こんにちは。
神社昌弘です。
僕は、傾聴のレッスンで、コミュニケーション指導をすることがあるのですが、そこで強く伝えていることがあります。
それは…
相手に「何を伝えているか」よりも
相手に「どう伝わっているか」の方が大事
僕たちがコミュニケーションで責任を持つべきところは、自分がどれだけ素晴らしい内容を伝えているかよりも、
・相手がそれを理解しているか?
・相手が正確に受け取れているか?
つまり、相手があなたの話をどう理解したかです。
もともと、自分が発する言葉というものは、自分基準から発したもので、自己中心的、かつ自己満足によるものが多いです。
それゆえ、相手に100%伝え切ることなんてできないんですよね。
それなのに、身近な人ほど「わかってくれている」と期待をしたり、勝手に「伝わっている」と勘違いをしたりして、確認をしないことがあります。
そして、その小さなすれ違いが大きな誤解やイライラを生むんですよね。
…自分は、言いたいように言って、相手は、聞きたいように聞いて、受け取りたいように受け取っている…
そんな事実があるからこそ、コミュニケーションは不完全だということを認識した上で、常に相手に確認をとりながら、言葉だけでなく、日頃からの行動や姿勢、在り方で伝え続けてゆくしかないのだと思います。
せっかくコミュニケーションするのであれば、「なんでわかってくれないの?」「そんなつもりじゃなかったのに…」なんて言いたくありませんよね?
相手への思いやりと優しさ…
つまり、相手に確認をすることによって、よりよいコミュニケーションができるといいですね。