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「自分に優しくする」と「甘やかす」は、どう違うのか?

2025/05/26

カウンセリングをしていると、よくこんな質問をいただきます。

「自分に優しくするって、甘やかしてるだけじゃないんですか?」

はい、正直、めちゃくちゃわかります(笑)


特に、真面目でがんばり屋さんほど、

「優しくする=ゆるむ=ダメになる」

って、どこかで思ってしまっている。


でも、ここでひとつ、声を大にして言いたいんです。


そもそも、甘やかして何が悪い?

  • テンションが上がる
  • やる気が出る
  • ホッとして、また動き出せる

それなら、むしろどんどん甘やかしていい。


問題なのは、自分を追い詰めすぎること


「もっとちゃんとしなきゃ」

「こんな自分じゃダメだ」

「弱音を吐いちゃいけない」——


そんなふうにして、

心の声を無視して、

どこまで自分を責め続けるつもりですか?


厳しくする=正しい、ではない

それ、もはや自分いじめなんです。


特に真面目な方の多くが、残念ながら、

“努力”という名のもとに、無意識のうちに自分をいじめている。


じゃあ、どこに線を引けばいいのか?


それは、

“終わったあとに気持ちがどうなってるか”

で判断してみてください。


甘やかしたあと → 元気になる、自分に優しくなれる
甘やかしたあと → やる気がわいてくる

それはもうセルフケアです。 
逆に、厳しくしたあと → 落ち込む、動けなくなる、責めたくなる

それはもうセルフクラッシュです。

“自分に優しくする”って、

弱くなることじゃない。


立ち上がれる力を、もう一度取り戻すことなんです。


今日もがんばっているあなたに、

そっとお伝えしたかった言葉です。