こんにちは。
カウンセラーの神社です。
昨日、定期健診のために病院へ行ってきました。
僕は、クローン病(消化器官の難病)になって21年目。
今では、すっかり良くなっているのですが、二カ月に一度、血液検査をしていただいています。
クローン病で苦しかったことは沢山ありますが、その一つにまわりからのアドバイスがあります。
「この先生が良いよ」
「こんな治療法があるよ」
「あの薬が効くらしいよ」
「最新の治療は○○病院だよ」
「クローン病なら○○先生だよ」
「知り合いに同じ病気の子がいるから聞いてごらん」
「民間療法で効くのがあるよ」
「絶対断食がいい」
「まずはカウンセリングだね」
など…
よかれと思って、色んなアドバイスをくれたのですが、それに苦しめられました。
すでに主治医から治療方針が出て、治療も始まっているのに、好き勝手アドバイスをするものだから、
「まず、僕のことを知って!」
「この病状を理解して!」
「僕の話を聴いて!」
と、心の中で叫んでいました。
とっても有難いけど、とっても迷惑だったから。
みんな、僕を大切に思ってくれて、真剣だったからこそ、いろいろ調べて、アドバイスをくれましたが…
そもそも、人助けは、まずは自分の眼で見て、事実を確かめて、その状況を本人から聞いた上で、適切な判断をして、相手が必要な場合にするもの!です。
それをわかってほしかった。
「もう、放っておいて!」
本当は、そう言いたかったけど、絶対に言えませんでした。
嫌われたくなかったし、みんなの優しさが伝わっていたから。
そんな時、僕を救ってくれたのは、いつも傍で支えてくれる友人の言葉でした。
「他人の言葉なんて気にするな!もっと、わがままでいろ」
「自分のことだけ考えろ!無視しろ」
ずっと傍にいて、支え続けてくれた人だから、その言葉には涙が溢れました。
後になって、わかったことですが、いつも人を想い、人を優先させている人は、自分を大切にする機会を『病気』と言う形で与えられることがあるようです。
もしかしたら、僕が病気になったのは、あんなに大変な時でさえ、自分よりも他人を大切にして、自分の本心を封じ込める在り方に問題があったのかもしれません。
神様から「自分を大切にする機会」をいただいていたんだと思うと、仕方がなかったのかもしれません。
もし、あなたが今、病気で苦しんでいるなら、それは、あなたが、いつも人を想ってきた優しい人だから…
また、いつも人を優先してきた親切な人だから…
かもしれません。
もし、そうなら、病気になるまで、みんなのために頑張ってくれて、ありがとうございます。
相手を想い、相手を優先し、みんなのために必死になってくれて、ありがとうございます。
でも、もう苦しまなくていいです!
病気になったら、まずは自分のことだけ考えてください。
病気は、自分自身を一番大切にする機会なのだから…
病気は、あなたがあなたに優しくなるチャンスだと覚えていてほしいです!
こころ優しいあなたが、病気にならずに、これ以上苦しまないように…
日頃から自分のことを一番に考えられますように…
祈っています。
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こころ優しいあなたと共に学び合えたら嬉しいです。