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お布施ブログ

神社昌弘のお布施ブログです。

実体験から得た「生きる知恵」を、皆様の日常に役立てていただきたいという願いを込めて書いています。


最新のコラムは、こちらにも書いています。
2020/06/20
おせっかいを「親切」に変える7つのポイント!  

こんにちは。

かんじゃまさひろです。

 

『よかれと思ってやったことが、相手にとっては余計なおせっかいだった…』


そんな経験は、ありませんか?

僕は、そんなことがしょっちゅうありました。

残念ながら、いまでもあります(汗)

 

相手が望んでいたら「親切」になりますし、相手が望んでいなかったら「おせっかい」になる…


おせっかいになっては、残念すぎます!

相手のためにやるのであれば、おせっかいにならないように気を付けたいですよね?

今日は、僕が沢山のおせっかいから学んだことを紹介したいと思います。

ほんのちょっと気に留めていただいて、あなたの親切が、よいふうに相手に伝わるといいなと願っています。


おせっかいを「親切」に変える7つのポイント

  1. 相手の立場になれないことを自覚する!
    どんなに相手のことをわかりたくても、生まれ育った環境や性別、性格、考え方や価値観、元々の出発点が違う段階で相手の立場にはなれません。ひたすら傾聴して寄り添うことが大切です

  2. 自意識過剰に注意する!
    人の役に立ちたい時ほど、自分の経験から得た知恵や知識の押しつけになっていることがよくあります。無意識に自らの知恵や知識を活かすチャンスを探しているかもしれないことに気を付けましょう。

  3. 相手のチカラを信頼する!
    何かをしてあげたい時は「私が手伝わないと相手がダメになる」と思い上がっている時かもしれません。常に対等な立場で、相手のことを信頼し、傍で見守り、待つことも大切です。

  4. 私も相手も正しい!
    人は皆、無意識に「私は正しい」という前提で動きがちです。私も相手も、どちらも正しいことを覚えておく必要があります。

  5. まずは深呼吸!
    本当に「これは親切なのか?」「おせっかいなのか?」「相手のためなのか?」一旦、深呼吸をして、考えてみる必要があります。

  6. 助けたい時は、実は自分が助けられたい時!

    誰かのために何かをしてあげたい時ほど、まず先に自分自身を助けてください。世の中は、自分を投影していることが多くあり、目の前に助けたい人が現れたということは、そこに自分自身が助けられたいサインがあるのかもしれません。

  7. 謝る勇気も必要です!

    もし、おせっかいだと気づいたら、すぐに素直に「ごめんなさい」と謝ること!間違いは認めて、正していきましょうね(^^)/

2020/06/19
わかってほしいは「重い」  
こんにちは。
かんじゃまさひろです。

家族やパートナー、友人や仲間、心から大切に想っている人たちに対して、

「なんで、わかってくれないの?」
「こんなにも、あなたのことを考えているのに…」

って思ったことは、ありませんか?

相手を想うあまり、時に、そんな風に相手を責めてしまうことって、ありませんか?

かつての僕は、そんなことが頻繁にあって、そんな時に、恩師から、こんな話を教えてもらいました。

いま、君の目の前に、君の大好きなケーキがあるとしよう!

そこで、君は、こんなにケーキが大好きなのに、ケーキに想いが伝わらなくて、
「なんで、わかってくれないの?」
「ケーキのことを、こんなにも考えているのに、なんでわかってくれないの?」
と叫んでいる。

君は、ケーキが増えるとでも思っているのかい?
君が、どんなにケーキのことを考えて、どんなに想っても、ケーキは増えないんだよ!

その時、ハッと目が覚めました。

自分が相手のことを、どれだけ想おうと、どれだけ考えようと、実は、相手には関係ないのですね…(;^ω^)

こんなことを書くと、とっても寂しい気がするし、事実、とっても、とっても虚しくなるけれど…

お互いにとってハッピーになれるのは、まずは独りよがりの自分自身を知り、相手の立場を考えて行動することなのでしょうね。

イライラして、一方的に想いを伝えても、相手にとっては重いだけ…

本当に、本当に、本当にわかってもらいたいなら…

どうしたらいいと思いますか?


