僕はこれまで、
自宅で「肉」を食べることは滅多にありませんでした。
その理由は、20歳で
クローン病(消化器官の難病)を発症し、4年間の絶食生活を経験してきたから、あんな苦しい闘病生活だけは二度としたくなかったから。
それ以降、20年以上、ずっと小食粗食の一日2食で、しかも野菜中心の生活を送ってきました。
友人や同僚、親戚と外食する時には、お肉を食べたり、お酒を飲んだり、暴飲暴食したりすることもありますが、基本的には、
- 肉は食べてはイケナイ
- 肉は健康によくない
- 身体のためには小食粗食だ
- 野菜中心が一番
そんな風に言い聞かせて、偏った健康志向で生きてきました。
そのおかげで再発することなく、健康でいられたのですが、もともと幼い頃から「肉」が大好きだった僕は、肉を食べたい気持ちを必死に我慢し、欲を抑え、時には肉を悪ものにして自身を説き伏せ、そんなことをするうちに、僕はひねくれていったようです。
いつしか一種の原理主義に陥り「自分がやっていることが正しい」と思い込み、勘違いするようになっていきました。
そうでもしなかったら、欲を抑えられなかったから。
でも、コロナウイルスが蔓延し、
テレワークになり、友人たちと外食することが一切なくなり、全く肉を食べなくなると、なんだか発狂しそうになってイライラすることが増えていきました。
先月、10月の中旬のこと。
7カ月ぶりに外食する機会を得て、しゃぶしゃぶの食べ放題に連れていってもらったのですが、そこで食べた「肉」が美味しくて美味しくて、それ以降、時々、自宅でも肉を食べるようになりました。
すると、驚いたことに、びっくりするくらい元気になりました!
肉の持っている栄養価が高いことはもちろんですが、それよりも僕に大きく影響を与えたのは、
- 純粋な欲を誤魔化さない
- 素直な気持ちを封じ込めない
- 自分に正直に生きる
この意識改革でした!
自分を大切に生きられるようになると、毎日がとってもハッピーで、なんとも言えない清々しい日々になっています。
まだ一ヶ月も経っていませんが、その後、オンラインで出会う人たちからは「元気そうだね」「顔色がよくなったね」「なんか男らしくなったよね」って言われることが激増しています。
生きていれば、我慢をしなければいけないこともあり、欲を抑えなければいけない時も沢山ありますが、自分の中から沸き出てくる欲や感情を無かったことにしてはいけないし、ましてや誤魔化したり、封じ込めてはいけませんね。
今日も読んでくれて、ありがとうございます。