こんにちは。
かんじゃまさひろです。
すっかりひきこもり中の僕ですが、たまには散歩でもしようかと出かけた時のこと。
あぜ道を進んでゆくと「うんこ」が目に入りました。
見たくもなかったのに…
見つけたくもなかったのに…
勝手に僕の視界に入ってきました。
きっと避けるための防衛反応だったのでしょう。
おかげさまで、踏まずに済んだのですが…
「あー嫌だイヤだ」
と言いながら、一瞬目をそらすも、また見てしまい(笑)無意識にロックオン!!
一旦ロックオンしてしまうと、もうダメです。
どんなに奇麗な花を見ても、可愛いテントウムシを見つけても、アマガエルを見つけても、頭から離れることはありません。
気を紛らすために、空を見て深呼吸をしてみても無理でした。
誤魔化したり、無かったことにしようとすればするほど、妄想って広がるんですね。
「恐るべし!うんこちゃん」
あれはワンちゃんのものだったのか?
あの大きさだと小型犬?
それとも猫?イタチ?
まさかイノシシ?
僕の妄想は、どんどん膨らんでいきました。
決してキレイなものではないし、それを思っても何の得もありません。
むしろ気分は悪くなる一方です。
それなら忘れたらいいのに…
別のことを考えたらいいのに…
って思いますよね?
でも、できないんです!
一旦ロックオンされると、もう無理なんだなって痛感しましたよ。
おかげで、久しぶりの散歩は「うんこちゃん」だらけ(笑)でした。
そうして帰宅して、テレビをつけた瞬間…
「あっ、そうかぁ!」
「不安も『うんこ』と一緒だ!」
って思いました。
不安に目を向けるのは嫌だけど…
不安もうんこも、生きていたら、みんな自然に出てくるもの。
いっぱい悩んで、一生懸命考えて、消化しきれなくなって、プリプリッと出たものが不安なのだから、それが出たなら素直に認めて、サーッと洗い流せばいいだけのことですよね。
でも、不安というものは、あまり感じの良くないものだから、時には隠したくなったり、無かったことにしたり、誤魔化したくなったりしますよね。
そうすると、次第に“プ〜ン”と匂うようになって、それによって自分もまわりも気分は悪くなっていきます。
いま、多くの人たちがコロナウイルスにロックオンされています!
見たくもないのに、テレビをつければコロナだらけ…
新聞もSNSもコロナの話題でいっぱい…
どうしても不安になるようなニュースや情報が視界に入ってくるから、不安になって当然ですよね。
不安を無くすこともできないし、どんなに誤魔化したとしても、あるものはある。
そこにあるんです。
自然に、この状況を生きていたら出てくるものなんです。
そんな状況で、
「わざわざ、不安になる情報を見るな」
「他のことを考えろ」
「奇麗なものを見てごらん」
「さぁ深呼吸」
って言われても、無理ですよね。
もうコロナにロックオンされているんだから仕方がないです。
それを打開するのは自分しかいません!
自分で自分を救うしかない…
自分の心と身体は、自分で守る!
不安になっている自分を誤魔化さずに、そのまま認めて、ありのまま受け入れて、毎日毎日、自分で丁寧に洗い流してゆくこと。
嫌なことは目につくし、どうにもならないことは山ほどあるけど、自分の心と身体が、常に“ごきげん”になることをやり続けること。
そして、この限られた状況の中で、自分がハッピーになるために、見るもの、聞くもの、感じるもの、受け取るものをよいふうに選択してゆく!
自分の選択次第で、誰もが自分で自分を幸せにできるはずだから…
いまこそ「自分の“ごきげん”のために何ができるか?」を考えて、よいふうに行動する時なんでしょうね。