かな安心」
だったから。
だから、まずはあなたに伝えたい。
・他人の不安に巻き込まれなくていい
・今の自分を責めなくていい
・「よく頑張ってきたね」と、自分に言ってあげてほしい
もし今、スピリチュアルに疲れてしまっているなら──
いったん離れても、大丈夫です。
不安じゃなくて、安心の場所が、ここにある。
それだけでも、どうか覚えておいてください。
あなたの心に、僕の言葉がそっと寄り添いますように。

がんばってきたあなたへ。
「なんとかしなきゃ」と一人で抱えていませんか?
今日は、かつての僕の実体験を通して、“立ち止まる勇気”についてお話しします。

かつての僕は、
問題が目の前に現れたとき、
なんとかして独りで乗り越えようと、必死でした。
本を読んで、
新たなチャレンジをして、
自分と同じようにがんばっている人の伝記を読んで、
「これは必要なことなんだ」
と、自分に言い聞かせて…。
そうやって、たくさんのことを乗り越えてきました。
そして、確かに力もついたと思います。
でも今、ふり返って思うのです。
「もっと楽に、もっと楽しい方法でやれたかもしれない」と。

無理やり気合を入れてがんばるのは、
風邪をひいているのに走り続けるようなもの。
本当は、まず休むべきだったんです。
もちろん、すぐに対処しなきゃいけない場面もある。
「休んでる場合じゃない!」という時もある。
でも――
「なんとかしなきゃ」と思ってる時ほど、
実は、独りじゃなんとかできないことが多い。
だからこそ、いったん立ち止まる。
一呼吸おいて、整える。
そしてこう言ってあげてください。
「ここまで、よくがんばってきたね」って。
自分を認める。
少しだけ、休む。
「なんとかなる」と信じる。
まわりを信頼して、“一緒に”がんばる。
これが、今の僕がたどりついた
“しんどさを超えるための、新しい選択”です。

がんばることは、すばらしいことです。
でも、がんばりすぎないことも、また智慧です。
今、疲れている誰かの心に、
この言葉がそっと届きますように。
「当たってる!すごい!」
そう思ったのに、心が軽くならない。
それは、“占いの本当の役割”を見失っているサインかもしれません。

「当たっていたのに、なぜか虚しかった」
「未来を言い当ててもらった」
「過去の出来事までズバリ当てられた」
──それ自体は確かに凄いことです。
心のどこかがスーッとしたり、驚きで鳥肌が立ったりする。
“占いの醍醐味”だと感じる方も多いでしょう。
でも、よく見てください。
その後、あなたの心はどうなっていましたか?
「だから、私はどうしたらいいの?」
「希望はあるの?」
「この先、自分は幸せになれるの?」
──そんな“肝心な問い”には、答えてもらえなかった。
気づけば、当たったことに満足しただけで、
一歩も前に進めていない。
それは、占いの“本質”を見失ってしまっている状態なのです。
占いの本当の役割とは?
僕はこれまで、スピリチュアルと心理学、人生経験を通して、
のべ3万人以上の方々の悩みや不安に寄り添ってきました。
そのなかで、はっきりとわかったことがあります。
それは──
占いの真の目的は、未来を当てることではない。
占いとは、一種の統計学だから、ある程度当たるの当然!
だから、それよりも大事なことは、“心が、前に進めるように整うこと”こそ本質!
ということです。
未来の一場面をピンポイントで当てることは、
たしかにプロとして重要な要素のひとつかもしれません。
でも、それ以上に大切なのは、
「当たっているかどうか」ではなく、
「心が、希望を持って未来に進める状態かどうか」です。
“自分で進める心”を取り戻すこと
良い占い師とは、
何かを断定して「こうしなさい」と決めつける人ではありません。
未来の可能性を一緒に眺めながら、
あなた自身の内側にある“願い”や“強さ”を見つけ出してくれる人です。
怖さに向き合いながらも、
少しずつでも前に進める勇気をくれる人。
「あなたには、ちゃんと未来があるよ」
──そう言ってもらえるだけで、人は歩き出せるものです。
そして、真に心が救われるときというのは、
「当たっていたから」ではなく、
「私は、もう大丈夫かもしれない」
と自分の中から安堵が湧いてきた瞬間なのです。

もし今、あなたが不安の中にいるなら
今、あなたが未来に迷い、
何かにすがりたくなって占いにたどり着いたのだとしたら、
僕はこう問いかけたい。
「その占いは、あなたを希望へと導いていますか?」
当たっていても、心が冷えてしまうなら、
それは本物ではないかもしれません。
当たっていなくても、
あなたの心が、ホッとゆるみ、
「やってみよう」と思えたのなら──
それは、きっと“本物の占い”です。
心は、やさしく整えられたときに前に進める
占いとは、
未来を決める道具ではありません。
あなたの心を整え、
その人らしい人生の道へと戻してくれる“羅針盤”
どんなに迷っても、
どれだけ泣いたとしても、
心が少しでもあたたかくなったとき、
人は必ず「もう一度、歩いてみよう」と思えます。
もし今、この記事が、
あなたの心をほんの少しでもあたためられたなら、
それが何よりの喜びです。