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あの人を憎み続けていた私が、少し楽になれた理由

2026/06/20

怒りを手放すのではなく、自分の人生を取り戻すということ

人は、とても傷ついた時、

相手を許せなくなることがあります。

 

「どうしてあんなことをされたのだろう」

「同じ苦しみを味わってほしい」

「消えてしまえばいいのに」

 

そんな思いが心に浮かぶこともあるでしょう。



 

カウンセリングでも、

そうしたお気持ちを伺うことがあります。

 

僕は、

その気持ちを否定しません。

 

なぜなら、本当に深く傷ついた時、

人の心はきれいごとだけでは済まないからです。

 

むしろ優しい人ほど、

 

「こんなことを思う自分はダメだ」

 

と、自分を責めてしまいます。

 

けれど怒りは、

心からの大切なサインでもあります。

 

その奥には、

 

「苦しかった」

「悲しかった」

「本当は嫌だった」

 

そんな言葉にならなかった思いが隠れています。

 

だからまずは、

怒りを消そうとする前に、

 

それほど傷ついた自分を認めてあげてほしいのです。

 

そして長年、多くの方のお話を伺ってきて感じることがあります。

 

それは、

 

復讐を果たした人よりも、

自分の人生を取り戻した人の方が、

結果として楽になっているということです。

 

  • 美味しいものを食べる
  • 好きな人と笑う
  • 安心して眠る

 

そんな時間が少しずつ増えていくと、


不思議なことに、

相手のことを考える時間は減っていきます。

 

許したわけではないかもしれません。

忘れたわけでもないでしょう。

 

ただ、

自分の人生を生き始めただけなのです。

 

怒りを無理に消そうとしなくて大丈夫です。

 

その代わり、

怒りよりも大きな幸せを育てていく。

 

それが、

人生を立て直していく一つの方法なのかもしれません。

 

誰かに奪われた時間ではなく、

これからの自分の時間を大切にするために。

 

少しずつでも、

自分の人生へ戻ってきてください。