2020/06/18
きっと、明日は「笑顔」になれるから…  

こんにちは。

かんじゃまさひろです。

僕がセミナーや講演、カウンセリングをする時に、ときどき「母」のことを聞かれます。

「神社さんのお母様って、どんな人ですか?」

 

僕から見れば、いたって普通で、おせっかいなおばさんですが、昨日、また同じ質問をされたので、今日は、母のことについて書いてみたいと思います。


母は、現在71歳。


47歳の時に目の前の事故で最愛の夫(僕の父)を亡くし、その後、10年以上に渡って実母の看病をしてきました。

その頃、僕が難病(クローン病)を患ったために、8度の手術に付き添い、4年間の絶食生活をサポートしつつ、約10年かけて、僕を元気にしてくれました。

ようやく安心できると思った矢先、今度は娘(僕の姉)の子どもが「自閉症」だと診断されました。


僕から見れば、なんとも悲惨な人生で、不運に見舞われ続けた人ですが、母はいつも、


「私は、しあわせよ」

「だって、私にはまだまだできることがいっぱいあるから」

 

そんなことを言っていました。

 

詳しいことは、母の著書に書いてありますが、僕は、そんな母から『愛とは行動』だと教わってきました。

 

僕が思う母の凄いところは、逆境を乗り越える強さではなく、

  • 素直に「助けてください」「お願いします」と言えるところ
  • 自分を誤魔化さないところ
  • 喜怒哀楽を素直に表現できるところ
  • 自分もまわりも責めないところ
  • 自分とまわりを信頼しているところ
  • おかげさまの心を持ち続けているところ
  • 切り替えが早いところ
  • 即決、即断、即行動

    そして、一番スゴイと思うのは、
  • どんな環境でも自分の人生もちゃんと楽しむところ

です。 

 

母は、いつでも、どこでも、どんなときも、自分が熱中できる「趣味」をもっていました。

(もしかしたら、そうでもしないと生きていけなかったからなのかもしれませんが…)

父が亡くなった時には、急に「カメラ」をやりたいと言い出し、ド素人からアマチュアカメラマンとして、数々の賞を受賞するまでになりました。

ある程度の結果を出した後には、今度は「木目込み人形」を習いたいと言い出し、師範の免許を取り、今では教授にまでなりました!

そうして、今度は独学で「俳句」を学び、毎日手帳とペンを持ち歩き、作句し、いろんなところへ応募して、新聞などに掲載されることを楽しんでいます。

現在はというと…

相手の喜ぶ笑顔をイメージして、色とりどりの「マスク」を作っています。
この一ヶ月で作った数は140枚以上?!
毎日作って、毎日“誰か”にプレゼントしています。

 

今日は、ブロブの最後に、そんな母の著書『あなたの言葉に逢いたくて』から、一部をシェアしたいと思います。

 

あなたの今の苦しみや悩みは、きっとあなた自身で終わらせることができます。

だから、どうかあなたの人生を信頼してみてください!

 

どんな人生でも、あなたが自分の人生を心から信頼できたとき、あなたの意識と行動は、輝く未来へつながっていきます。

あなたの信じる心が、あなた自身を解放してくれるのです。

 

あなたはもう、すでに十分すぎるほど頑張ってきました。

誰にも気づかれないところで、めいっぱい苦労して、悩み尽くして、そして、考え抜いて、涙も流してきました。

 

必死に生き続けてくれて、ありがとうございます。

みんなのために頑張ってくれて、ありがとうございます。

 

どうか、これからは、一人で抱え込まないで、まずは頑張り抜いた自分を誇りに思って、共に生き抜いた子どもや家族を慈(いつく)しんでください。

 

せめて今日だけは…

明日のことを考えなくてもいい!

 

今日、とりあえず、あなたとあなたの子どもが笑顔になるために生きてください。

 

きっと、明日は明日の風が吹くから…

きっと、明日は笑顔になれるから…

 

私は、そう信じています。

(p10〜引用)

このメッセージが必要な“誰か”に届きますように!



