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それぞれが輝く「時期」

2020/11/03
それぞれが輝く「時期」
僕は、早稲田大学名誉教授の加藤諦三さんの著書をよく読み返すのですが、昨日パッと見開いたページに、こんな文章がありました。

今日は、これをシェアします。

イチョウの葉が散って、道は黄金色の絨毯になる。
夏のときは、イチョウのよさがわからない。

秋の今は、サクラは枯れていて、誰も見ない。
時期が来れば輝くときがある、時期を待てば。

サクラの時期には、誰もイチョウを見ない。
でも今、人はイチョウしか見ない。

「自分のうけいれ方(愛蔵版)」より

これは、無理に早く輝こうとか、無理に頑張って認められようと思っても、人にはそれぞれ輝く「時期」があるという例えです。

人は誰しも輝く時期があるのだから、もっと早く!誰かのように!もっと頑張らないと!と急がなくても良いのですね。

無理に早く輝こうと思っても、時期が違えば失敗するだけで、落胆するだけかもしれません。

せめて今日くらい
  • 今ここでできること
  • 今しか味わえないこと
それを丁寧にくみとって、自分にやさしい時間がもてるといいですね。