京都・東京・オンライン
  1. お布施ブログ
  2. 「反省」と「後悔」
 

「反省」と「後悔」

2020/06/17
「反省」と「後悔」

こんにちは。

かんじゃまさひろです。

もうずいぶん前のこと、コーチングの伊藤守さんの本を読んだ時に、こんな言葉に出会いました。

反省している間は「正しいわたし」でいられる。

後悔している間は「可哀そうなわたし」でいられる。

これを読んだ時、僕はドキッとして、当時愛用していた皮の手帳にメモしたことを覚えています。

 

あれから何年も経った今でも、まだハッキリと覚えているのは、それくらい衝撃的だったのだと思います。


それまでの僕は、反省や後悔によって人は成長してゆくものだと思っていたし、それらがあったからこそ、僕は学びや気づきを得て、自分なりに成長してきたと思い込んでいました。

でも、このメッセージを見た時に、ドキっとしたんです。

 

もしかしたら、僕は…

  • 「反省」という言葉を使って、ただ自分自身を守っていただけなのかもしれない…
  • 「後悔」という言葉を使って、自分に言い訳をしながら、できなかった自分を正当化していただけなのかもしれない…
そんな風に思ったんですね。

 

自分を正当化していたあの時、僕は自己憐憫(れんびん)と自己成長を混同して、勝手に成長していると思い込み、結果、本当に大切なことはわかっていなかった…


「正しいわたし」「可哀そうなわたし」でいなければ、自分を保てなかったし、ありのままを受け止めるだけの強さがなかった…

ま、若かったし、その時は、それなりに必死に生きていたから仕方なかったのですが…

だからこそ、いまは、どんな時も、ありのままの自分を認めて、許して、愛することが、何よりも大切なんだと気づいています。