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優しい人が「病気」になる!?

2019/10/02
優しい人が「病気」になる!?

こんにちは。

カウンセラーの神社です。

 

昨日、定期健診のために病院へ行ってきました。

僕は、クローン病(消化器官の難病)になって21年目。

今では、すっかり良くなっているのですが、二カ月に一度、血液検査をしていただいています。

 

クローン病で苦しかったことは沢山ありますが、その一つにまわりからのアドバイスがあります。

「この先生が良いよ」

「こんな治療法があるよ」

「あの薬が効くらしいよ」

「最新の治療は○○病院だよ」

「クローン病なら○○先生だよ」

「知り合いに同じ病気の子がいるから聞いてごらん」

「民間療法で効くのがあるよ」

「絶対断食がいい」

「まずはカウンセリングだね」

など…

よかれと思って、色んなアドバイスをくれたのですが、それに苦しめられました。

 

すでに主治医から治療方針が出て、治療も始まっているのに、好き勝手アドバイスをするものだから、

「まず、僕のことを知って!」

「この病状を理解して!」

「僕の話を聴いて!」

と、心の中で叫んでいました。

とっても有難いけど、とっても迷惑だったから。

 

みんな、僕を大切に思ってくれて、真剣だったからこそ、いろいろ調べて、アドバイスをくれましたが…

そもそも、人助けは、まずは自分の眼で見て、事実を確かめて、その状況を本人から聞いた上で、適切な判断をして、相手が必要な場合にするもの!です。

それをわかってほしかった。

 

「もう、放っておいて!」 

 

本当は、そう言いたかったけど、絶対に言えませんでした。 

嫌われたくなかったし、みんなの優しさが伝わっていたから。

 

そんな時、僕を救ってくれたのは、いつも傍で支えてくれる友人の言葉でした。

「他人の言葉なんて気にするな!もっと、わがままでいろ」

「自分のことだけ考えろ!無視しろ」

ずっと傍にいて、支え続けてくれた人だから、その言葉には涙が溢れました。

 

後になって、わかったことですが、いつも人を想い、人を優先させている人は、自分を大切にする機会を『病気』と言う形で与えられることがあるようです。

 

もしかしたら、僕が病気になったのは、あんなに大変な時でさえ、自分よりも他人を大切にして、自分の本心を封じ込める在り方に問題があったのかもしれません。

神様から「自分を大切にする機会」をいただいていたんだと思うと、仕方がなかったのかもしれません。 

 

もし、あなたが今、病気で苦しんでいるなら、それは、あなたが、いつも人を想ってきた優しい人だから…

また、いつも人を優先してきた親切な人だから…

かもしれません。

 

もし、そうなら、病気になるまで、みんなのために頑張ってくれて、ありがとうございます。

相手を想い、相手を優先し、みんなのために必死になってくれて、ありがとうございます。

 

でも、もう苦しまなくていいです!

 

病気になったら、まずは自分のことだけ考えてください。

病気は、自分自身を一番大切にする機会なのだから…

病気は、あなたがあなたに優しくなるチャンスだと覚えていてほしいです!

 

こころ優しいあなたが、病気にならずに、これ以上苦しまないように…

日頃から自分のことを一番に考えられますように…

祈っています。

 

 

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こころ優しいあなたと共に学び合えたら嬉しいです。