以前、僕の目の前に一枚の写真が置かれて、次のように聞かれたことがありました。
「君なら、どっちを選ぶ?」
そこには、水とダイヤモンドが載っていたので、
「もちろん、水の方です!」
と即答しました。
「なぜ?」
と聞かれたので、
「生きてゆくためです!」
と返答すると、
「君は、砂漠で生きているのかい?」
と言われました。
その時、ハッと目が覚めました。
そして、急に恥ずかしくなりました。
この豊かな日本に生まれ、これまで一度も水に困ったことのない僕が、自信満々に「水が正解だ」と即答していたことに、顔から火が出るくらい恥ずかしい思いをしました。
そこには「これが正解だ」なんてものはなかったのですが……
その時、僕は「いつも苦しい方を選択するから、僕の人生が苦しかったんだ」「苦しみの原因は、僕の偏った思考回路と勘違いだったんだ」と気づきました。
そんな未熟で、間違っていた自分を思い知ったからこそ、僕は物凄く恥ずかしくなりました。
でも、あの恥ずかしさから逃げなかったおかげで、僕の人生は一変し、楽しくて幸せなものに変わりました。
かつて恩師から、「成長する人は、よく失敗する人であり、よく恥をかく人だ」と聞いたことがありますが、やっぱりそうなんだって思います。
今日は、無意識に苦しみを選択しがちな人たちのために、僕の苦い実体験を元に「こうすれば、もっと人生は楽しくなるよ」というお話を書かせていただきました。
『逃げるな恥から成長する』|かんじゃくん(京都のカウンセラー)|note
以前、僕の目の前に一枚の写真が置かれて、次のように聞かれたことがありました。 「君なら、どっちを選ぶ?」 そこには、水とダイヤモンドが載っていたので、 「もちろん、水の方です!」 と即答しました。 「なぜ?」 と聞かれたので、...