人は、みんな「泣く力」を持って生まれてきた。
それなのに、いつしか、泣く力を「泣かない力」に変えて生きている。
そうして、自然に泣けなくなってしまっている。
特に、男はそうだ!
「男は、泣くもんじゃない」
「泣くのは、弱い証拠だ」
そんなふうに植え付けられてきたから、泣きたくても泣けない人が多く、泣くのを我慢するのが、当たり前だと思い込んでいる。
でも、泣くのは弱さの表れでなはなく、決して恥ずかしいことでもない!
科学的に見れば、泣くことは非常に重要で、泣くことでこそ、ストレスホルモンなどの毒が排出されて、良い脳内物質が生成されて、気分が上がることもある。
泣くという行為は、ストレス解消であり、ガス抜きである!
だから、泣きたい時には、泣けばいい!
むしろ、もっと泣くべきだ!
とはいえ、これまで泣くことを我慢してきた人たちにとっては、泣くことは難しいかもしれない。
そんな時は、泣くにも勇気が要ることを知って、
だと気づいて、「泣く=弱さ」という公式を崩して、仲間を信頼することから始めてみるのが良い。
僕はこの20年、自身のカウンセリングを受けた老若男女90%の人たちが、カウンセリング中に涙をこぼす姿を見てきたが、泣くという行為によって、ストレスから解放されて、心身がゆるまり、その人らしく戻ってゆく姿を見続けてきた。
「涙」という漢字は、「水」と「戻る」という文字から成り立っているが、これは泣く(水)ことで、自分に戻ることを表している。
そして同様に、「泣」という漢字は、「水」と「立つ」という文字から成り立っているが、これもまた、泣く(水)ことで、立ち直れることを表している。
この時代、泣くのを我慢するなんて、時代遅れだ!
もし「泣くのが弱い」という人がいるなら、その人は、時代遅れの意地悪な人だと思って、放っておけばいい。
医学的にも、科学的にも、「泣く効用」は証明されているのだから、泣きたい時には、自然に泣く方が、絶対にいい!
「もう、泣いても良いんだよ」
あなたは、最近、いつ泣きましたか?
神社昌弘(かんじゃまさひろ:本名)
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【代表著書】
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