僕は、早稲田大学名誉教授の
加藤諦三さんの著書を
よく読み返すのですが、昨日パッと見開いたページに、こんな文章がありました。
今日は、これをシェアします。
イチョウの葉が散って、道は黄金色の絨毯になる。
夏のときは、イチョウのよさがわからない。
秋の今は、サクラは枯れていて、誰も見ない。
時期が来れば輝くときがある、時期を待てば。
サクラの時期には、誰もイチョウを見ない。
でも今、人はイチョウしか見ない。
「自分のうけいれ方(愛蔵版)」より
これは、無理に早く輝こうとか、無理に頑張って認められようと思っても、人にはそれぞれ輝く「時期」があるという例えです。
人は誰しも輝く時期があるのだから、もっと早く!誰かのように!もっと頑張らないと!と急がなくても良いのですね。
無理に早く輝こうと思っても、時期が違えば失敗するだけで、落胆するだけかもしれません。
せめて今日くらい
それを丁寧にくみとって、自分にやさしい時間がもてるといいですね。