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ただ自分の命を「生きる」

2020/07/10
こんにちは。
かんじゃまさひろです。

もう一ヶ月以上も前のこと…

このコロナ禍で、日々の生活に変化がほしいと思い、アボカドの種を水耕栽培することにしました。
小さな気づきを「喜び」「感謝」につなげたかったんですよね。

だから、キッチンの窓辺に置いて、毎日観察して、楽しもうとウキウキしていたのですが…

一日経っても芽が出ず…
あたまえか(笑)

一週間経っても、まだ芽が出ず…
栽培方法を間違ったかな(汗)

二週間経っても、まだ芽が出ず…
三週間経っても、まだ芽が出ず…

毎朝一番に様子を観に行っていましたが、全然、芽が出ていなくて…
次第にイライラして、芽が出ないことに対して、勝手に裏切られた気分になって、やさぐれてしまって「もういいや」ってなってしまいました。

こんなに、毎朝、楽しみに「今日こそ芽が出てるぞ!」と期待し、観察しているのに…

…やっぱりダメ…

もうこれ以上、残念な気持ちやガッカリ感を味わいたくなくて、お風呂場の窓際、すみっこに追いやりました。

すると…

「あれ?あれれ?」

いきなり根が生えてきたと思ったら…
今度は、芽が出て…

たった三日で、こんなにも成長しました!!!


「えーーーーーー?!」
「どないやねんっ!?」
「僕が楽しみに見ている間に成長してくれよー」

ってツッコミそうになったけど、すごく嬉しかったです(^^)/

この一ヶ月半を振り返り、なんとも傲慢な「僕」を思い知ります!

相手のペースを完全に無視して、自分勝手に期待して、そして、勝手に裏切られたような気分になって…
さらには、自分の思い通りにならないと、やさぐれて無視して、追いやり…
そして、思い通りの結果が出た途端、急変して、一気に優しくなる…
しかも、これが自分のおかげだとさえ思っている…

ほんと最低だな…
(大汗)

そんな僕なのに…
アボカドは、ただ自分の命を生きていました!

生きていると、芽が出なくてやさぐれてしまうことがあります。
まわりが、勝手に期待して、イライラすることもありますよね。
親や教師が、子どもに期待して、勝手に裏切られた気分になることもよくある話です。

でも、命を生きるということは、与えられた環境で、ただ自分を信じて、まわりを信じて、見守りながら、咲く時を待つということなのでしょうね。
条件がそろった時にしか芽は出ないし、たとえどんなに焦っても、すべては必然のベストタイミングでしか起こらないのでしょう。

これこそが、有難いということなのでしょうね。
ありがとうございます。