2020/06/17
「反省」と「後悔」  

こんにちは。

かんじゃまさひろです。

もうずいぶん前のこと、コーチングの伊藤守さんの本を読んだ時に、こんな言葉に出会いました。

反省している間は「正しいわたし」でいられる。

後悔している間は「可哀そうなわたし」でいられる。

これを読んだ時、僕はドキッとして、当時愛用していた皮の手帳にメモしたことを覚えています。

 

あれから何年も経った今でも、まだハッキリと覚えているのは、それくらい衝撃的だったのだと思います。


それまでの僕は、反省や後悔によって人は成長してゆくものだと思っていたし、それらがあったからこそ、僕は学びや気づきを得て、自分なりに成長してきたと思い込んでいました。

でも、このメッセージを見た時に、ドキっとしたんです。

 

もしかしたら、僕は…

  • 「反省」という言葉を使って、ただ自分自身を守っていただけなのかもしれない…
  • 「後悔」という言葉を使って、自分に言い訳をしながら、できなかった自分を正当化していただけなのかもしれない…
そんな風に思ったんですね。

 

自分を正当化していたあの時、僕は自己憐憫(れんびん)と自己成長を混同して、勝手に成長していると思い込み、結果、本当に大切なことはわかっていなかった…


「正しいわたし」「可哀そうなわたし」でいなければ、自分を保てなかったし、ありのままを受け止めるだけの強さがなかった…

ま、若かったし、その時は、それなりに必死に生きていたから仕方なかったのですが…

だからこそ、いまは、どんな時も、ありのままの自分を認めて、許して、愛することが、何よりも大切なんだと気づいています。

2020/06/16
本当の「キモチ」を表現しよう!  

こんにちは。

かんじゃまさひろです。

 

あるテレビ番組で、若い女の子たちが、カピバラを見て、


「キャー!!!かわいぃ〜)^o^(〜」

「癒されるぅ〜」

 

と叫んでいました。

 

一時はカピバラさんブームがあったから、見方によっては、可愛いようにも見えるけど、


「どこが可愛いんだ?」

「何に癒されるの?」

 

っていうのが僕の本心で、いまもそれは変わりありません。

 

よくよく見ると、そのつぶらな瞳や長いマツゲ、愛くるしい動作が可愛らしいのかもしれないけど、


「ほんまに、みんな本気で可愛いと思っているの?」

「一緒に寝れるの?寝たいと思っているの?」

って思ってしまいます。

いまは、影響力を持った人たちが、可愛いと言えば、可愛くなるし、凄いと言えば、凄くなる!!

効果絶大と言えば、効果が出る?!

そんな世の中だから、仕方がないのかもしれませんね。


でも、みんなと同じように思わなくてもいいし、同じように感じなくてもいいし、同じように考えなくてもいい!

みんな違って、みんないい!


そもそも、みんな違うのだから、
「全部一緒なのは、ちょっとおかしい!」
って気づいた方がいいし、それぞれの違いを尊重し合った方がいいよね?

僕はカピバラさんよりも猫が好きだし、犬はもっと好き。

熱帯魚は、もっともっと好き(笑)


でも、熱帯魚の可愛さをわかってもらえないかもしれないし、犬や猫を嫌いな人たちだっている。
それは、仕方のないことで、それでいいよね?

たった、それだけのこと!

赤ちゃんを見たら「かわいい」…

花を見たら「きれい」…

ってすぐに言う人が多いけど、ちょっと立ち止まった方がいいよ!

なぜなら、ありきたりな言葉で表現するのではなく、自分の心で感じた言葉で表現した方が、人生は、より素敵になるからね。

『ヤバイ』
『スゴイ』
『マジうける』

そんな言葉だけで表現して生きるのは、あまりにも残念だと思うし、そんなコミュニケーションって、どこか浅いよね?

ま、それがよければ、それでもいいんだけど…

 

影響力のある誰かの言葉を真似して、適当な言葉を使って、まわりと同じように生きるのではなく…

自分の本当のキモチを大切にして、自分の言葉で、本音でコミュニケーションができると、人生も、人間関係も、より豊かになって、よりハッピーになると思う。

 

せめて今日くらい、

 

「あなたは、何を感じているの?」

「あなたは、何を想って、何を考え、本当はどうしたいの?」

「あなたは、誰に何を伝えたくて、誰と一緒にどうしたいと思っているの?」

 

あなたがあなたの『本当のキモチ』に気づいて、自分の言葉で、自分を素直に表現できるといいですね。

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