僕は、これまで30,000人を超えるカウンセリングをやってきたが、
「絶対に運命は変えられる」
と思っている。
人種や性別、国や環境、親や家族など、90%くらいが変えられない運命だが
「残りの10%で、運命は変えられる」
と体感している。
かつて、僕は、立命館大学と京都労働局で、キャリアカウンセラーとして、人生の岐路に立った学生や社会人たちに向き合っていた。
そこで、よく
「大丈夫!絶対に運命は変えられるから」
と言って、一緒に頑張った!
すると、運命を変える人たちが出始めて、僕の元には、朝イチから予約が入るようになった。
予約制度なんてなかったために、それは異例のことだったが、上司のおかげで、毎日20人程のカウンセリングができた。
当時の僕は、「運命」の話をする時、決まって『船』の例を挙げて説明した。
◯ここに一隻の船があるとしよう。
その船が、自分の船だとして、その船が大きいか小さいか、木船なのか鉄船なのか、それらは、それぞれに与えられた運命(90%)のようなもの。
だから、変えることは難しい。
しかし、どの船にも『舵(かじ)』があって、その人生の舵取り(10%)こそが、運命を変える唯一のものだ!
自分の「舵」次第で、自分の行きたい港に行ける!!!
たとえ、どんなに小さな船で、大海を渡れないとしても、そこで諦めるのではなく、大きな船に、小さな船ごと乗せてもらえばいい。
逆に、自分が大きな船で、小さな世界を見れない場合は、船から降りて、自分の足で歩き始めればいい!
自分の知恵と技術、経験や御縁を最大限に活かして、人生を変えれていけばいい!
だから、
「一緒に頑張ろう」
そう言い続けた。
すると、運命を変える人が続出した。
ただ、鷹がスズメになろうとしても、スズメが鷹になろうとしても、そんなことは不可能だ。
だから、鷹は鷹なりに、スズメはスズメなりに一生懸命に生きる努力はするべきだ。
大きな船は、大きな船。
小さな船は、小さな船。
まずは、自分に与えられた人生を謙虚に受け入ることが大事!
そして、日々、自分らしくあるための努力をして、夢や希望に向かって歩むことが大事!
そうすれば、絶対に運命は変えられる!
神社昌弘(かんじゃまさひろ:本名)
https://kanja.info/contents_507.html
代表著書
「あなたにしか起こせない奇跡」
「クローン病が教えてくれたこと」
「スピリチュアルが教えてくれたこと」
「ひとりぽっちからの卒業」