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役に立たないからこそ「楽しい」

2020/11/19
役に立たないからこそ「楽しい」
僕は「遊び」が苦手です。

その理由は、遊ぶ理由を求めたり、何かを得ようとしてしまうからです!

ただ純粋に楽しんで、意味もなく面白がっていればいいだけのことを、つい、あれこれ頭で考えてしまうんですよね。

もともと、遊びというのは非生産的なもので、そこに意味や目的はなく、意識せずともプラスの感情に満たされて心を豊かにしてくれるものです。

それなのに、僕は、余計なことを考えてしまうから、遊びではなくなってしまうんですね。

僕の頭の片隅には、


「自分の役に立たないことには、余計なお金や時間、自分のエネルギーを使いたくない」

そんな想いがあるのかもしれません。

こんな僕は、真面目過ぎるのか?

もしくは、ケチ過ぎるのか?

はたまた、しょうもない男なのか?

きっと、全部だと思いますが、そもそも、遊びというものは「役に立たないからこそ楽しい」ものなのだから、ただ純粋にテンションがあがって、心が満たされることを大切にするようにしています。

コロナ禍のおかげで、時間とエネルギーはたっぷりあるので、今では、趣味のガーデニングやアロワナの世話以外に、これまで見なかった「アニメ」「お笑い番組」を見るようになっています。

すると、不思議なことに「なにか」が違ってきているように感じます。

かつて、機械の歯車がスムーズに回転するには、一定の「遊び」が必要で、その「遊び」のないギアボックスは、うんともすんとも動かなくなると聞いたことがあります。

これは機械だけでなく、人でも一緒のことですよね?

やっぱり、人にも「遊び」がないとスムーズに走り続けることはできませんね。

あなたは、今日、どんな遊びをしますか?