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医師から教わったこと「病気になっても、病人になるな!」

2024/12/17

3万件を超えるカウンセリングをしていると、日々、気づくことは、たくさんある。


中でも、病気に関して言えば、他人に優しすぎる人が、病気になりやすい。


これは、決して、元気な人が他人に優しくないということではなく、他人に優しすぎる人が、自分の想いや感情を誤魔化したり、自分の本音や本心を後回しにしたりする傾向があるため、その不自然さが「病気」となって現れやすいということ。


以前、こんな話を聞いたことがあるのだが。


「いつも他人を想い、他人を優先させている人は、自分を大切にする機会を『病気』という形で与えられる」


まさに、これだ!!!


実体験から言えることだが、病気というのは、誰よりも先に、自分自身を大切にしなさいというサインで、自分自身に優しくなるチャンスだ。


もし、僕がクローン病にならなければ、きっと、今でも自分の感情を誤魔化し、自分を後回しにしていただろうし、自分の心の声や身体のサインを無視して、無理をし続けて、自分を大切にすることなんてできなかったと思う。


元気になった今だからこそ言えることだが、病気の「おかげ」で、自分に優しくなって、自分を大事に生き直すことができるようになったのは有難いことだ。


この世の中、生きていれば、病気になるのは仕方がないし、それもまた自然なことかもしれない。


だから、せめて病気になった時には、病気に抵抗するのではなく、

「自分に優しくなるチャンス」

だと気づいて、しっかり休んで、ちゃんと自分を労り、在り方と考え方を一新して生き直すことをお薦めしたい。


当時、僕は医師から

「病気になっても、病人になるな」

とよく言われていたが、病気はハンデかもしれないけれど、決して、不幸ではない。


不幸なのは、病気になって「病人」になること。

お洒落をすることや人生を楽しむことを諦めてしまうことだ。


「病気は敵ではない」


病気は、あなたをいじめるために起きているものではなく、むしろ、生き直すためのチャンスだと理解できれば、必ず人生は好転する!!!


神社昌弘(かんじゃまさひろ:本名)

https://kanja.info/contents_507.html


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