こんにちは。
生きづらさを抱える人たちに
自分で自分を救う方法をお伝えする
カウンセラー・神社昌弘です。
僕は、20歳の時にクローン病を発症し、4年間の絶食、闘病生活後、順調に回復をし続け、それ以降は経過観察のために診察に行ったり、検査をしていただいたり、最近では、電話で報告をさせていただいたりしています。
素晴らしい医師や看護師、たくさんの人たちのおかげで、すっかり元気になっています。
そんな僕ですが、発症から15年くらい経ったある日のこと…
心身共にすっかり元気になって、公私共に充実していた時、僕は「生きる意味」を見失ってしまいました。
それは、一年に一度の大腸内視鏡検査直後のことでした。
担当医から、
「おめでとう!もう大丈夫だよ」
そう言われて、本来なら幸せいっぱいになるはずが、僕は幸せどころか、これから先どうしたらいいのか、
「自分がどうしたいのか」
頭の中が真っ白になって、分からなくなってしまいました。
これには、自分でも驚きましたが、この時、僕はクローン病に依存するようになっていたことに気づきました。
クローン病があったからこそ、ここまで頑張って生きることに必死になれたんだなぁと思い知りました。
難しい病気や困難、試練に直面すると、人は誰しも、それらを「なんとかしよう」と必死になりますよね。
もちろん、僕もそうです。
その想いがあって頑張るから、立ち向かう勇気やエネルギーにもなりますよね。
でも、そもそも、僕たちは、問題を解決するために生まれてきたわけではありません。
困難を乗り越えるために生きているわけでもありません。
それらは人生の通過点で、いろんな体験を味わうために生きていて、自分らしくあるために日々を過ごしています。
だから、生きる意味を問題解決にしてしまうと、本来の生き方から外れてしまうんですよね。
僕は、そうして生きる意味を見失ってしまいました。
この体験を通して、僕は、たとえ病気があっても、どんな困難な状況でもあっても、問題解決のためだけに生きるのではなく、長く続いてゆく人生の中で、その時々の自分が、いま何を想い「どうしたいのか?」を知りながら、また寄り添いながら、自分に正直に生きてゆくことが大切だと思いました。
夢や目標があっても、なくてもいいです。
問題が解決しても、しなくてもいいです。
それらは自分の価値には関係のないことだから、それよりも、いまここにある自分をそのまま認め、受け入れ、愛してゆくことこそ大切なんだと思います。
一般的に、病気になれば治すことが最優先で、問題があれば解決することが正解、困難は乗り越えることが良いことだとされがちですが、僕は、それよりも、もっともっと大切なことがあることを学び続けています。
あなたにとっての「生きる意味」って、何ですか?
問題解決以外にも「なにか」あるといいですね。
あなたの「本当のところ」に気づいていただくセミナーを各地で開催していますので、よかったらお越しくださいね。
11月9日(土)名古屋
11月11日(月)京都
11月16日(土)大阪
11月20日(水)京都
11月23日(土)東京・代々木
11月24日(日)東京・池袋
11月25日(月)東京・池袋
11月30日(土)東京・池袋
各地の詳細はこちらです。
https://ameblo.jp/shrine-hiro/entry-12541232227.html
最新動画をご覧いただきたい方はこちらへどうぞ。
今日もブログを読んでくださって、ありがとうございます。