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「コロナ離婚」をどうするか?!

2020/04/10
「コロナ離婚」をどうするか?!

こんにちは。

かんじゃまさひろです。

 

このお布施ブログは、読者から寄せられる「質問」を元に、実体験を踏まえて書かせていただいています。

 

固くなった心をゆるめるキッカケにしてただければ幸いです。

 

今日は「コロナ離婚」について書きたいと思います。

 

現在、新型コロナウイルスの感染拡大に伴って、#コロナ離婚のつぶやきが増えているようです。

4月8日には、サッカー日本代表・長友佑都選手も、自身のツイッターで、下記のようにコメントしていましたね。

こんな状況でみんなストレス溜まると思うけど、一旦落ち着いて冷静になって、出会った時の気持ちやいっぱい笑った日々思い出して。

そしていつもありがとうって言ってみて。

ありがとうのパワーかめはめ波より凄いから。

いまこそ「ありがとう」の気持ちが大切で、コミュニケーションを密にとる時だと思います。

 

でも、それができたら最高なのですが…

 

外出自粛やテレワークで、二十四時間ずっと一緒に過ごしていると、夫婦喧嘩になったり、イライラしたりして、ストレスも溜まってしまいますよね?

 

いろんなことに神経質になっているいまだからこそ、ほんのささいな言動で“イラっ”としたりすることもあるでしょう。

これまで貯めてきた不満が、一気に爆発することもあるかもしれませんし、事実、世間では、家庭内DVも増えているようです。

 

こんな事態では、冷静になっていられないし、心をひらいて話し合うなんてことは難しく、感謝されることはあっても、自分から「ありがとう」を伝える余裕もないかもしれません。

 

かつて、僕が読んだ本の一節に、

結婚とは、夫婦で互いに傷つけ合い、あちこちに血が飛び散った状態のこと。

つまり、それが血痕(結婚)である!

そんな風に書かれてあって、当日は「あはは〜、うまいこといったもんだなぁ」と笑っていましたが、いまは、そんな状況ではないですよね。

 

ホント深刻な問題です!

 

誰しも、

結婚する前は、お互いを「わかりたい」と思っていたのに…

結婚した瞬間、この人となら「わかりあえる」と勝手に思い込んで…

結婚後は、無意識に「わかってくれている」と期待してゆきます。

 

日本人の多くがコミュニケーション不足ゆえに、普段の言葉足らずが命取りになって、誤解や勘違いを生み出し、裏切られた感覚に陥ったり、傷ついたりしてしまいますよね。 

そして、その傷ついた心が、この状況下でうずき、これ以上我慢できなくなって「もう無理」という状態にまで発展してしまうのかもしれません。

 

そんな状況を理解することもできますが、いまは、喧嘩したり、お互いのあら捜しをして、傷つけ合っている場合ではありません。

 

共に力を合わせる時です!

 

だから、もしイラっとしたり、夫婦喧嘩が始まったら、とにかく退散してください!

その場から逃げてください!

 

ただし…

 

ただ逃げるのではなく「これ以上は、お互いを傷つけ合うだけだから…」と一言添えて退散するのがポイントです。

トイレに行ったり、コンビニに避難したりして、できるだけ、ひとりの時間をつくってくださいね。

 

そして、日頃からの注意点としては…

 

◆男性なら…

・家庭の当たり前を見直し、率先して家事を手伝う

・傲慢な言葉の暴言に気を付ける

 

◆女性なら…

・何でも子ども優先になっていないか?気を付ける

・つい感情的になったり、高飛車になっていないか?立ち止まる

 

ほんのちょっとでいいので、意識して、行動してみてください。 

とにかく、共に力を合わせて乗り切ることも大事な時です。

 

「いまこのタイミングで離婚をすることが良いのか?」

「いまここで共に力を合わせて乗り切ることが大切なのか?」

 

それぞれが、それぞれの優先順位を見直して、冷静になって、自分自身のためにも、よくよく考えてみてくださいね。