こんにちは。
かんじゃまさひろです。
このコロナ禍で、いまの自分に「なにかできることはないか?」と、母がせっせとマスク作りを始めて数カ月、なんと、すでに軽く200枚を超えていました。
僕は、これまで自身が難病(
クローン病)を患ったり、
講演会を主催することが多くあったので、この手作りマスクを、医療関係者を中心に贈り続け、今朝もまたポストへ投函してきました。
母は、あえて派手目の生地や花柄を選んで作っているのですが…
それは、このマスクを受け取ってくれた人が、プライベートで散歩する時や、買い物に行く時に、
「ちょっとでも笑顔になってくれたらいいなぁ」
「せめて気持ちだけでも明るくなってくれたら嬉しいなぁ」
と思っているようです。
そんな母の様子を見て、僕も「なにかできることはないか?」と思い、自身が撮影した写真でポストカードを作成し、ひとり一人を思い出し手紙を書き、感謝の気持ちを込めてマスクに添えることにしました。
この間、僕が作成したポストカードは400枚…
一枚のマスクに、二枚のポストカード、そして、お手紙を添えて送らせていただきました。
僕たちは、ただ、いてもたってもいられなかったから、おせっかいをしただけなのですが、振り返ってみると、僕たちの方が逆に救われて、勇気や元気、前向きに生きる力をいただいてきました。
いま、誰かに何かをできることが、こんなにも有難くて、かけがえのないものなんだと、しみじみ感じています。
ありがとうございます。
まだまだ多くの人たちが大変な状況にありますが、こんな時こそ、ほんの少し余裕ができた時に、いまの自分に「なにかできることはないか?」と考えられるといいですね。
たとえ、おせっかいでも、ほんのちょっとの思いやりとか優しさが、誰かへの「また明日もがんばろう」っていう気持ちへと繋がっていくんだろうなって思います。