こんにちは。
カウンセラーの神社昌弘です。
僕たちは学校教育で、急いで結果を出すことは学んできましたが、「待つ」ことは学んできませんでした。
だから、結果が出ないと、無性に不安になったり、焦ったり、どうしていいかわからなくなったり、してしまいますよね。
結果が出ない時や行きづまりを感じた時は、慌てずに、チカラを蓄えることが最善なのでしょう。
それが「正解」なのだと思います。
でも、そんなキレイごとではおさまらないし、余計にイライラしてしまいます。
これって、僕だけでしょうか?
かつて、僕がクローン病(消化器官の難病)で、長い間、闘病生活を送っていた時、まわりの多くは「焦らなくていいよ」と言いました。
僕を励ますために言ってくれていたのでしょうが、僕にはウザいとしか思えませんでした。
だって、まわりが大学を卒業して、就職を決め、独り立ちして、結婚して、子どもができて…
どんどん先にいかれる状況で、そんな気休めとキレイごとは、ムカつく材料にしかならなかったから。
きっと、僕は、精神的にも病気になっていたのでしょうね。
そんな焦りまくっていた当時の僕に言いたいことは…
焦りの原因は「人目を気にしている」ことなんだ。
だから…
「誰かと同じになろうとするのを止めろ」
「誰かの期待に応えなくてもいいんだ」
焦っている自分は、一生懸命に頑張っている証拠!
そんな自分を応援しなくてどうする?!
焦っていいんだ!
でも、焦って、動いて、どうしようもなくなったら、観念して「待つ」ことを覚えるんだぞ。
僕は、僕の味方だ!一番の応援者だから心配するな。
焦りが出てくるのは、焦りたいからです。
焦りたい人に「焦るな」なんて言う必要もないし、頑張りたい人に「頑張るな」とも言う必要もありません。
僕は、これまで、さんざん他人の優しい言葉に傷ついてきたから、あなたが焦りたい時には、焦るな!なんて言わずに、あえて「頑張れ」と応援をしたい!
待つことができる人は待ったらいいけど…
待てない人は、がむしゃらに動いて焦りまくったらいい。
たとえそれが「正解」に背くことであっても、自分が「やりたい」方法で結果に向かうことしか、あなたの「焦り」を解決できるものはないから。