家族というものは、近いようで遠い! それは、自分というものを分かっているようで、分かっていないのと一緒のこと。
分かっていると思うからイライラするし、分かってもらっていると思うから腹が立ちますね。 家族に関しては、勝手に分かって欲しいという想いから、勝手に相手に期待をして、勝手に裏切られた気分になることがよくあります。
それは、恋人や親友でも同じこと。
一緒にいるから分かってもらって当然!?そんなことはありません。一緒にいるから同じであることが当然!?そんなこともありません。 どんなに大切な人であっても、それぞれ信じる基準があり、それぞれ違う形で存在していますから、
分かり合えないことがあって当然で、分からないからこそ、「相手のことを本気で分かりたい」という想いや優しさが生まれ、そこで
寄り添って聴く姿勢が生まれますね。
だから僕は、
傾聴とは「愛」なんだと思っています。
相手のことを、実は分かっていないというところから出発して、謙虚に耳を傾けることこそ、相手を尊重することに繋がり、自分をも尊重することに繋がってゆきます。
もし、親子関係や人間関係でイライラしたり、どうしようもモヤモヤで悩んでおられる方がいれば、どうぞお気楽にご相談くださいね。