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「アドバイス」は要らない?!

2020/03/24
「アドバイス」は要らない?!

こんにちは。

神社昌弘です。

 

僕は、共著や自費出版電子書籍を含めると、計13冊の本を出版しています。

 

初めて出版した時は、何もわからなかったから、ただ編集長の指示に従って、言われた通りに仕上げていましたが、本を出版する度に、だんだん一人で作れるようになって、ある程度のものができるようになっていきました。

 

わからない間は謙虚だったものが、気づかない内に傲慢になっていたのか?! 

4冊目の出版を終えた頃、その傲慢さに気づかされました。

 

それは、ある日のこと。

 

凄い自信作ができて、すぐに出版社に原稿を送り、

「新しい本を書いたので、改善点があれば教えてください」

と言った時のことでした。

 

有難いことに、編集長からすぐに電話がかかってきて、ワクワクしていたのですが… 

あまりの改善点の多さとダメ出しに、イライラして、しまいには、悔しさと悲しさ込み上げてきました。

 

この時、僕は、アドバイスよりも、褒めてほしかったんだなぁと思い知りました。

 

「改善点を教えてください」と言いながら、実は、僕は自慢したかっただけで、「素晴らしい」と言ってもらいたかったんだなぁと気づきました。

 

僕は、無意識に称賛や同情を求める癖があったんだなぁ、と気づいて、それ以来、他人がアドバイスを求める時には2つのタイプがいることを念頭において対応するようにしています。


  1. 本気でアドバイスを求めている人には、改善点を指摘して問題解決に努めます!
  2. アドバイスが欲しい言いながらも、実は称賛が欲しい人には、ただひたすら話を聴いて、褒めて、同情します!

多くの人は、基本、他人に何かを求める際に、誰もが相手に好意を求めて、自分を受け入れて、認めてほしいと願っています。

 

だから、アドバイスも大切ですが…

 

仕事以外の場合は、実はアドバイスよりも称賛や同情を求めていることが多いので、まずは、そのままを受け入れて、認めて「褒める」こと、それが大切なんだなぁと思います。