カウンセリングをしていると、
「家族にどうしてもわかってもらえないんです」
というご相談をいただくことがあります。
親に
夫に
妻に
子どもに。
本当は責めたいわけではありません。
ただ、
少しだけわかってほしい。
頑張っていること
苦しいこと
寂しいこと。
それだけなのです。
けれど、
家族ほど伝わらないことがあります。
なぜなら、
家族ほど期待しているからです。
「家族なんだから、きっとわかってくれる」
その思いが強いほど、
伝わらなかった時の悲しみも大きくなります。
長年カウンセリングをしていて感じるのは、
家族の多くは、
相手を傷つけたいわけではないということです。
むしろ、
「私のこともわかってほしい」
と思っている。
お互いが理解されたいと思っているから、
ぶつかってしまうのです。
だから僕は、
「全部わかってもらおうとしない」
ことをおすすめしています。
諦めるのではありません。
少し伝われば十分。
半分伝われば上出来。
そう思えるだけで、
心はずいぶん軽くなります。
そしてもう一つ。
家族以外にも、
安心して話せる場所を持つこと。
友人でも
趣味でも
カウンセラーでも。
家族だけに理解を求めなくなると、
人は少し自由になります。
家族だからこそ、
わかり合えないこともある。
でも、
全部わからなくても、
つながっていられる関係もある。
僕はそう思っています。

人生に模範解答がない理由
正解探しをやめた時、人は自分の人生を歩き始める カウンセリングをしていると、「どちらを選べば正解ですか?」とい