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優しい「少年」

2020/06/26
優しい「少年」

こんにちは。

かんじゃまさひろです。

昨日、電車内で、老人に席を譲っている少年に出逢いました。

そこで、かつてカウンセラーの先輩から聞いた「お話」を思い出したので、今日は、それをシェアさせてくださいね。
 

ある日のこと。

ランドセルを背負った少年が電車に乗り込んで、私の向かい側に、チョンと座りました。


すると…

彼の目の前にお爺さんがやってきて、優しい少年は、席を譲ってあげました。

お爺さんは「ありがとう」と言って、次の駅まで座らせてもらいました。

お爺さんが降りた後、彼は嬉しそうでした。

 

間もなくして…

今度は、彼の目の前にお婆さんがやってきました。

優しい少年は「どうぞ」と言って、また席を譲ってあげました。

お婆さんは「ありがとう」と言って、少年は、また嬉しそうでした。


でも、お婆さんが降りた直後のこと…

ようやくホッとひと安心して、少年が席に座ると、今度は、別の老人が、彼の目の前にやってきました。

「どうするんだろう?」

彼の様子を見ていると、彼はギュッと手を握ったまま、うつむいたままでした。


顔がこわばっています。

そこに、それまでの嬉しそうな表情はありませんでした。


どうやら…

必死に涙をこらえているようでした。


「これを読んで、どう思いましたか?」


「あなたなら、優しい少年に、なんて言葉をかけますか?」

「どんな言葉をかければ、少年は笑顔になるでしょうか?」

 

他人に優しくすることは素晴らしいことです。


でも、他人に優しくするがゆえに、自分を犠牲にしたり、自分が我慢をしたりしてしまうと、悲しくなったり、虚しくなったりすることもありますよね。

 

自分にも、相手にも、優しくあれること、それは何でしょうか?

 

「どうしたらいいのでしょうね?」

 

お互いがハッピーであるために、あなたは、どうしたらいいと思いますか?