「人の為に頑張ることは良いこと」
「頑張って成果を出すことが正しいこと」
はたして、これは本当なのか?
かつての僕は、人の為に頑張ることが良いことで、頑張って成果を出すことが素晴らしいことだと思っていた。
でも、30,000件のカウンセリングを通して痛感したのは、必ずしもそうではないということだった。
その理由は、頑張り過ぎると、人の為に頑張っている自分が正しくて、頑張らない人が間違いだと勘違いしてしまうから。
また、頑張って成果を出すことが良くなると、たまたまラッキーで成果を出すのは悪くなってしまうから。
世の中は、二元論でジャッジするものではない!
人の為に頑張るのも、頑張って成果を出すことも良いことだけど、それが正解ではない!
なぜなら、人の為に頑張って自分が幸せになれるわけではなく、どんなに頑張っても成果を出せるわけでもないから。
もし、人の為に頑張って幸せになれるなら、こんなに命を断つ人はいない!
ましてや、頑張って成果が出て、成功するのであれば、真面目な日本人たちが、ダントツで世界一になって、幸せ王国になっているはずだ。
そもそも、頑張るというのは、人の為ではなく、自分の為であることに気づいた方がいい。
そして、もし、人の為に頑張りたいのであれば、自分の為にも頑張るべきだ。
なぜなら、あなたが自分を後回しにして、人の為に頑張るというのは、それを受ける側が気を遣うことになるから。
とはいえ、人の為に頑張るというのは、いつも以上のパワーが出たり、すごい成果を出せることもあるから、時には必要なこともある。
しかし、そもそも、自分の為に頑張れない人が、人の為に頑張るというのは、不自然なことだ。
自分を大事にしてこそ、他人を大事にできるし、自分を愛せてこそ、他人を愛せる!
そして、自分のために頑張ってこそ、他人のためにも頑張れる!
それを覚えておいた方がいい、絶対に!
まずは、自分で自分の機嫌をとって、元気に毎日を過ごすことこそ、社会貢献の基本であり、頑張るべきことだと思う。
今から、自分で自分を笑顔にするところから頑張ってみませんか?
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