こんにちは。
カウンセラーの神社昌弘です。
僕たちは、日々、いろんな問題に直面しますよね。
一刻も早く問題を解決したいし、それができるなら、こんなに苦しまなくても良いのですが、そこから抜け出すことは容易ではありません。
かつて仏教を学んでいた時に、「地獄とは自業苦」だと教わったことがあります。
自ら作った業(ごう)に苦しめらることが自業苦!
つまり、自ら掘ってしまった罠(問題)に、自らハマって苦しんでいる状況が、地獄という意味です。
だとすれば、苦しみから逃れたいと焦れば焦るほど、ズルズルと深みにハマってしまいますよね。
それでは、いったい、どうしたらいいのでしょう?
そこから抜け出すには…
まずは、自分の思い込みを外すしかありません。
執着を手放すのです!
そして…
今までの在り方を一新して、柔軟な発想を取り入れることが大切です。
かの有名なアインシュタインが、こんなことを言っています。
『いかなる問題も、それを作り出した同じ意識によって解決することはできません』
目の前の問題にとらわれている時、人は誰しも、視点が固定されて身動きがとれなくなっています。
もちろん、僕も同じです。
だから、そんな時は、専門家に素直に助けを求めることにしています。
なぜなら…
ひとりで“なんとか”できる問題なら、そんなに苦しまないですからね。
実は、問題の深い部分には…
・自分ひとりで何とかしなければイケナイという思い込みがあったり…
・「助けて」と言えないことがあったり…
・他人を信頼したり、頼れないことがあったり…
・自分自身を信じ切れないことがあったりします。
かつて、ある人が「言えると癒える」「話すと手放せる」と言っていましたが、世界は僕たちが思った以上に、優しくて、愛にあふれていますから、どうかひとりで“なんとか”しようとせずに、まずはまわりに言って、手放してみてくださいね。
京都駅前のおはなし会では、直接に質問していただけますよ。
(おかげさまで定期的に開催して5年になります)