こんにちは。
神社昌弘です。
アメリカの心理カウンセラー、Les Giblinが、こんなことを書いていました。
私たちが他人に「あなたのためを思って言っている」と言う時、約95%の確立で、そうではない!
相手の欠点をあげつらって、自分の自尊心を満たそうとしているだけである。
まさか!?
95%も??
この数字に驚きましたが、事実、僕が他人から「神社さんのためを思って言っている」と言われた時のことを思い出すと、それには深く頷けます。
人が誰かを注意する時、本来であれば、相手を向上させるために言うべきはずなのに…
もともと、すべての人が自分の重要感を満たす必要があって、そのために自分を認めてほしいと願っているところがあるから、これは仕方のないことかもしれませんね。
でも、いま、この事実を知ったなら、“気づかない内”に「あなたのためを思って言っている」ことが、本来の意図から離れていることがあるかもしれませんので、注意をした方がいいですね。
それがお互いのためでもあります。
かつて、どなたかがSNSで「怒る」と「叱る」の違いをシェアされていましたが、本当に相手のためになっているかどうか?を確認できる指標になったので、今日は、それを最後にシェアしたいと思います。
【怒る】 | 【叱る】 |
感情的に | 理性的に |
過去に焦点をあてて | 未来を見据えて |
怒りと勢いで | 愛と勇気で |
自分の言いたいように | 相手に伝わるように |
感情に任せて | 試行錯誤しながら |
相手を批判するように | 相手を認めながら |
決して、怒りと勢いで怒るのではなく、愛と勇気で叱る…
これから「誰かのため」にやることがあるなら、お互いの自尊心を満たし合うような形で、相手を否定することなく、相手が本当に求めていることを与えられたらいいですよね。
大切なことを、僕に教えて下さった方々に感謝します。
ありがとうございます。