昨夜は、第122回ゆるトーク夜会でした。
100回を超えてもなお、毎回みなさんが心を開いてくださるので、
気づけば「癒しの場」というよりも「心の温泉」みたいになっています♨️
今回のテーマは──
「わかってほしい自分の取扱説明書」
正直、誰だって「わかってほしい」んです。
「今日は疲れてるんだよ!」とか
「そこは褒めて!」とか
でも、ふと考えると──
僕たち、相手のことを「わかってる」つもりになってるだけかもしれません。
人間は、つい自分中心に世界を見がちです。
別に悪いことじゃないんです。
ただ、どうしても「自分フィルター」で見たいように見て、
聞きたいように聞いて、受け取りたいように受け取ってしまう。
つまり…
「わかってほしい!」
と叫んでいる自分も、結局“自分の見方”を押し通しているだけ、なんてことも。
だから、まず…
「わかってほしい」
なら、まずは自分で自分をわかること。
そこをサボって「相手に丸投げ!」は、残念ながら“わがまま”のラベルがペタッと貼られてしまいます。
それに…
相手に「わかってほしい」と願うなら、同じくらい「相手をわかろうとする」姿勢が必要。
これがあると、ただの「要求」から「対等で誠実な関わり」に変わります。
とはいえ、人のことなんて本当にはわかりません。
年齢も、性別も、生まれ育ちも違うんですから。
だから、「絶対にわからない」けど「わかりたい」という気持ちが大事なんです。
ここに人間の可愛さがあるんですよね。
この“わかりたい力”があると、不思議と関係は温かくなります。
(夫婦でも親子でも、なぜか猫でも…!🐾)
「わかってほしい」は人類共通の願い。
でも、もし叶えたいなら、同じくらい「わかろう」とすること。
わかり合えない前提のなかで、
「それでも、わかりたい」
と思う姿勢こそ、謙虚で素敵な在り方だと思います。
結局、相手の心の中までは“取扱説明書”を読んでもわからない。
でも、「わかりたい」気持ちがあるだけで、人と人の間には、じんわりあったかい空気が流れるんですよね。
次回のゆるトーク夜会でも、そんな「人間くささと可愛さ」を一緒に味わえたらと思っています。
またご案内しますので、どうぞお楽しみに!