自分を愛するとは、一体どういうことなのか?
自分を好きになることなのか?
それとも、あるがままに生きることなのか?
はたまた、自由奔放に生きることなのか?
これまでの僕は、自分を愛するために、自己中(ワガママ)になってみたり、やりたいことに夢中になってみたり、心や身体を癒してみたり、自由に、いろいろなことをやってみました。
そして、その都度、その時々に感じたことや思ったことを正直に振り返り、本当の愛とは、一体どういうものなのかを確かめようとしてきました。
しかし、この日本という地、日本人に生まれて、古い伝統や文化を意識した家庭に育ってきたせいか、無意識に謙遜や謙譲の美徳、調和や安定の遺伝子が発動して、残念ながら「自分を愛する」ということの真意が理解できず、なにをしても、しっくりくることはありませんでした。
そもそも、「愛」という言葉を日常会話で殆ど使わない両親に育てられ、さらに自分を優先することに慣れていない文化で育ってきた僕には、どうしても「自分を愛する」ということがわかりませんでした。
そうして、そんな自分を受け入れつつも、さらにいろいろ試していく内に、僕にとっての「自分を愛する」ということが、なんとなくわかっていきました。
なるほどっ!
自分の本心や感情を誤魔化さないことが愛なんだ!
自分を愛することに関しては、人それぞれ、いろいろなとらえ方や感じ方、在り方があると思うので、これは僕にとっての愛の定義ですが、僕にとっての自分を愛するということは、①どんな些細な感情もなかったことにしないこと。そして、②できない自分や未熟な自分、間違えたり、失敗した自分ほど大切にすること。さらには、③自分を追い込まず、どんな自分もジャッジしないこと。この3つです!
何か特別なことをして愛するのではなく、一番しんどい時や苦しい時こそ、自分の味方になって、
「それでも、よく頑張っているよね」
「大丈夫だよ」
そう声をかけながら、傍にいて自分を応援することが「愛」なんだと思います。
もし、自分を愛することがわからないなら、いまはわからなくてもいいと思います。
なぜなら、それをわかりたいと努力している時点で、すでにそこに「愛」があるから。
だから、まずは『どんな状態の自分も全部OKにして裁かない』そう決めるだけでいい!
きっと、それを決めた瞬間に、あなたの心と身体がポッと暖かくなるでしょう。それが「愛」の証拠だと思います。
あなたが、いまここにある愛を感じられます様に…
祈ってます。
もし「愛」について、もっと詳しく知りたい方は、こちらを読んでみくださいね。
そして「自分を好きになる方法」について学びたい方は、京都・東京・名古屋で、心の授業をひらいているので、どうぞお気軽にお越しくださいね。