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形見を手放せないのは、物のせいではない。

2026/06/08

大切な人が亡くなると、

たくさんの物が残ります。


時計。

洋服。

写真。

手紙。




そして時々、

その物よりも重たく残るものがあります。


それは、

「手放してはいけない気持ち」です。


僕は17歳で父を亡くしました。


長い間、

父が使っていたペンを持っていました。


父を忘れたくなかったからです。


でもある日、

気づいたことがありました。


そのペンを持ち続けていた理由は、

愛情だけではなかったのかもしれない。


もっと話せばよかった。

もっと優しくすればよかった。


そんな後悔や罪悪感も、

一緒に抱えていたのです。


カウンセリングでも、

亡くなったご家族の遺品を処分できずに悩む方に出会います。


でも本当に手放せないのは、

物ではなく、

 

「捨てたら申し訳ない」

「忘れてしまう気がする」

 

そんな気持ちだったりします。


けれど、

手放すことは忘れることではありません。


感謝しながら区切りをつけることです。


大切な人を想うことと、

自分を縛ることは違います。


思い出を大切にすることと、

罪悪感を抱え続けることも違います。


持ち続けてもいい。

手放してもいい。


どちらが正しいという話ではありません。


ただ、

あなたにはあなたの人生があります。


あなたが幸せでいていい。


それを忘れないでほしいのです。


▼noteはこちら

https://note.com/shrine0731/n/n3d910b47dd71