人は、
大切な人が苦しんでいると、
冷静ではいられなくなります。
その気持ちは、
愛でもあり、
優しさでもあります。
だから、
調べる。
動く。
支える。
アドバイスする。
先回りする。
でも、
カウンセリングを20年以上やってきて、
僕が何度も感じてきたことがあります。
それは、
“優しい人ほど、人の問題を、自分の問題にしてしまう”
ということです。
もちろん、
支えることが悪いわけではありません。
ただ、
忘れてはいけないことがあります。
問題は、その人の問題だということ。
どれだけ周りが頑張っても、
本人が変わらなければ、
また同じ現実が繰り返されることがあります。
人生には、
「本人にしか越えられない課題」
がある。
僕は、
そう感じています。
例えば、
病気もそうです。
不満を言うだけでは、
身体は変わらない。
休む。
身体の声を聞く。
無理をやめる。
それでも変わらないなら、
病院を変える。
世界を見る。
治した人を探す。
僕自身、
クローン病を乗り越えるまで、
そうやって動いてきました。
介護もそう。
本当に苦しい時は、
一人で抱えなくていい。
制度も、
周りも、
専門家も、
頼っていい。
そして、時には、
少し距離を取ることも必要です。
「この人には力がある」
そう信じること。
不安で見守るより、
信頼のエネルギーで関わること。
その方が、
相手を強くすることもあります。
ちなみに、
僕が闘病していた頃。
母は、
僕に何も言いませんでした。
でも後から、
毎朝神社へ祈りに行き、
千羽鶴を折り、
般若心経を書いて奉納していたことを知りました。
ただ、
母は一度も、
「あなたのためにやっている」
とは言わなかった。
もし、
そう言われていたら、
僕はきっと、
苦しかったと思います。
母を苦しめている自分を責めて、
もっと追い込まれていたかもしれない。
だから、
あれが、
本物の愛だったんだと思う。
愛は、
支配ではない。
不安でもない。
「信じて見守る強さ」
なのだと思います。
▼今回のnote記事はこちら
https://note.com/shrine0731/n/n179438b1a251
ーーーーーー
神社昌弘カウンセリングでは、
mind・body・spirit
三方向から、
人生の苦しさの構造を見立て、
“整える”サポートをしています。