「優しいのに、損ばかりしてしまう」
「気を遣いすぎて、いつも自分が疲れる」
そんな方へ、“優しさ”と“強さ”の意外な関係について、心をこめて書きました。
「優しさ」と「強さ」は、
同じように見えて、まったく別のものだと、
僕は思うんです。
優しいから、強いとは限らない。
けれど――
本当に強い人は、たいてい優しい。
たとえば、かつての僕は――
✔ 周りの空気を読みすぎてしまう
✔ 期待に応えなきゃと、自分を犠牲にしてしまう
✔ 「大丈夫」と言いながら、本当は泣きたい
そんな“優しさ”で、いつも自分をすり減らしていました。
病気も重なり、心も体も限界ギリギリ。
でも、ある時ふと気づいたんです。
「僕、誰のために、ここまで我慢してるんだろう」って。
優しいのに、苦しんでいる人。
優しいのに、いつも後回しにされる人。
優しいのに、自分を見失っている人。
そういう人たちには、共通点があります。
それはーー
「自分を守る強さ」が足りていないこと。
僕が「本当に強い」と思うのは、こんな人です。
✔ 傷つけることを恐れず、本音を伝えられる
✔ 優しさと毅然さの“境界線”を引ける
✔ 嫌われることを恐れすぎない
つまり、
優しさを“選べる余裕”がある人。
優しさに、“軸”がある人。
だからこそ今、伝えたいんです。
🌿「優しくある前に、“自分に強く”あってほしい」と。
それは誰かに勝つための強さじゃない。
自分を壊さないための、内側からの強さです。
その強さが育つとき、
あなたの優しさは、もっと深く、もっと本物になる。
💬たとえば、僕のカウンセリングに来てくださったある女性。
いつも笑顔で、みんなの相談役。
でも、実は誰にも言えない苦しみを抱えていた。
その方が、ある日こう言ってくれたんです。
「神社さんに出会って、“強くなる優しさ”を知りました」
あの一言は、今でも僕の宝物です。
🌱
やさしいあなたが、
“自分の味方になる強さ”を持ったとき――
その優しさは、誰かの救いになります。