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「なにかできることはないか?」

2020/07/09
こんにちは。
かんじゃまさひろです。

このコロナ禍で、いまの自分に「なにかできることはないか?」と、母がせっせとマスク作りを始めて数カ月、なんと、すでに軽く200枚を超えていました。

僕は、これまで自身が難病(クローン病)を患ったり、講演会を主催することが多くあったので、この手作りマスクを、医療関係者を中心に贈り続け、今朝もまたポストへ投函してきました。


母は、あえて派手目の生地や花柄を選んで作っているのですが…

それは、このマスクを受け取ってくれた人が、プライベートで散歩する時や、買い物に行く時に、
「ちょっとでも笑顔になってくれたらいいなぁ」
「せめて気持ちだけでも明るくなってくれたら嬉しいなぁ」
と思っているようです。


そんな母の様子を見て、僕も「なにかできることはないか?」と思い、自身が撮影した写真でポストカードを作成し、ひとり一人を思い出し手紙を書き、感謝の気持ちを込めてマスクに添えることにしました。


この間、僕が作成したポストカードは400枚
一枚のマスクに、二枚のポストカード、そして、お手紙を添えて送らせていただきました。


僕たちは、ただ、いてもたってもいられなかったから、おせっかいをしただけなのですが、振り返ってみると、僕たちの方が逆に救われて、勇気や元気、前向きに生きる力をいただいてきました。


いま、誰かに何かをできることが、こんなにも有難くて、かけがえのないものなんだと、しみじみ感じています。
ありがとうございます。

まだまだ多くの人たちが大変な状況にありますが、こんな時こそ、ほんの少し余裕ができた時に、いまの自分に「なにかできることはないか?」と考えられるといいですね。

たとえ、おせっかいでも、ほんのちょっとの思いやりとか優しさが、誰かへの「また明日もがんばろう」っていう気持ちへと繋がっていくんだろうなって思います。