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がんばりすぎた週末に、心をほどく言葉を

2025/04/12

新年度が始まり、

少し慣れてきたようで、

まだまだ緊張が続く日々、

いかがお過ごしですか?

朝起きた瞬間、いつもより少しだけ身体が重い。


家族のこと、職場のこと、自分のこと……


気づかぬうちに心も身体も、フル稼働していませんか?


「少しだけ、ゆるめていいんだよ」


この言葉を、今日はぜひ自分にかけてあげてください。



頑張っているとき、人は「気が張っている」状態が当たり前になります。

やることに追われて、無意識に自分を後回しにしてしまう。


でも、だからこそ——

“ゆるめること”が、実はものすごく大切なのです。



僕自身、病気や手術、絶食の経験を通じて学んだのは、

「人はゆるまったときに、本来の力が戻ってくる」

ということでした。


心がギュッと硬くなっているときには見えなかった景色も、

ふっと力を抜いて深呼吸をすると、やさしく見えてくる。


怒りや悲しみも、焦りや不安も、

自分をゆるめたときに、少しずつ溶けていくのです。


今日くらい、自分を甘やかしていい


誰かのために動き続けた一週間、

せめて今日くらい“自分のためのやすらぎ”を選んでください。


あったかい珈琲をいれて、

ふわっと香る湯気を見ながら、

ただぼんやりする時間を持つのもいいと思います。



何もしない時間というのは
何もしない時間ではなく
あなたの魂を整える大切な時間


ほんの少しでもいい。

自分をいたわる選択をしてみてくださいね。


それが、また一歩、

あなたらしい明日へとつながっていゆくから。


神社昌弘