京都・東京・オンライン
  1. お布施ブログ
  2. 「何もしてないのに疲れる」その正体は“心の過緊張”かもしれません。
 

「何もしてないのに疲れる」その正体は“心の過緊張”かもしれません。

2025/06/27

朝起きただけで、なんだか疲れてる。

誰とも会ってないのに、どっと疲れている。

もしかしたら、それ「心の力み」が原因かもしれません。




こんばんは、神社昌弘です。


「今日は何もしてないのに、疲れ果ててる…」


そんな日、ありませんか?


僕は、あります。


かつて、クローン病の絶食療養中、病院のベッドで動けなかった日でも――


なぜか、心だけがクタクタに疲れていた。


実はそれ、「心の過緊張」が原因のことが多いんです。


たとえば、こんな人は要注意かもしれません。


・人にどう思われているか、常に気になる

・SNSを開くだけで、なんだか疲れる

・無意識に、身体に力が入っている

・寝る前まで頭の中が忙しい

・ぼーっとしてるのに、リラックスできない


これらはすべて、心が「戦闘モード」に入っているサインです。


言うならば、「心がつねに爪先立ち」してる状態。


そんな日々を続けていれば、そりゃあ疲れます。


たとえ何もしていなくても、エネルギーはどんどん消耗していきます。


僕はこれを「心の過緊張」と呼んでいます。



この“見えない緊張”は、


誰かに気を遣いすぎていたり、

先のことを考えすぎていたり、

「ちゃんとしなきゃ」と思いすぎていたり、

過去の失敗を引きずっていたり――


そんな「意識のクセ」から生まれます。


では、どうすれば「心の過緊張」はほぐれるのか。


実は、特別なことをしなくても大丈夫なんです。


大切なのは、“緊張していた”ことに、気づいてあげること。


たとえば――


・深呼吸を3回だけ、意識してする

・肩をグルグルまわして、力みを抜く

・「私は、いま大丈夫」と声に出してみる

・静かな音楽を流して、目を閉じる

・手を当てて、「おつかれさま」と言ってあげる


そんな小さなことで、心の筋肉はふっとゆるみます。


「何もしてないのに疲れる」――


それは、怠けているわけでも、弱っているわけでもない。


ちゃんとがんばってきた証拠なんです。


今夜は、自分にやさしく。

ちょっと力を抜いて、深呼吸していきましょう。


あなたの心が、少しでも軽くなりますように。