こんにちは。
スピリチュアルブームが盛んで、全国から依頼があったからです。
ちょっと変わった名字(神社:かんじゃ)と、イギリスでサイキックサイエンスを何年も学んできたこともあって、自身の知識や能力を見せびらかしたかったんですよね。
いつもまわりからは「凄い」と言われて、チヤホヤされていましたが、内心、幸せではありませんでした。
「なぜ、幸せでなかったのか?」
幸せでなかった理由は、見えない世界や霊を信じるあまり、いまここにある現実や自分自身をおろそかにしていたから。
幸せになるためにスピリチュアルを追究していたはずなのに、気づけば、幸せでなくイライラしっぱなし…
そんな生活がホトホト嫌になって、もうスピリチュアルなんて「どうでもいい」って思うようになっていきました。
かつての僕は、
「自分が信じていることが正しい!」
「みんなには同じ感覚でいてほしい!」
そんな身勝手な期待を持っていたから、不幸だったんだと思います。
不幸の原因は、自分の正しさにこだわるあまり、まわりにも「同じ」になれという無言の期待によって引き起こされていたのだと思い知ります。